星の写真ってどうやって撮るの? 夜空の撮影の第一歩を解説します。~山猫の写真講座~

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こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。

最近、写真についての記事を何本かアップしているせいか、写真の撮り方の質問をいただきます。

今日はその中から、夜空の写真の撮り方の基本の「き」をお届けします。

ねえねえ山猫さん。

山猫
山猫

今日はどうしましたか?

昨晩、星が綺麗だったからカメラで撮ってみたの。。

でも、星が全然写らなくて。。

どうやったら、星の写真が撮れるの???

山猫
山猫

星の写真撮れたらいいよね!ちなみにどんな写真が撮りたいの?

例えばこんなの!

星空

山猫
山猫

うーん。。この写真を撮るには、かなりの予算と、技術が必要だなあ。。もうちょっと敷居を下げた方がよさそうだよ!

どんな写真なら撮れるの?

山猫
山猫

例えばこんな写真はどうかな?

すごーい!綺麗!!星が線になって写っているのね!

山猫
山猫

もちろん、こんな素敵な写真はなかなか撮れないけど、、

今日教える技術と道具で似たような写真は撮れるのだよ。

教えて、教えて!

という事で、今回の記事では星の撮影の基本セットについてお話していきます!

星空の撮影は難しくない。。でも、最低限の道具が必要。。

星空の撮影は、ものすごい高価な機材が無くても大丈夫。(もちろんお金を掛ければもっと高度な撮影ができるわけですがそんなこと言ってもキリがありません。。)

でも、皆さんがいつも使っているスマホのカメラでは、星空はキレイに写らないのです。。。

また、コンパクトデジカメ(コンデジ)でも、絞りとかシャッターを自由にコントロールできる機種以外では難しい。。

まずは、これさえあれば撮影を始められる!「星空の撮影に必要な道具をご紹介していきましょう。。」

星空撮影の基本道具3点セットのご紹介

星空撮影のポイントは、ずばり「星空ってすごく暗い」という事。

そりゃそうだと言われそうですが、実はこれが一番大事な事なのです。

カメラと言うのは簡単に言えば、フィルム(最近は電子のフィルムですが)にいい塩梅に光を貯める機械。フィルムにちょうどいい光を当てると、いい感じの写真になるわけです。

でも、星空ってすごく暗いですよね。。星もまぶしいほど明るいわけではありませんよね。

このわずかな光をフィルムに貯めるには・・・・そうなんです。光がフィルムに溜まるまで、ずーとシャッターを開け続ける必要があるのです!!

山猫も夜空の写真を撮りますが、長い時は1時間くらいシャッターを開けっぱなしにすることもあります。

要するに星空の撮影では、シャッターを開けっぱなしにする機能が付いているカメラを選ぶ必要があるのです

1.カメラは、一眼レフかミラーレス一眼を選べばOK

シャッターを開けっぱなしにする機能の事を、B「バルブ」と言うのですが、まず確認しなければいけないのが、自分が持っている、or 買おうとしているカメラにB「バルブ」の機能が付いているかどうか。。

バルブ機能が付いていないと、星空の撮影は難しいのです。。。

今、各社から販売されている、一眼レフカメラやミラーレス一眼は、ほとんどの機種でバルブ撮影ができますので、これからカメラを買う方は、バルブ撮影ができるカメラを選びましょう。。

ちなみに、山猫が使っているのはこの機種。


OLYMPUS ミラーレス一眼 OM-D E-M10 MarkIII EZダブルズームキット シルバー

※実際は、もう一世代前なのですが、もう世代交代してしまったので。。

ちなみに、レンズは交換出来た方が良いです。

※※ レンズですが、最初はカメラと一緒に買うズームレンズでも大丈夫。標準ズームで沢山写真を撮って欲が出てきたら、自分の好きなレンズを揃えるという考えでいいと思いますよ!

ちなみに星空を撮影するときななるべく、広角側(広い範囲を撮れるレンズ)を選ぶ方が失敗が少ないです。望遠レンズの方が、遠くの物を拡大出来て良い気がするのですが、望遠レンズは扱いが難しいので、なるべく広角(ズームだったら広角側)で始めるのをお勧めします。

2.シャッターを遠隔操作する「レリーズ」は必須アイテム

シャッターを押している間、ずっとシャッターが空きっぱなしになるバルブ[B]。

10秒20秒なら、カメラのシャッターを押し続けるという手もあるのですが、、

手も疲れますし、カメラをずっと触っているとどうしてもブレてしまいます。

という事で、カメラに触らなくても、シャッターが切れる、「レリーズ」というパーツが必要になるのです。

このレリーズ。。今のカメラはメーカー毎(機種ごと?)にレリーズが違うので、自分の持っているカメラにあったレリーズを選ぶ必要があります。

ちなみに、山猫が使っているレリーズがこれ。。


OLYMPUS リモートケーブル RM-UC1

ちなみにレリーズには、バルブロックという機能が付いている物がほとんど。このバルブロック機能が付いているレリーズの場合、レリーズをずっと持っていなくても良いのです。

シャッターを開いたら、そっとその場を離れて、お茶でも飲んでいると、ブレが抑えられるし、休憩もできるので一石二鳥なんですよ!

3.カメラをしっかりと固定。「三脚」が無いと、ブレてしまいます。

星空を撮るためにどうしても必要になるのが、三脚。しかもある程度の重さが無いと、風でブレてしまう事も。。

まあ、あまり重たい三脚を持ち歩くのも大変なので、最初はほどほどの重さの物で始めて見るのが良いと思います。


Velbon 三脚 Sherpa 345 II BLACK 4段 レバーロック 脚径20mm 小型 3Way雲台 クイックシュー対応 アルミ脚 400284

山猫が使っているのは、Velbonという国産メーカーの物。三脚を買うのなら、VelbonかSLIKというメーカー品をお勧めしますが、、まあ、お店で触ってみて、これはさすがに華奢だろう。。という物を選ばなければ、最初はOKだと思います。

道具さえ揃えればあとは撮るだけ!

とその前に、、カメラを扱う上で「絞り」と「シャッター」の関係を知っておく必要があります。

星空撮影では、シャッターは開けっ放し(B)なのでそれで良いのですが、、「絞り」は知っておく必要がありますね!

絞りと言うのは、レンズについている、光を制限する装置。

昼間、明るい時は、レンズを小さくして、光の量を少なくするわけです。それ以外にもボケのコントロールとかいろいろあるんですが、ここでは割愛。

※詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ!

写真の背景をブワーとボカすにはどうするか??!(パート2)山猫の写真講座
写真の背景をブワーとボカすポイントは絞りを上手く使う事!この記事では、絞りやシャッターの基礎と、絞りをコントロールするにはどうしたらいいかを解説していきます。カメラ初心者さんおすすめの記事です!

ここでは結論だけ!

星空の撮影では、絞りは開放(一番小さい数字)が、一段絞った所に設定する

開放の絞り値は、レンズによって違います。一般的にズームレンズは開放の絞り値が大きい。ズームではない単焦点は、絞り値が小さい事が多いです。

星空を撮るときは、出来るだけ多くの光を取り込みたいので、レンズは開放(一番多くの光を取り込める)が基本になります。

但し、レンズは、開放の時よりも、ちょっと絞った方が性能が良い場合が多いのです。

とりあえず開放で撮ってみて、周辺がボヤっとしているなと感じたら、一段絞りの数字を大きくしてください。だいぶ写りが変わると思いますよ!

最初は、なるべく広角 絞り開放 シャッター30秒くらいで撮ってみましょう

まずは難しいことを考えないで、カメラを三脚に乗せてセッティングしたら、

・ズームはなるべく広角側(広い範囲が撮れる側)

・絞りは開放(なるべく数字が少ない)

・シャッターを開けている時間は30秒くらい

で撮ってみましょう!

・・・・

どうですか? 雑誌の写真のようには撮れていないかもしれませんが、

沢山の星が写っていたら成功です!

では、次はシャッターを開けている時間を少しずつ長くしていきましょう!

シャッターを開けている時間を長くすると・・・星が動き始めます!

30秒くらいシャッターを開けた場合は星はほとんど点ですが、シャッターを開けている時間を長くしていくと、、星が動き始めます! これは、なんでかと言うと

地球が回っているから!」なんです。星も太陽と同じように、東から西へ移動しています。

上の方で乗せたこの写真

この写真は、1時間くらいシャッターを開けているのです。下に写っている山は動いていないのに、星が線になっているのは、シャッターを開けている間に星が動いたからなんです!

星の動きを一枚の写真にできるなんてすばらしいですよね!

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まとめ

今日の講座はこれでおしまいにします。

星空を上手く写すなんて無理!と思われる方もいると思いますが、ちゃんと道具を揃えれば難しいものではありません。一眼レフやミラーレス一眼が家にあるのなら、話はもっと簡単!

あとは、レリーズと三脚さえ揃えれば、星空撮影の準備が整うのです!

実は、今回ご紹介した星空撮影きっと。。夏の花火撮影にもそのまま使う事が出来るのです!

この先、いろいろとアイテムを追加していくと、もっともっときれいに星空が撮れるようになるのですが、、まずは、最低限の道具で星空を撮れるというところまで解説しました。

次回は、動いている星を自動的に追いかける機械をご紹介しようかと考えています。

~今回ご紹介した商品はこちら~

以上最後までお読みいただきありがとうございました!

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