こんにちは!山猫のネットショップ開業講座 管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
今回もプリンターのお話なんだね。。
ネットショップと関係あるのかな?
今回のテーマは・・・インクジェットプリンターと「互換インク」(要するに純正品ではないインク)の関係について。。
なんで、ネットショップを作ろう!のブログで「互換インク」の話をするかと言うと・・業務でバリバリプリンターを使っていると、インク代が半端ないからなのです。。
私の場合、毎日数十枚~数百枚のプリントをするので、
インクカートリッジがあっという間に減っていくのだ。
ネットショップをやる以上、コスト計算はとっても大事!だからプリンターのインクも出来るだけ安い物=互換インク という流れになるというわけです。
でもね。。互換インクを使うと、メーカー保証は受けられなくなるし、インク詰まりが起こったりするし、良い事ばかりではないと思っていたのだ。
世の中には、「安い互換インクを使ったら、インクが詰まってプリンターが使えなくなった!」というお話がいっぱい!
確かに、私も、純正品を使い続けていた時は全く問題なかったのに、互換品に変えた瞬間に詰まったという経験があります。
じゃあ、互換インクだめなんじゃ。。
そう思っていたんだけど、互換インクでも全く問題ない場合もあったりして、結論は出なかったのだ。
山猫が今まで使ったプリンターは20台くらい。。そのほとんどの機種で互換インクやリサイクルインクを使ってきました。
その経験を今回はサクッとお話したいと思います。
インクが詰まりやすいタイミング・・・それはメーカーを変えたとき
インクジェットプリンターは、購入した時はメーカー純正のインクが付いてきます。
そして、最初に使用するインクは、プリンターに付属しているインクでなければならないのです。だから最初に挿入されるインクは必ず「純正品」なわけです。
山猫の場合、最初の一年は純正品を使う事が多いです。一年間はメーカー保証がありますからね!まあ本体が安いプリンターの場合は、すぐに互換インクに切り替えちゃう事もあるのですが。。
そして・・・いままでの経験上インクが詰まりやすいタイミングは以下の2パターン!
- 純正インクから互換インクに切り替えたタイミング
- 互換インクのメーカーを変えたタイミング
思い返してみると、派手なインク詰まりは、↑の2つのパターンで発生している事がほとんどなのです。
逆に、互換インクであっても、同じメーカーのインクを使い続けている場合は、インク詰まりが発生する確率は低いのです。(良くわからん安いインクを使って、インクが詰まりまくったという経験はありますが、これはそのインクが粗悪だったためでしょう。。)
つまり、インクのメーカーを変えたときに、インクが詰まる可能性が高いという仮説を立てたのだ。
実はインクカートリッジを交換した時って、プリンタヘッドの中には古いインクが残っている状態。そこに違うメーカーのインクが「混ざる」わけです。
違うメーカーのインクが混ざっても大丈夫な場合もあるのですが、多分相性みたいな物があって、一気に固まって、固着してしまう事があるのです。
ほんとにこんな事起こるかな?と思っていろいろ調べてみたら・・・この仮説を裏付ける記事があったよ。。
インク革命:目詰まりの原因になる互換インクの併用(混合)|インク革命.COM
ほんとだ。。インクってみんな同じように見えるけど、
メーカーが違うと、成分がだいぶ違うって事だね。
インクジェットプリンターは、最初は必ず純正インクを使うので、違うメーカーのインクが混ざるタイミングは・・
純正インク → 互換インク
となるわけです。(その後も互換インクのメーカーを変えたら混ざります)
互換インクが詰まりやすいって話は、
互換インクに代えたときに、一時、純正インクと混ざるからという理由が大きいのだ。
でも、最初に必ず純正インクを使うわけだから、プリンタヘッドの中でインクが混ざるのは仕方がないのでは?
実はね。ある時、この仮説にたどり着いてから、いろいろ実験をしてみたのだ。その結果、インク詰まりが起きにくいパターンがあったので紹介するね!
インクのメーカーを変える時に洗浄カートリッジを使うとインク詰まりの確率がグッと減った!
※ 全くインク詰まりがなくなったわけではありません。。あしからず。。
ようするに、他のメーカーのインク同士が混ざらないようにすれば良いと考えたのだ!
そこで思いついたのが、ヘッド内部を洗浄してくれる洗浄液。
私が使っているエプソンのPX-105用の洗浄液はいくつかのメーカーから販売されているのだけど、私が使っているのは「こまもの本舗」「チップス」の二社。正直どちらも良く効くのでどちらかが良いというのは無いです。
見た目は普通のインクカートリッジですが、中身は無色透明の洗浄液が入っています。
つまり・・・こんな感じに使用するのです。
- 純正のインクカートリッジを使用・・・当然プリンタヘッドには純正インクが溜まっています。
- 洗浄カートリッジに交換・・・交換した直後は、純正インクと洗浄液が混ざった状態。
- この状態で、ヘッドクリーニングやテスト印刷を実施・・・プリンタヘッドの中はほぼ洗浄液のみに。。
- 互換インクカートリッジに交換・・・最初は、洗浄液と互換インクが混ざるが、使っているうちに洗浄液は流されて、互換インクだけに。。
なるほど!一回洗浄液を満たすことで、
異なるインク同士が混ざらないようにしているのね!
最初はどうなるかなーと思っていたのですが・・・
インクのメーカーを変える時に、洗浄液を間に挟むようにしたら、インク詰まりが激減したのです!
少なくとも、以前なんどか経験した、インクのメーカーを変えた直後に、完全に詰まってお釈迦になるという事は起こらなくなったんだ。
なるほどね。。
やっぱり、異なるインクメーカーのインクを混ぜるのがヤバいって事か。。
まとめ
今回は、インクジェットのインクカートリッジについてのお話でした。。
大量にインクを使うユーザーの場合、純正インクではなく、互換インクやリサイクルインクを使いたくなります。。それは予算が限られているから仕方のない事。。
でも、インクメーカーを切り替えると、インク詰まりが発生して困る。。
でも、インクメーカーの切り替え時に、一旦洗浄インクに代えてから、改めて新しいインクメーカーのインクカートリッジを挿すと、インク詰まりが発生する確率がグンと低くなるというお話でした。
もちろん今回のお話は、山猫の体験談。たくさんのプリンターで試したと言っても、10機種ぐらいだし、使用した互換インクメーカーも限られているので、すべてのケースで当てはまる内容ではありません。
でも、異なるインクメーカーのインクを混ぜると、激しくインクが固まってしまう場合があるのも事実。。(そしてどのメーカーの組み合わせで問題が起こるのか、素人にはわかりません。)
そんな時に洗浄カートリッジを使用するという方法がありますよ!というのが今回のお話の骨子でした。
でも、洗浄剤が入ったカートリッジはすべてのインクに準備されていないという問題もあるのだ。
そんな時は、注射器で直接洗浄剤を注入するという方法もあるのですが。。
ちょっと怖いので、まだ山猫は試したことがありません。。
以上最後までお読みいただきありがとうございました!
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