こんにちは！山猫のネットショップ開業講座 管理人の山猫です。（@yamaneko_solar）
このブログでは、ネットショップを開業する時に知っておきたい情報をいろいろと発信しています。
この記事は、ヤマト運輸（クロネコヤマト）のビジネス用送り状発行システムB2クラウドの使い方を解説しているよ！
ちなみに、今回の記事は連載の4回目！続きの内容となっていますので、ぜひ1回目からお読みください。
1回目～3回目の記事では、B2クラウド 送り状発行システム向けのプリンターに求められる仕様をあれこれあげてきました。そして4回目の記事ではB2クラウドにおすすめのプリンターをご紹介しました。
もう、これで終了でいいと思うけど。。
前回までのお話で、ヤマトB2クラウドにピッタリのプリンターがこの世にほとんどないという事が判明。。
しかも、エプソンのPX-105は、製造開始からだいぶ経っていて、いつまで生産してくれるか怪しいのだ。
なんでこんな事になっているかと言うと、一番大きな原因は、黒もカラーも全色「顔料インク」が必要だからなのです。
最近は、黒は顔料だけど、カラーインクは染料という組み合わせが多いのです。（写真は染料インクの方が綺麗に印刷できるため。。）
そっか。。逆に言えば、黒だけ使う白黒（モノクロ）印刷で良いのなら、選べるプリンターがグッと増えるのか！
という事で、インクジェットだけど、モノクロ（白黒）印刷が可能なのか、調べてみました！
ヤマトB2クラウドの基本仕様は、レーザーはモノクロ インクジェットはカラー
最初に復習しておくと・・・
ヤマトB2クラウド 送り状印刷の基本仕様は、、
- レーザープリンター：モノクロ印刷 × レーザープリンター用用紙（品番323他）
- インクジェットプリンター：カラー印刷 × インクジェット用用紙（品番395）
の組み合わせ。
用紙もレーザー用とインクジェット用で違うんだね。
実は、用紙だけではなくて、送り状のフォーマットもレーザーとインクジェットで異なるのだ。
インクジェット用フォーマット
レーザー用フォーマット
上がインクジェット用のフォーマット。したがレーザープリンター用のフォーマット。
良く見ると、レーザー用はただモノクロになっただけではなくて、インクジェット用とフォーマットが違う事がわかります。
確かに！
時間指定などの書かれ方が違うね！
どうも、インクジェット用に作った送り状を、ただモノクロプリントするだけではダメそうな予感がします。
でも、これ以上は聞いてみないと分からないですよね！！
という事でヤマト運輸のサポートセンターに問い合わせをしてみました。
B2クラウド インクジェット＋モノクロのフォーマットは可能か？
結論を言えば「可能」だそうです。
・B2クラウド上でレーザー用の送り状を作成。レーザー用の用紙にインクジェットでモノクロ印刷。
・B2クラウド上でインクジェット用の送り状を作成。インクジェット用の用紙にインクジェットでモノクロ印刷。
どちらも可能との事。
但し注意点が2つ・・・
- レーザー用の用紙は、もともとインクジェット用ではないため、インクの定着に問題が起こる可能性がある。使用する前に十分テストをして、インクがしっかりと乗る事を確認してください。
- 荷扱いのケアマーク（生ものマーク）もモノクロで印刷されてしまいます。カラーよりも目立たないので、心配であれば、別途荷扱いマークを貼ってください（ドライバーに頼むともらえる）
特に、こわれ物や生ものを出荷するお店の場合、もしもケアマークが見落とされて、商品に問題が起こったら、それこそ大問題！
モノクロ印刷をする場合は、別途ケアマークシールを貼って、ドライバーさんや集配センターの方にアピールする必要がありそうです。
まあ、モノクロ印刷が可能で良かった。
ちなみに、レーザー用の送り状をインクジェットで印刷してみたのだけど、うちにあったプリンターでは特に問題なかったよ。
インクジェットのモノクロ印刷をする場合におすすめのプリンターは？
もちろん、前回紹介した、エプソンのPX-105や、リコーのSG3200は問題なし。
追加でいくつかご紹介していきます！
エプソン PX-S160T
エプソン プリンター A4 モノクロ インクジェット エコタンク搭載 PX-S160T1 (無償保証期間3年/ドキュメントパック非同梱)
カラー版で紹介した、PX-105のモノクロ専用機。ｓらに、インクタンクがカセットではなく、超大容量のタンクになったため、印刷コストがメチャ安になっています。
これは、純粋なモノクロモデルなんだね！
最近は、大容量のインクタンクを備えたエコタンクモデルが主流になってきてるよね。ちょっと商売のやり方を変えてきた感じだよ。
では続いてのモデルは、、今度はCANONです。
CANON：G3360
Canon プリンター 特大容量ギガタンク搭載 A4カラーインクジェット複合機 G3360 テレワーク向け
このプリンターは、カラーの複合機なのですが、背面給紙を採用していて、さらに顔料ブラック！
残念ながら、カラーインクは染料なのですが、送り状をモノクロ印刷すれば、欠点ではなく、むしろ、写真が綺麗に印刷されるとても優秀なプリンターなのです。
しかも、全色大容量タンクを採用しているので、印刷コストが安い！
まさに、ネットショップ運営に最適なプリンターなのです。
やっぱり、カラーで印刷したいことはあるから、モノクロ専用機を買うのは勇気がいるね。。
という事でまとめです。
ヤマトB2クラウドを使いこなす まとめです！
今回は、ヤマトB2クラウドで送り状を印刷する場合、
インクジェット×モノクロ 印刷は可能か？という話をしました。
結論は、
・基本的には大丈夫！でも、荷扱いが見にくいから、心配だったら別途荷扱いシールを貼って対応してね！
という内容でした。
実際に、モノクロ印刷する前に、ドライバーさんに確認してからやってみてくださいね！！
以上最後までお読みいただきありがとうございました！
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