(この記事の最終更新日は、2020年4月28日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
今日は、災害時の非常食のご紹介。

今までも非常食の紹介はやってきてるよね?今度は何かな?
このブログでは、今までも災害時の非常食を紹介してきました。

アルファ米のごはんや、カレーを紹介したりしてたよね!

日本の食事と言えば、「米」と「おかず」。。
だから災害時にも食べられる「米」は戦前から研究されてきたんだ。。
でも、、今はコメのごはんだけじゃなく、「パン」を主食としている人も多いよね!

そうだね!うちも朝はいつも「パン」だね!
そうか!パンって、買ってきてもすぐに傷んでしまうから保存ができないね!
そうなのです。乾燥させて長期保存が可能になった米にくらべ、日持ちのしない「パン」は、なかなか非常食にできなかったのです。
非常食用のパンの開発は、阪神・淡路大震災の後から・・・
基本的に、保存がきかない「パン」。
でも、普段パン食の人は、災害時でもやっぱりパンが食べたいですよね。。
ただでさえ、慣れない生活をしなければいけない、災害時の避難。。。
食事も贅沢は言えませんが、、でも、もし手に入るのなら自分の好みに合ったものを食べたいですよね。。
非常食用のパンの開発が始まったのは、1995年に発生した、阪神・淡路大震災の後。

そんなに、昔の話ではないんだね。。
阪神・淡路大震災の時、栃木県のパンメーカー「パン・アキモト」が柔らかいパンを現地に届けようと、輸送を試みたのですが、、、
運んだパンの3分の2が輸送中に傷んでしまうという結果になったそうです。
その経験から、「長期保存が出来る、柔らかいパン」を作るという発想になったとの事。
「パン・アキモト」が、缶詰に入ったパンを開発、販売したのは、1995年。。
今から25年前という事になりますね!
そういえば、東京の井之頭公園に、缶詰パンが売っていました。

実は、東京都の郊外にある、井之頭公園という大きな池のある公園に、缶詰パンの自動販売機があったのだ。。
山猫が昔住んでいた、東京都の武蔵野市に、井之頭公園(東京では有名な公園です。)があるのですが。。
なぜか、この池のほとりに、缶詰パンの自動販売機があったのです。

いつごろの話?

うーん。正確には覚えていないのだけど、私が見つけたのは2005年くらいだったかなあ。
試しに買ってみたんだよ。。

買ったんだ!!味はどうだったの?
どう考えても、普通にパンを買った方が安かったのですが、缶詰に入っているパンがどんなものか?と思って買ってみたのを覚えています。
肝心の味はと言うと、、、確かに、長期保存しているパンと考えると、すごいな!と思える味だったのですが。。

正直な所、普段から食べたいとは思えなかったな。。
ぱさぱさしていて、飲み物が欲しくなったよ。。
でも、非常食として考えれば、かなり優秀だと思ったよ!
後から調べてみると。。。
井之頭公園の自動販売機に缶詰パンを収めていたメーカーは、静岡県にあった、「株式会社岡根谷」というメーカーが作っていたパンだったようです。
過去形で言ったのは、このメーカーがすでに無くなってしまっているから。。。
では、井之頭公園の缶詰パンの自動販売機が撤去されているかと言うと・・・
そんなことはなく、今は、元祖、缶詰パン「パン・アキモト」の缶詰パンが売られています。
もし、缶詰パンに興味があって、多摩地域に住んでいるのなら、、井之頭公園の自動販売機で試し買いしてみたらいかがでしょうか?
ちょっと記憶があいまいなのですが、吉祥寺駅から、公園方向に歩いていった場合、公園に入った所にあった気がします。

場所も変わっているかもしれないね。。
だいぶ昔の記憶なので、間違っていたらごめんなさい。。
生まれてから25年の缶詰パン。いつの間にか「保存食」の主役に!
阪神淡路大震災の後生まれた、缶詰パン。その後災害が起こる度に現地に運ばれ、徐々に認知度が上がってきました。
もちろん、味も大進化!
山猫が最初に食べたときは、ちょっとぱさぱさで食べにくいな・・・という感じだったのですが、最新の缶詰パンは違います!
缶詰からだして、お皿に載っていたら、近所のお店で買ってきたパンと区別がつかないぐらい。。ほんとに美味しくなっているのです。
ちなみに、現在、缶詰パンを製造しているメーカーの内、山猫がおすすめするのがこの2社
缶詰パンの元祖・・・「パン・アキモト」
やはり、最初にパンの缶詰を開発、発売した「パン・アキモト」は外せません!
NASAの宇宙船にも搭載されているアキモトの缶詰パン。信頼感があります。
賞味期限や約3年(37か月)とにかく、食感が良くて美味しいと評判になっている缶詰パン。

フルーツ系のパンが多いから、子どもは喜ぶと思うよ!
京都祇園発祥のパンメーカーが缶詰パンに参入・・・「ボローニャ」
京都、祇園にあるデニッシュパンが有名なボローニャが、缶詰パンの販売を始めたのが、2007年。
もともと保存に向かない「パン」を缶詰にした缶詰パン。
いくら缶詰にしても、長期保存を実現するのはとても困難だそうです。だから、普通に売られているパンよりも、品質が劣っても仕方ない・・・
そんな考えを覆したのが、「ボローニャ」さんが販売している「缶詰パン」
パンが好きな人にぜひ試してほしい衝撃の一品です!賞味期限は、3年6ヵ月!

正直に言うと、、非常食にしとくのはもったいない味だよ!キャンプに持って行って、朝食にしてもいいなと思う。
登山でもいいね!ちょっと缶がかさばるけど、リュックに入れてもつぶれないのがいいね!
ちなみに、「ボローニャ」さんは、さらに消費期限が長い、こんな商品も発売しています。
なんと、商品期限は、5年6ヵ月! 備蓄を重視して考えるのならこちらの商品も良いと思います!

缶詰パンでもローリングストック
山猫がおすすめしている非常食の備蓄方法が「ローリングストック」
これは、一定の在庫を倉庫にしまっておいて、、定期的に古い物を消費して、食べた分を補充するという考え方。
もともと、賞味期限が短いパンは、非常食の備蓄には向いていません。

普通のパンは、1週間も持たないからね。。しかたないね。。
でも、缶詰パンは、賞味期限がものすごく長い非常食に向いているパン。。

でも、賞味期限が長いんだったら、ローリングストックをしなくても良いのでは?

確かにそうなんだけどね。。でも3年とか5年とかって、倉庫にしまっておくと、すぐにたっちゃうんだよ。。
実際、このブログを書いている山猫は、東日本大震災の後に非常食を買い込んだのですが、、2016年には、全部賞味期限切れになってしまいました。。。(5年たったのです。。)
だから、賞味期限が長い「缶詰パン」も、ローリングストックするのがおすすめなのです!
まとめ
今回は、災害時の非常食・・・「パンの缶詰」をご紹介しました。
災害時なのだから贅沢は言うな!という声もありますが、、山猫は災害時だからこそ、美味しい食事を!と考えています。
だって、ただでさえ辛い状況なわけですから、、食事くらい、美味しい物が食べたいですよね!
今回ご紹介したパンの缶詰。非常食として保存しておくのはもったいないレベルのおいしさ!
是非、非常食のリストに加えてほしいなと思います。

今回ご紹介した二つのメーカー。。どちらもすごく美味しいから、両方食べてみて、好きな方を選ぶのがおすすめだよ!
~今回ご紹介した商品はこちら~
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
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