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リモコンの電池が液漏れした!液漏れを防ぐ方法ってあるの?

豆知識
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(この記事の最終更新日は、2020年3月8日です。)

こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar

子ども猫
子ども猫

お父さん。テレビのリモコン動かなくなっちゃった。。

山猫
山猫

あーきっと電池切れだね!電池交換しておこう・・・あれ。。なんか変だぞ!

先日、テレビをつけようとしたら、リモコンが反応せず・・・

「うーん。電池切れかな?」と思って、裏ブタを開けてみたら・・・

ひどい事になっていました。

ぎゃー。電池が真っ白になってる!!!

やっちゃいました。派手に液漏れして中がひどい事になっています。

アルカリ乾電池の電解液は、強アルカリ性なので、電池ボックスの端子やら、中の基板やらを腐食して使えなくしてしまうのです

この電池ではないのですが、最近パナソニックのエボルタという乾電池で、連続して液漏れを経験して、「もう!なんで液漏ればっかりするんじゃい!」と一人 プリプリしていました。

でも、一体液漏れってなんで起こるんでしょうね?ちょっと興味が出てきたので調べてみる事にしました。

この記事を読むと、乾電池の液漏れの原因と、アルカリ電池とマンガン電池どちらが液漏れしやすいかが分かります!

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液漏れの原因は?

乾電池はいろいろな原因で液漏れを起こします。そもそもなんで、電池の中に封じ込めてあるはずの液が外に出てきてしまうと言うと・・・

「中にガスが溜まってしまうから!」なんですね!

電池というのは、正常に使用している時は大丈夫なのですが・・・

容量が空になって使えなくなった電池を無理やり頑張らせたり、充電できない電池を無理やり充電したりすると、電池の中でガスが発生してしまうのだそうです

そのガスを逃がすための「穴」が電池にはもともと準備されていて、ガスの放出と一緒に、電解液が出てきてしまう現象を、液漏れと呼んでいるのです!

では液漏れの原因を整理していきましょう

過放電

使用中の液漏れで最も多いのが、過放電です。

過放電とは、電池の容量を使い切った状態で、さらに電池を使おうとしたとき。

そんな事するわけないじゃないか!という声も聞こえてきますが、実は結構やってしまいます

特に、テレビやエアコンのリモコンは危ない。もともと一時に大量の電気を消費するわけでは無いので、電池の容量ギリギリまで動かす事が出来るのです。

しかも、使わなくても置いておくだけで少しづつ電気を使ってしまい、いつの間にか過放電→液漏れとなってしまうわけです。。。トホホ

電池の逆挿入

電池を逆向き(プラス マイナスが逆)に入れて動かそうとしてしまうと、電池に負荷がかかって簡単に液漏れしてしまいます。

でも、これは、使用する側の問題だし、使い始めてちょっと経つと液漏れしてしまうので原因が分かりやすいですよね。

電池の向きには気を付けましょう!

古い電池と新しい電池の混在

これも液漏れの原因。詳しいメカニズムはわかりませんが、古い電池と新しい電池では、発生する電気の電圧が違っていて、古い電池を無理やり充電するような恰好になってしまうそうです。

充電できない電池を無理やり充電しようとするため、電池の劣化→液漏れとなるそうです。

次は液漏れの話とは一見関係がない、電池の種類の話。でも実は・・・密接に関係しているんですよ!

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そういえば、アルカリ乾電池とマンガン乾電池は何が違うの?

以前は、アルカリ乾電池が今よりも高かった事もあって、ほとんどの人はこんなイメージを持っていたのではないでしょうか?

・マンガン乾電池:低性能 低価格

・アルカリ乾電池:高性能 高価格

それが今は、アルカリ乾電池がすごく安くなってしまったために、

アルカリ乾電池:高性能 低価格

となってしまいました。これではマンガン乾電池の出る幕はなさそうな気がします。

だって、電池のパワーはアルカリ乾電池のあるし、価格も大して変わらない。

これでは、マンガン乾電池なんていらないですよね!

でも・・・なぜかマンガン乾電池もアルカリ乾電池の横で売られているんです。

これは、マンガン乾電池の方がアルカリ乾電池よりも向いている使い方があるからなのです

マンガン電池の特徴

  1. 容量はアルカリ電池よりも小さい(同じサイズの電池の場合)
  2. 一度に取れる電流はアルカリ電池より少ない(同じサイズの電池の場合)
  3. 休ませると多少回復する

  4. 電解液が比較的安全な物質
  5. アルカリ乾電池よりも液漏れしにくい

アルカリ電池の特徴

  1. 容量は、マンガン電池よりも多い(同じサイズの電池の場合)
  2. 一度に取れる電気の量がマンガン乾電池よりも多い(同じサイズの電池の場合)
  3. 電解液は非常に危険(劇物)
  4. マンガン乾電池よりも液漏れしやすい

マンガン・アルカリ乾電池の使い分け

基本的にパワーが必要な電気機器の場合はアルカリ電池が適しています。モーターを使ったり、懐中電灯などは、容量が大きく、一度に取れる電気の量が多いアルカリ乾電池を選びましょう。

一方、少ない電気を長期間使いたい「リモコン」などは、マンガン乾電池の方が向いています。

休ませると多少回復するというマンガン乾電池の特性もリモコンに向いていると言えますね

さらに、液漏れしてしまった時の被害も、マンガン乾電池の方が少ないという特徴があります。

これは、使用している電解液の特性が違うから

ちなみに、アルカリ乾電池の電解液は「水酸化カリウム」

マンガン乾電池の電解液は、「塩化亜鉛」が使われています。

塩化亜鉛が無毒なわけではないのですが、水酸化カリウムは劇物に指定されている毒薬で、非常に危険な物質です。

つまり、アルカリ電池が液漏れした場合出てくる液体は極めて危険な物質という事になります。

まとめ

今回は、乾電池の液漏れについての話題でした。

最近はアルカリ乾電池が安価になったので、ついついアルカリ乾電池を買ってしまうという方が増えてきていると思います。

でも、用途によっては、「マンガン乾電池」の方が向いているものがあるという事を覚えておいてほしいと思います

使い分けを忘れそうだったら、リモコンは「マンガン」それ以外は「アルカリ」ぐらいの区分けでも良いと思います。

~忘れないうちにマンガン電池を買っておきませんか?~

 

では、今日はこの辺で!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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