(この記事の最終更新日は、2020年3月9日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
本日の話題は、またガソリンスタンド・・・
このブログでは、ガソリンや灯油関連の投稿がいくつか・・・
別にガソリンスタンドで働いているわけではないのだけど。普段よく使うので自然と興味がわいてくるんですよね・・
今日の話題は、最近身近になった、セルフ式のガソリンスタンドの話題。
本題に入る前に復習・・・もう、セルフのガソリンスタンドは全国に広がっているとは思うけど、見た事ないよ!という人向けに、ちょっと説明。
セルフのスタンド。。。知ってるけどあえて入らない人もいるよね!
セルフ式ガソリンスタンドについて復習。
セルフ式のガソリンスタンドとは、給油をガソリンスタンドの店員が行うのではなく、客自身が行うガソリンスタンドの事を言います。
以前は、給油は必ず店員が行わなくてはいけなかったのですが、1998年の消防法改正で、客が自分で給油を行う事が認められたのです。
セルフ式のガソリンスタンドは、フルサービスのガソリンスタンドよりも、ガソリンの価格が安い場合が多かったため、徐々に普及。
2016年9月末時点で全国に9,793店のセルフ式のガソリンスタンドがあるそうです。
ちなみに、すべてのガソリンスタンドの総数は31,467店(2017年3月末現在)なので、3店舗に1店舗は、セルフ式のガソリンスタンドという事になります。
正直な所、もっとセルフのスタンド多いと思ってた。。
セルフ式のガソリンスタンドに必ずあるこれは何だ?
セルフ式のガソリンスタンドでは、給油に関するすべての事を[客]がやらなくては行けません。
一般的な、手順を書いていきます。
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自動車を定位置に止める。(止める場所が悪いと、燃料のホースを引っ張らなくてはいけないので、なるべく給油しやすい所に車を止めます。
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給油口の蓋をあけておきます。
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給油機を操作して、油種(レギュラー・ハイオク・軽油)を選択。給油量は、支払い方法もここで選択します。
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静電気除去パッド(シート)にタッチします。
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給油キャップ(給油口の蓋)を外します。
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ノズルを給油口に入れて、給油を開始します。
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給油終了後、ノズルを元に戻します。
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給油キャップを閉めて、給油口の蓋を閉じます。
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支払いを済ませて給油完了!
こうやって書き出すと、意外と手順が多いですが、実際にやってみるとそれほど難しい作業ではないので、心配する必要はないですよ!
さて、この操作の中の4番目「静電気除去パッド(シート)にタッチする」というのが、今回の話題です。
セルフのスタンドには必ず準備してあって、給油口を開ける前にこの黒い円盤に触れ!と言われます。
一体、これは何なんでしょうか?
身体の中の静電気!甘く見ていると大変な事が起こります。
皆さんも「静電気」は良く知っている物ですよね。
衣服が擦れたりすると、パチパチ音がします。金属製の扉のノブを触ろうとした瞬間にバチ!っと痛い目に合う事もありますよね!
これが「静電気」なんです。すごく短時間で目には見えない事も多いのですが、指先との間に電流が流れて、小さな雷が起こっているのです。
よく見てると、小さく光る時があるもんね!
この静電気の放電は、電気を通す相手に静電気を帯びた体を近づける事で発生します。
そこに、可燃性の燃料があったら・・・何が起こるでしょうか?
ガソリンは、非常に気化しやすい燃料で、燃料キャップを外すと空気中に揮発したガソリンが出てきてしまいます。
そんな所で静電気でバチっとやったら、簡単に引火して火災になってしまうわけです。
youtubeに、セルフのガソリンスタンドで起きた火災の動画があったので、埋め込んでおきます。
※ちょっと怖い動画なので、観たくない人はスルーしてください。
静電気除去パッド(静電気除去シート)は、体に貯まった静電気を地面に逃がしてくれるのです。
静電気除去パッドは、ある程度電気を通す素材で作られています。
このある程度というのがポイント。
あまり電気を通しやすい材料だと、バチっと電流が流れて痛い思いをするわけですが、この静電気除去パッドは、多少電気を流れにくくしてあるおかげで触っても、「バチ!」とは来ないわけです。
でも、ゆっくりと体内の静電気を地面に流してくれますので、体にたまった静電気を知らないうちに除去してくれるというわけです。
静電気除去パッド(シート)にはどれくらいの時間、触れていればいいの?
静電気除去パットは電気を流しにくい素材で出来ていると聞くと、ある程度長い時間パッドに触れていないと、静電気を除去できない気がしますが、、、これはそれほど気にする事はないそうです。
流れにくいと言っても、金属など非常に電気を流しやすい素材に比べて・・
という事なので、「バチ!」とならない程度の勢いで電気を体内から地面に流してくれるそうです。
なので、「静電気除去パッドにしっかりと触る」くらい の意識で大丈夫。
ただ、ちゃんと触れていないと静電気は流れませんから、しっかりと静電気除去パッドに触るという事が大事です。
まとめ
今回は、セルフ式のガソリンスタンドでは、必ずある静電気除去シート(パッド)の意味を解説しました。
自動車に使われている燃料は、本来とても危険な物なので、取り扱いに十分注意しないと火災などの危険があるものなのです。
なんとなく、セルフで自分で給油していると、それほど危険な物を扱っているという意識にならないのですが、、
静電気除去シート(パッド)に触る事は、危険を防ぐためにとても重要な事なので、忘れずに行いたいですね。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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