こんにちは!山猫のネットショップ開業講座 管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
このブログでは、ネットショップを開業する時に知っておきたい情報をいろいろと発信しています。
この記事は、ヤマト運輸(クロネコヤマト)のビジネス用送り状発行システムB2クラウドの使い方を解説しているよ!
ちなみに、今回の記事は連載の4回目!続きの内容となっていますので、ぜひ1回目からお読みください。
1回目~3回目の記事では、B2クラウド 送り状発行システム向けのプリンターに求められる仕様をあれこれあげてきました。
その結果がこちら・・・
- インクジェットプリンター
- 顔料インク
- 背面給紙(前面給紙プリンターでも背面給紙が実用的に出来ればOK)
では、今回は、この条件を満たすプリンターを紹介していきます。
と言っても、現実的な価格で、この条件をすべて満たしているプリンターは数少ないのだが。。
実は、一番のネックは、「全色顔料インク」。。黒だけは顔料でカラーは染料というプリンターは多いのですが、全色顔料でしかもお求めやすい価格のプリンターは数少ないのです。
どうしても写真の仕上がりは「染料インク」の方がいいからね。
世の中のニーズに合わせると、カラーは染料になっちゃうのだよ。
という事で、この記事では2種類のプリンターをご紹介します。
ヤマトB2クラウド 送り状発行システム用におすすめのプリンター
おすすめ1:エプソン PX-105
PX-105についてはこちらの記事でも解説していますが、、
背面給紙のみで、4色独立(ALL顔料インク)という今では、珍しい仕様のもの。
非常にシンプルな構成なので、トラブルも少ないとても良いプリンターなのですが、、
設計が少し古いのが気になるところ。発売開始は、なんと2012年。。。もうすぐ発売から10年を迎える長寿プリンターなのです。
最近は、このプリンター結構品薄になっているのだけど、
その理由が分からないのだ。。
家で仕事をする人が増えて、プリンターの需要が増しているのか?
それとも、生産末期で、そろそろ生産を終えようとしているのか分からないのだ。
もちろん、印刷性能や印刷時の音は最近のプリンターにはかないません。
画質は、ビジネス用としては及第点なのですが、印刷速度はかなり遅め。まあ、シール印刷も、まとめて印刷させておいて、自分はお茶でも飲んでいれば、いつの間にか終わっていますので、段取りさえちゃんとしてあげれば、それほど困る話ではありません。
でも、このプリンターの代わりが無いのは困っちゃうね。
そうなのだ。黒だけ顔料、後は染料ってモデルだったら、背面給紙のプリンターもあるんだけどね。。
PX-105が生産中止になったり、PX-105の印刷スピードでは仕事が回らなくなったら・・・
どうしようかなと思いつつ、代わりのプリンターを探していると、思わぬ所で良い製品を見つけたのです。
おすすめ2:リコー SG3200 +マルチシートフィーダーBY1040
2つ目はリコーの製品か。。
リコーのプリンターってあんまり聞かないけど大丈夫かな?
2つ目にご紹介するのは、プリンター業界ではあまり有名でない(きわめて失礼)リコー製のプリンター。
でもリコーって、業務用のプリンターやコピー機ではかなり知られたメーカーなので、個人には知られていないけれど、法人では知名度が高いし、信頼できるメーカーでもあるのです。
なぜ今回リコーに目を付けたかと言うと・・・
ヤマト運輸の営業所に行くとね・・・今は一般のお客さんも、営業所の機械(ネコピット)で送り状を作って、プリンターで印刷しているのだ。
そういえば、ヤマトの営業所でも送り状をバリバリ印刷してたよな。
↓
用紙はB2とはちょっと違う感じだけど、シール用紙には変わりがない。
↓
大量のシール用紙(しかも送り状)をガシガシ印刷しているって事は、送り状印刷に向いているプリンターに違いない!!
と思って、営業所で使っているプリンターの型番を盗み見て帰宅。。
つまり、ヤマト運輸で使用しているプリンターなのです。
でも、このプリンター前面給紙じゃない?
そうなのです。このプリンターは全面のカセット給紙。シール印刷大丈夫なの?って心配になっちゃいますよね。でもヤマトの営業所では、この前面給紙カセットを使ってバリバリ印刷していたので、給紙方法になにかポイントがあるのかもしれません。
プリンターの高さがあるから、紙の丸まり方が違うのかもね!
マニュアルを見ると、このプリンター、ベルト給紙という、普通のインクジェットプリンターよりも、紙送りに強い特徴を持っているようです。
しかも、やっぱり背面給紙が良いというお客様向けにこんなに立派な背面給紙ユニットが!!
この手差しフィーダーをつけると、一気にパワーアップ!!シール用紙はもちろん、いちいちカセットにセットするのがめんどくさい、封筒やハガキなどもガシガシ印刷出来るようになります。
しかも、全色顔料インクだよ!
という事で、B2クラウド 送り状発行システム用としては死角のないプリンターが見つかりました。
価格も業務用としては格安なのがいいね!
まとめ
今回は、ヤマトB2クラウド 送り状発行システムに向いたプリンターを2種紹介しました。
今回ご紹介しているプリンターは、たくさんのネットショップさんでも使われているプリンターで十分おすすめできる製品です!
どのぶりんたーを選んだら良いのかな?と思ったら、今回ご紹介したプリンター悪くない選択だと思いますよ!
これで、B2クラウド関連の記事は終わり!としたいのですが・・・
なんだか選択肢が少ないとおもうのです。だって、おすすめプリンターが2種しかないのですから、今後の事を考えると、心細いですよね。
今、問題になっているのは、黒だけでなくカラーインクも顔料でなければならない事。
なぜかと言うと、ヤマトのB2クラウドはインクジェットプリンターを使った場合、「カラー印刷」が標準だからなのです。
でも・・・インクジェット+白黒じゃだめなの?という点を調査してきました!次回のテーマは、「ヤマト運輸B2クラウドの送り状・インクジェット+モノクロ印刷は可能か」
をお届けします。
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