(この記事の最終更新日は、2020年3月5日です。)
こんにちは!山猫のネットショップ開業講座 管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
今回は、これから「ネットショップ」を始めたい!という人のために・・・
そもそもネットショップってどんな仕組みなの?という所から解説するという内容だよ!
このブログを書いている山猫は、ネットショップのオーナーを8年くらい続けている、ネットショップに関してはまあまあの知識を持っています。
なんでも聞いて!って言いたいけど、そこまで自信はないかな。。
もう!もっと強気にいかないと、読んでもらえないよ!
実は、この記事は連載記事の2回目。
1回目は、小さな飲食店や雑貨店が、ネットショップに挑戦するときに何を売ればいいのか?というテーマでお話しました。
もしご興味がありましたら、↑の記事からご覧ください!
そもそも、ネットショップ(ECサイト)ってどうやって作るの?
山猫さん。こんにちは!今日もお願いします。
さっそくですが、ネットショップってどうやって作るんですか?
そうだね!結論を先に言うと、ネットショップのシステムを自分で全部作るのは、普通の人には無理なんだ!
プログラムのプロの人は作れるかもしれないけど・・・
ネットショップで物を売ろう!と思っている人のほとんどは、パソコンを使うのでやっとこさだからね!
私、パソコン使うのも苦手です。。
そんな私でも、ネットショップ出来ますか?
今なら出来るよ!しかも、20年前に比べたら、圧倒的に安く出来るようになったんだ!
ネットショップのシステムを、無料で使えるサービスも出てきているんだよ!
ネットショップのサービスって何ですか?
そうだね!具体的な業者の話をする前に、ネットショップで必要な機能について説明するね!
ネットショップに絶対必要なのが「カートシステム」
最初に、ネットショップで買い物するときの事を考えてみよう!
ブログとか普通のホームページに無くて、ネットショップにあるのは何だろう?
えーと・・・「買い物かご」かな?
実は、ネットショップで便利に買い物できるようになった立役者が、「買い物かご」
好きな商品を、選んでいくと、自動的に買い物かごに入って・・・
そのまま、クレジットカードや代引きなどで、決済ができますよね。
今では信じられないけど、最初の頃のネットショップは、商品見本だけ並んでいて・・・
注文は、メールやFAX、電話でやっていたんだ!
それはすごい手間だね!
手間がかかるって事は、売れない!って事でもあったんだよ。
どうしても欲しくて、絶対買う!というお客さんなら、めんどくさくても買うけど・・・
どうしようかなあと思っている人の場合は、手順が複雑だなあと思ったらページを閉じてしまうんだ。。
確かにめんどくさい!って思っちゃったら買わないかも。。
買い物かごから、決済処理までをスムーズに行う仕組みを
「カートシステム」とか「ECカート」
とか呼んでいるんだ。
ちなみに、販売する側(お店側)から見ても、カートシステムの使い勝手は最重要!
お店のコンピューターに、注文者や住所、注文内容などの情報がどんどん貯まるわけですが、
ここで、ミスが発生すると大変!発送漏れや、注文間違いなどが発生すると、お店の信用がガタ落ちしてしまうのです。
なるほどー。しっかりしたカートシステムを導入する必要があるんですね!
そうなのだ!このカートシステムを提供している業者の代表が、
「モール型ネットショップ」と「ショッピングカートASP」なんだ。
実を言うと、「モール型ネットショップ」と「ショッピングカートASP」
出来る事はほとんど一緒。カートシステムの機能も、ほとんど変わりはありません。
そうなんですか。。じゃあ何が違うんだろう?
ネットショップを始めるのなら、、「モール型ネットショップ」と「ショッピングカートASP」どちらかを利用するのが基本。
ネットショップという仕組みが、出来始めたころは、多額のお金を使って、カートシステムを自社開発する企業もあったのですが、、
超高機能で使いやすい、カートシステムが安価で使えるようになった現在、自分でカートシステムを作る意味は、ほとんどありません。
今あるカートシステムでは出来ない、革新的なカートシステムを作るぜ!っていう人はチャレンジしてね!
一般人は、モール型か、ASPのどちらかのカートシステムを借りた方がいいって事ですね。
モール型と、ASP 何が違うの?
では、ようやく今日の本題!モール型とASPの違いについて説明するね!
モール型の特徴
「モール型EC」とも呼ばれるモール型について説明していきますよ!
そもそもモール型って何ですか?
店長さんは、ショッピングモールって知ってるでしょ?
イ〇ンモールや、ラ〇ポートとかあるよね。
知ってますよ!いろんな専門店が集まって入っている所ですよね!
たまに行きますよ!
モール型と言うのは、まさにインターネット上のショッピングモールなのです。
有名なショッピングモールは、↓の3つ
どれも有名だから、名前は知っているんじゃないかな。
買い物した事あります!
そっか、
アマゾンとか楽天に、出店するのが、モール型なんですね!
ショッピングモールに出店するメリットがこちら!
モール型のメリット
・とにかく集客力がある!
モール型は、とにかく集客が楽。
アマゾンや楽天、Yahoo!ショッピングなどは、常にお客さんがいっぱい!
つまり、お店の前をお客さんがたくさん通っている状態で、商売を始める事が出来るのです。
確かに、ネットで買い物するときって、Amazonや楽天のサイト内で買い物しますよね。。
・信頼感がある!
ネットショップって、実店舗が見えないから・・・
ほんとはどんなお店なんだろう?って心配になることない?
あるある!ちゃんと商品送ってきてくれるのかな?とか、騙されていないかな?って心配になるよ!
でも、その店が大きなモール内で出店してたら、なんとなく安心だよね!
そうだね!万が一トラブルになっても、運営元に文句言えるしね!
つまり、モール型に出店しているというだけで、安心して買い物をしてくれる可能性が高まるのです。
なるほどー!
ショッピングモールに出店ってすごいですね!
でも、デメリットもあるんですか?
では次に、モール型のデメリットを・・・
モール型のデメリット
・出店料 手数料は高め
やっぱり、立地が良いと場所代も高いのだ。。
そりゃそうか。。
具体的な金額は、日々変わるので、ここでは書けませんが・・・
月々の家賃(出店料)と、販売手数料がかかるのが普通。
(※ Yahoo!ショッピングは、出店料がかからない(2019年情報)ので、比較的安価にモール出店が可能なのです。)
・ショップの名前を覚えてもらえない
モールで買い物をしたときって、買ったお店覚えてるかな?
えー!覚えてないよ。Amazonで買ったとか、楽天で買ったとかしか分からない。
っていうか、Amazonって自分で商品売ってるんじゃないの?
特にAmazonは、分かりにくいよね。Amazon自体もお店を持っていてバリバリ売っているからね!
モール型に出店していると、なかなか「自分のお店」を知ってもらえないという弱点があるのです。
モール型まとめ
モール型のメリットは、その集客力と知名度。
有名モールに出店するだけで、ある程度の顧客を確保することが可能です。
ただ、出店料は高めなので、ある程度の個数を販売しないと出店料も回収できないという事態に。。
さらに、店舗間の価格競争が発生しやすいというデメリットが、、これは、特定の「お店」で買っているという意識が弱いから。
「あのお店で買おう!」ではなく、「ここが一番安いから買おう!」という意識になりやすいのです。
つまり、モール型に出店した場合は、多数の商品をバリバリ売って利益を出す。というビジネスモデルになるのです。
メリット・デメリットはあるけど、お客さんが来てくれるというのは嬉しいですよね!
では、次に、ASP型について説明していきます。
ASP型の特徴
本来は、自社ECサイトの一つであるASP型・・・最近は、自社ECサイトにカートシステムASPを使用している事がほとんどなので、ここでは同じ物として説明します。
いきなり何言っているのか分からない!
言葉の説明だから無視していいよ!
ASPと言うのは、カートシステムを貸してくれる業者の事なんだ。
モール型との違いは何かな?
モール型は、大きなショッピングモールの一角に場所を借りるというイメージだけど・・・
ASP型は、郊外に自分の店を立てるイメージなんだ。
自分の店感は、ASP型の方がありそうね!
ASP型のメリット
では、ASP型のメリットを説明するね!
・コスト(出店料・手数料)が安い!
ASPにもいろいろあって、比較的出店料が高いASPとか、出店料無料!をうたうASPがあるのですが、いずれにしてもモール型に比べれば安価なのが普通。
つまり、ネットショップをやったけど、月々の使用料ばっかりかかってどうしようもない。。という事にはなりにくいのです。
・ちゃんと「お店」として認識してもらえる!
モール型と違って、このお店で買い物している!って意識を持たせやすいのが、ASP型のメリット。
もちろん、どのようなお店を作りこむかによっても変わってきますが、「ただ物を売っている場所」ではなく、「店長さんの考えや、お店の雰囲気」なども表現することが出来ます。
さらに、インターネット上の自分だけの屋号(独自ドメイン)を使う事が可能。
独自ドメインって何ですか?
例えば、この山猫の雑記ブログのドメインは、
「yamaneko-blog.com」
なんだけど、このドメインは自分だけが使える特別な物なんだよ!
インターネット上のお店の名前みたいなものなんですね!
そういう事!独自ドメインについては、また別の記事で説明するよ!
ASP型のデメリット
メリットいっぱいのASP型ですが、もちろん、デメリットもあります。
・集客力がない。。お客を呼ぶための対策が必要!
モール型は、お店の前をたくさんの人が歩いているイメージですが・・・
ASP型は郊外の一軒家。しかも、宣伝しない限り、そこに店があることすら気が付いてもらえない。。そんな状態なのです。
これは苦しい!お店をやってても誰も来ないって可能性もあるのね。。
特に最初はそうだと思うよ!
だから、ASP型の店舗を持ったら積極的に宣伝をする必要があるんだ!
ASP型まとめ
出店料・手数料が比較的安い、ASP型のネットショップ。
しかし、集客が難しいという問題が、、どんな素敵な店で、いい物が売っていても、誰も店に来てくれないのでは意味がないですよね。。
どんなお店がASP型に向いているのかな?
コストが安いから!という理由だけでASP型を選んでも成功は難しいよ。
ASP型のメリットが、「一つのお店」という意識をお客さんにもってもらいやすい点。
つまり、商品を並べるだけでなく、
一つ一つの商品や、この店に、どんなストーリーがあるか。
お店のブランドイメージを、どのようにお客さんに伝えていけるか。。(ブランディングと呼ばれています。)
が勝負になります。
まとめ
今回は、ネットショップの要、カートシステムの話と、
モール型、ASP型のメリット・デメリットについてお話しました。
モール型、ASP型、どちらもメリットデメリットがあるんですね。
そうなんだ。だからどちらを選べば良いという事は言えないよ!
ただ、店長さんのお店のように、ちいさな飲食店や雑貨店が、ネットショップをやってみたい!という話だったら、、
他にはないこだわりの商品だけを売る「ASP型のネットショップ」
をおすすめするよ!
モール型は、集客手段や、使いやすいカートシステム、そして、運営元のサポートなど、至れり尽くせるのサービスが魅力ですが、
ASP型の、「じっくり自分の店を育てていく」という考え方もありだと山猫は考えています。
ASP型を使った時の集客はどうすればいいのかしら?
そうだね!集客はすごい重要なテーマだから、また改めて説明するね!
次回は、個人商店または、小規模店舗のための、ASP業者の選び方の特集記事です!
以上最後までお読みいただきありがとうございました。
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