こんにちは!山猫のネットショップ開業講座 管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
このブログでは、ネットショップを開業する時に知っておきたい情報をいろいろと発信しています。
この記事は、ヤマト運輸(クロネコヤマト)のビジネス用送り状発行システムB2クラウドの使い方を解説しているよ!
ちなみに、今回の記事は連載の3回目!続きの内容となっていますので、ぜひ1回目からお読みください。
1回目2回目の記事では・・・
・ヤマト運輸のB2クラウド送り状発行システムで使用できるプリンターの種類
・基本に戻る・・・レーザープリンターとインクジェットプリンターって何?
・B2クラウドで使うのだったら、レーザーとインクジェットどちらがいい?
・インクジェットプリンターのインクは「顔料」と「染料」があるよ!
という内容をお届けしました。
今の所の結論は、どうなっているんだっけ?
これからB2クラウド用のプリンターを買うのだったら、
・インクジェットプリンター(カラー)
・インクは「顔料」インクを使っている物
今日は、送り状印刷に限らないのですが、シール印刷でトラブりやすい「給紙方法」について解説していきます。
給紙方法は大きく分けて2つ!それが前面給紙と背面給紙
インクジェットプリンターの給紙方式は大きく分けて2つ。。
それが
- 前面給紙
- 背面給紙
です。
前面給紙プリンターとは?
用紙を入れるカセットが前面。つまりプリンターの手前にあるタイプ。
紙の出し入れがしやすいのと、プリンターが後ろに出っ張らないので、最近の主流はこのタイプに。。。
確かに!紙が入っている部分が完全にプリンターの中だから場所を取らないし、用紙に埃が付きにくいよね!
用紙を入れるカセットの設計自由度が高いから、大量の紙をセット出来るプリンターもあるんだよ!
そしてもう一つのタイプが・・・
背面給紙のプリンターとは?
用紙を入れる部分が背面。つまりプリンターの後ろにあるタイプです。ひと昔前はこちらの方が主流だったので、見たことあるよ!って人の方が多いと思います。
後ろにセットした紙が、順番に吸い込まれていくんだよね。
背面給紙のプリンターは、構造上、プリンターの後ろと上に空間が必要なので、最近はあまり使われなくなってきています。
たしかに!プリンターの上が空いているとまだ良いのだけど、
棚の中に設置したりはやりにくいんだよね。
ハッキリ言って、背面給紙のプリンターは、数も減ってきて選びにくい状況になってきています。
では、ヤマトのB2クラウド 伝票出力につかうのならどちらの給紙方法が良いのでしょうか?
B2クラウドに適した給紙方法は「背面給紙」
山猫がこの結論に達したのは、理屈の上でもそうだし、たくさんのプリンターで実験をしてきて、トラブルが少なかったのが、背面給紙のプリンターだからなのです。
前面給紙プリンターの問題点は何だろう?
ずばり、前面給紙プリンターが不利な理由は・・・
- プリンターの中で用紙が大きく曲がる。
- 用紙が一番下のカセットに入っているため、用紙は下から上に持ち上げられる。
多分、この2点が厳しいポイントなんじゃないかと考えているよ。
つまり・・・
シール用紙が一番きつい、シール用紙の曲げが発生する点と、普通のOA用紙よりも分厚くてツルツルしている、シール用紙をローラーが持ち上げるのに苦労するという点。
この2点が前面給紙を不利にしていると考えられます。
背面給紙の、紙の流れは非常にスムーズだからね。後ろから前へ紙がスーと送られてくるので、シールが剝がれにくいのだ!
でも、前面給紙のプリンターでも背面給紙出来るのもあるよね!
もちろんメーカーも、前面給紙が、イレギュラーな用紙のプリントに向いていないのは承知していて、背面から手差し出来るように設計してある物が多いのですが・・・
正直な所、緊急処置的な扱いのプリンターが多いのです。
背面給紙でも1枚しか紙をセット出来ないのは、あんまり実用的ではないよ。
ネットショップでは、何枚も送り状を連続して印刷するからね!
もちろん中には、前面も背面も同じように使えるプリンターもあるので、一概に前面はダメと言うつもりはありません。
ただ、購入時は、背面のスロットにOA用紙が50枚以上入る製品を選ぶ事をおすすめします。
第3回までのまとめ
ヤマトのB2クラウドの送り状発行システムを使いこなすの3回目
この三回のまとめは以下の通りです。
B2クラウド 送り状システム用に新しいプリンターを買うのなら・・・
- インクジェットプリンター
- 顔料インク
- 背面給紙(前面給紙プリンターでも背面給紙が実用的に出来ればOK)
となりました。
いよいよ次回は、B2クラウド 送り状発行システム用にピッタリのプリンターの紹介です。
~合わせて読みたい~
コメント