静岡県藤枝市(旧 岡部町)東海道岡部宿 大旅籠「柏屋」さんに行ってみた!

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(この記事の最終更新日は、2019年6月7日です。)

こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。

さて、このブログでは、旧 東海道周辺に残る史跡をいくつか見て回っています。というか、静岡県中部の江戸時代以降の史跡は、東海道周辺に集まっていますので、史跡を見て回ると自然と東海道に沿った感じになるのです。

街道に人が集まっているのですからある意味当たり前ですね!

さて、今回のターゲットは、静岡県藤枝市(以前は岡部町という町でした。)にある、旧 東海道の宿場町 「岡部宿」です。

岡部宿は、以前「とろろ汁」でリポートした、丸子宿の隣。宇津ノ谷峠という厳しい山道を超えた所にある宿場町です。

岡部宿も、ほとんどの建物はなくなってしまいましたが、昔の旅籠である、「大旅籠柏屋」さんが、保存されて見学可能になっています。

それ以外は、本陣の後が広場になっていたり、大旅籠柏屋さんの周りが、ちょっとした史跡公園みたいになっています。

大旅籠 柏屋さんへの行き方

岡部宿は、旧東海道沿いにありますので(当たり前の話ですが。。)行き方はとても分かりやすいです。

バスも、JR藤枝駅からとJR静岡駅から出ています(どちらかと言うと藤枝駅から行くことをお勧めします。)ただ、藤枝駅からの所要時間は、30分くらい。。鉄道(東海道本線)のルートから少し離れている事もあり、公共交通機関で行くのにはちょっと不便な場所にあります。

広い駐車場も完備していますので、自家用車で行くのがお勧めです

今回は、藤枝駅方面から、自家用車で「大旅籠柏屋」を目指します。

ちなみに、駐車場は、ちょっと離れたところにあるので注意が必要!

静岡方面から来ると、見やすい看板があるのですが、藤枝方面から走ってくると、ちょっとわかりずらいのです。

静岡方面から来ると、こんな看板があります。

駐車場は、街道から西側に行ったところにある川沿い。岡部宿の本陣跡がある交差点を曲がって、川の方に行けばすぐに見つかります。

駐車台数は30台ほど。バスも止まれるようになっています。山猫が訪れた時は、半分くらいは埋まっていた印象。いっぱいになってしまう時もあるのかもしれませんね。。

駐車場は、見やすい看板もあるので、近くまで行けば迷う事はないと思います。

駐車場には、トイレもあります。

「大旅籠柏屋」には、トイレが複数個所あるので、困る事は少ないかなと思いますが、ちょっと寒そうなので、小さい子どものおむつ替えには厳しいかなあ。

駐車場から、柏屋さんまでは100mくらい。岡部川にかかる橋を渡ればすぐそこです。

信号の向こうに見えてきたのが、旧 岡部宿の本陣跡になります。と言っても外壁だけで、中の構造物はありません。(地面に建物の基礎があった場所が描かれています。)

とりあえず、本陣跡から見学をスタートさせてみましょう!

岡部宿内野本陣史跡広場 大旅籠柏屋を見学します。

岡部宿内野本陣史跡

東海道岡部宿の、本陣の跡地を一部復元したものです。

ちなみに「本陣」とは、wikiによると・・・

江戸時代以降の宿場で、大名や旗本、幕府役人、勅使、宮、門跡などの宿泊所として指定された家。原則として一般の者を泊めることは許されておらず、営業的な意味での「宿屋の一種」とはいえない。宿役人の問屋や村役人の名主などの居宅が指定されることが多かった。また、本陣に次ぐ格式の宿としては脇本陣があった。

だそうで、宿場町の中心的な建物が割り当てられていたことが想像できます。

今回、見学するのは、本陣跡とその隣にあった旅籠、柏屋さんという事になります。

ちなみに旅籠という言葉も、江戸時代の宿場町には必ず登場しますが、こちらは一般人が止まれる宿泊所の事。今で言う、旅館やホテルと思って大丈夫です。

それでは、本陣の中に入ってみましょう!

門は立派に復元されていますが、、中はと言うと、

地面に区割りが示されているだけの広場になっています。

この先建物を復元する予定なのかな?と思ったのですが、藤枝市のHPを見ると、ここは広場として整備したようで、この先、建物を復元する予定はないみたいですね。。

でも、奥の方に、いくつか昔風の建物が立っています。そちらに行ってみる事にしましょう。

立派ななまこ壁の建物は、文化財の収蔵庫として作られています。

あと、お蕎麦屋さんもありました!

今回は、食事をする時間がなかったので、食事処はパスして、横の建物に行ってみます。

岡部町は、雛人形で有名なのですが、ちょうど、雛人形を飾る季節に当たっていたようで、収蔵庫の中の、珍しい雛人形を見る事が出来ました。

手前の物は、御殿雛と呼ばれるものらしく、人形もさることながら、飾ってある建物がすごい事になっています。

この時は、知らなかったのですが、柏屋さんの中には、もっとすごい物が展示してありました。

この広場の片隅には、池があるのですがその脇に、水琴窟があります。

でも、全然音が聞こえないので、水を流していないのかと思いきや、、

横に立てかけてある竹の筒を、水琴窟の入り口に当ててみると、、

何とも言えない、美しい音色が!

ずっと聞いていたくなるような素敵な音でした!

この場所を訪れた際は、忘れずに水琴窟の音に耳を傾けてもらいたいです

色々回り道をして、ようやく柏屋さんに向かいます。

大旅籠柏屋

営業案内

開館時間
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日
月曜日及び年末年始(月曜日が祝日の場合はその翌日)

入館料
大人 300円(中学生以下は無料)

団体20名様以上…240円
障害者手帳をお持ちの方及び介助者の方は無料です。
玉露の里との共通券…700円

※ 玉露の里というのは、朝比奈川の上流にあるお茶(玉露)をテーマにした施設の事。柏屋さんとは、かなり距離があるので、自家用車で来ている人以外は、共通券を買っても困ると思います。

入館料の支払い。

柏屋さんの入館券は、向かって右側の建物で購入する必要があります!

柏屋さんに入っても買えないので注意しましょう。まあ、隣の建物なので買いに戻っても大した手間はないのですが。。

入館券販売所の看板が出ているこの建物で、券を買ってそれから、柏屋さんに向かいます。

ひな祭りの特別展示が行われていました。

山猫は、詳しく知らずに行ってしまったのですが、毎年この季節に、所蔵品の雛人形が展示されるのだそうです。

とても珍しい物なので、この雛人形を見るために来るという人が多いのだとか。。

そしてこのひな祭りの最大の、見せ場が、等身大の雛人形の展示なのです。

毎年見せ方は違うそうで、今年は初めて5段飾りにチャレンジしたそうです。

案内の人がすごく詳しく教えてくれるので、とても勉強になりました。

面白いのは、最下段にいる、仕丁(しちょう)の三人。

人形職人さんの遊びごころのせいで、かなり酔っぱらってしまっています。

まあ、お祝いの席ですから、ちょっとぐらい羽目を外してもいいですよね。

ちなみに、今年(2019年は5段飾りにしましたが、来年以降どうするかはわからないとの事。気になる人は、今年(4月7日まで展示されています)行ってみたらいかがでしょうか?

さて、入り口の、等身大雛人形で十分ビビった所で、奥に進んでいきます。

今度も特別展示の、御殿雛です。

この部屋は、一般のお客さん向けではなく、身分の高い人用のVIPルームだったみたいです。

普段は、雛人形は置かれていないのですが、今は、立派な御殿雛が飾られています。

写真だと見づらいですが、40体ぐらいの人形が、御殿の周りをうろうろしています。

正直な所、よくこんなのつくれたなあ!という感じです。

2階に上がると、東海道中膝栗毛の、弥次さんと喜多さんが食事中。江戸時代の宿泊風景が再現されています。(小説の中の弥次さんと喜多さんは、相良屋という宿に泊まったはずなのですが、、まあ大井川が増水して(川留)しばらく岡部宿に滞在していたみたいなので、柏屋に泊っていても不思議ではありません。)

ちなみに、岡部の名物は「豆腐」。もともと、豆腐の事を宮中の女房言葉では「御壁」と呼んでいて、地名が同じ読みの「岡部」も豆腐というイメージになり、結果的に名物になったとの事です。

この、旅籠は、旅籠の中ではかなり高級な部類だったと説明がありました。

家の構造がよくわかる天井。以前はこの柏屋さんは、一般の民家として使われていたらしいのですが、それを修復して、文化財として再生したそうです。

元の建物が建てられたのは江戸時代。修復はされていますが、構造は建造当時のまま。

古民家としても見ごたえがあります。

これは、2階から1階に降りる階段です。

なんで、こんな急な階段をしつらえるのでしょう?昔の人はこれぐらいの傾斜は、なんの問題もなかったのかな?

私はへっぴり腰で、しずしずと降りていきました。。。

柏屋さんの中には、この手の資料館お馴染みのジオラマとか、

解体、復元の様子とか、、(なんと、この柏屋さん。元の場所から2.5mくらい奥に建物ごと移動しているそうです。建物がそっくり移動できるなんてすごいですよね!)

柏屋さんの歴史の展示とかがあります。

個人的には2階から、1階を見たこの景色が気に入りましたよ。

柱を組んだ下に、等身大の雛人形が見えます!

これで、大旅籠柏屋の見学はおしまいです。

駐車場に戻って、河の向こうを見ると。。

造り酒屋の初亀酒造が見えました!初亀酒造がこの地に移ってきたのは明治元年なので、江戸時代には、まだなかった(静岡市にあったそうです。)のですが、、それでも明治元年ってかなり昔ですよね。静岡のおいしい地酒を作ってくれている蔵の一つです

まとめ

今回は、静岡県藤枝市(旧 岡部町)の、東海道の宿場町「岡部宿」を取材しました。

大旅籠柏屋さんだけかと思っていたのですが、周辺施設もかなり充実していて、おすすめ出来る観光地になっているなと感じました。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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