こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
1万円で使い物になるノートバソコンを購入(作れるか)?試してみたの3回目です。
ちなみに1回目の記事はこちら。。。
CPU・・・
- CPU の種類は、 Core i5 か Core i7
- CPUの世代は、 4世代(2013年)~8世代(2017年)※できれば6世代以降
メモリー・・・
最低 8GB できれば16GB
記憶装置(HDD/SSD)
SSD(256GB以上)
ディスプレイ(液晶)
- ノングレア(非光沢)
- 画面解像度は、ハイビジョン(HD)(1,366×768)の約100万画素 または フルHD(FHD) (1,920×1,080)の約200万画素
分解しやすく、入手性もよいノートパソコン 3種類ご紹介
- 東芝製 ビジネス用ノートパソコン B55 シリーズ(2016年~2019年に発売されたモデル)
- 東芝製 ビジネス用ノートパソコン B65シリーズ(2016年~2019年に発売されたモデル)
- 東芝製 ビジネス用ノートパソコン R73 シリーズ(2016年~2019年に発売されたモデル)
今回は、3回目。。この記事では、ヤフオクやメルカリ、ジャンクショップなどで、中古のパソコン(ジャンクパソコン)を購入する際に注意するポイントをご紹介します。
この記事は、これからパソコンのジャンク品修理にチャレンジしてみよう!という方を対象に書いているよ。
ベテランのジャンカーさん向けの記事ではないことに注意してね!
直せる確率の高い、ジャンク品の見分け方
ヤフオクやメルカリ、ジャンクショップなどで、商品を見極める方法を解説します。
もちろん、ジャンク品なので絶対に直るというものではないです。私も、何度もジャンク品修理に挑戦して、結局直せなかったものもたくさんあります。。
とくに最初のころは、安いけど直すのが難しい商品を買っちゃったりして、、結局直せなかったことが多かったよ。。。
という事で、この記事では、できるだけ直せる確率が高い中古品を探すポイントをお伝えします。
ヤフオクやメルカリなどのオークション、フリマサイトの場合、一つ一つの商品に詳細な説明が書いてあることがほとんど。
この記事では、その説明書きや写真から、買うべきか買わないべきかを判断するよ!
手を出してはいけないジャンク品
ヤフオクやメルカリではいろいろな状態のパソコンが売っていますが、以下のような状態のパソコンは、ジャンク修理初心者は手を出さないほうがよいです。
説明書きがないパソコン
ヤフオクやメルカリで商品を探すと、、ほとんどの商品には、このパソコンはこんな状態で、こんな問題がありますという事が細かく書かれているのですが、、まれに、ほとんど説明がない場合があります。
例えば、「動作は確認していません。現状品です。」とか
「よくわからないのでそのまま出品します。」とか
書かれている場合があります。
これらの商品。。ほんとに、わからなくて、普通に動いちゃうパソコンも混じっているのですが、致命的に壊れている場合もおおいのです。
壊れているのがわかっていて、あえてわからない事にして書かない出品者もいるからね。
もちろん、たまーに動くこともあるのですが、完璧に賭けになってしまいますので、山猫はお勧めしません。
電源が入りません
電源が入らない、充電もできないというパソコンも多数出品されています。
電源系の故障は、内部部品の故障(コンデンサのショートやFETの故障など)が多いのですが、いずれにしても初心者が手を出して直せる可能性は低いです。
いくら安くても手を出さないほうが良いです。
ディスプレイが割れています。 画面が映りません
ノートパソコンのディスプレイが割れているという場合もあります。また割れていないけど画面が映らないという場合もあります。
ノートパソコンのディスプレイは、慣れてくると交換はできるのですが、交換用のディスプレイが結構高価な事と、ディスプレイ交換の際に、パソコン本体をかなり分解する必要があるので、おすすめしません。
そんな苦労をするのなら、ディスプレイが映るパソコンを選んだほうが良いです。
ただ、メモリが刺さっていないパソコンは、画面が映らない(パソコンが起動しない)事があるのだけど、その程度のことを知らない出品者からは買わないほうが良いと思う。
BIOSが起動しません。BIOSロックがかかっています。BIOSの書き換えができません。
BIOSの正式名称は、「Basic Input Output System」と言うのですが、パソコンの電源を入れたときに、最初に起動するプログラム。。
このプログラムが正常に動かないという事は、致命的なトラブルを抱えている可能性が高いです。メモリスロットのお掃除で直ってしまう事もあるのですが、初心者は手を出さないほうがよいです。
また、BIOSが変更できない。BIOSロックがかかっていると書かれているものも購入は見送るほうが良いです。
BIOSロックって何かしら?
BIOSにパスワードを掛けてあるパソコンのことだよ。
パスワードがわからないと、パソコンが起動しないのだ。
BIOSパスワードは、解除できる!って人もいるのですが、基本的には無理。。手を出さないことをお勧めします。
ストレージ(HDD/SSD)付きを選ぶべきか?
ジャンクのパソコンには、ストレージ(HDD/SSD)がついているものと、抜き取られているものがあります。
ストレージがついているものは、Windowsがインストールされている場合もあります。Windowsインストール済みのパソコンは、動く確率が非常に高いので比較的安心して購入できるのですが、、、その分、価格が高くなっているケースが多いので判断が難しいところ。。
ストレージ付きでも価格が予算内だったら、買ってもよいと思いますが、、、逆に言うとストレージが付いて、Windowsがインストールされているのに、明らかに安いパソコンは、何か問題がある可能性が高いです。
ほかの項目で気になる点がないか、よく確認しましょう。
基本的には、ストレージは新品のSSDに入れ替えるので、あってもなくてもよいのだ。
メモリは実装されていたほうが良いのか?
中古のパソコンでは、メモリが抜き取られて販売されているケースも多いのです。
メモリは、中古市場でも手に入るので、メモリなしで格安の商品があれば、買ってもよいのですが、別にメモリを購入する費用が発生する事に注意してください。
(メモリもヤフオクやメルカリで手に入るので、価格をよく確認してみてください)
もし、中古パソコンに8GB以上のメモリが載っていたら、かなり魅力的です!
ジャンク初心者におすすめのパソコン選び(まとめ)
電源が入ること。バッテリーに充電できる事
・・・電源が入らないパソコンを修理するには、かなりの技術が必要となります。という事で、電源が入るパソコンを選びましょう。バッテリーに関しては、何も書いていない場合が多いので、バッテリーに充電できない!と明記していないパソコンを選びます。
ディスプレイが映ること
・・・ディスプレイ交換は、かなり大変。。ディスプレイが映る商品を選びましょう。
「色むらがある」という表記は、中古のパソコンでは珍しくないので、写真を見て気にならなければOKです。
キーボードが正常に入力できる事
・・・キーボードが正常に動かない商品も多いです。よくある例としては
- キートップが一部外れている
- 反応しない。。何もしていないのに押されてしまう、無限に押される
があります。
キートップの一部が外れているという場合、どのキーが外れているか確認してみて、もし自分はほぼ使わないキーだったら、あえて購入するという選択肢もありです。(キートップ無しは避ける人が多いので、安い場合が多い。)
キーボード入力の調子が悪いものは避けたほうが良いです。キーボード交換で直る場合が多いのですが、キーボード交換は、ジャンク初心者には難しいです。
BIOSが起動すること。BIOSの内容が変更できること
パソコンの最も基本的な部分をチェックしてくれるBIOS。BIOSが起動しない(立ち上がらない)という事は、重要なトラブルを抱えている可能性が高いです。
かなりの手練れジャンカーでないと太刀打ちできないので、購入は見送りましょう。
また、書いてあるケースは少ないのですが、「BIOSの内容が変更できました。」と書かれているパソコンは、正常に動作している可能性が高いのでお勧めです。
BIOSロックがかかっている商品は、手に負えないのでパスしましょう!
ストレージ(HDD/SSD)は抜かれていてもかまいません。
中古パソコンを売る際に、ストレージを抜くことは珍しいことではありません。
ストレージには、機密情報が含まれていることが多く、特にビジネスモデルの場合、完全にデータを消去するか、物理的に壊すかしていることがほとんど。
つまり、ストレージが抜かれている場合が多いのです。
もちろん、ストレージが入っていて、OS(Windows)が入っていればより安心なのですが、、Windowsが入っているパソコンは、高値で取引されているケースが多いため、なるべく購入費用を安く抑えたい場合は、あえてストレージなしを選ぶという選択肢もあります。
最近は、ストレージなしのものしか買ってないなあ。。
メモリは、4GB以上付いていたらラッキーです。
メモリは、ないよりはあったほうがいいです。8GB付いていたらかなりラッキー。
そのままでも使えますからね!4GBでもOK。 4GBのメモリーを一枚増設するだけで、使い物になります。2GBのメモリはほぼ役には立たないけど、BIOSの動作確認ぐらいはできるので、ないよりはあったほうが良いです。
メモリは、なにも取り付けていないと、BIOSが起動しないので、メモリーなしの商品の場合は、あらかじめ、対応しているメモリを準備しておきましょう。
メモリーもヤフオクやメルカリが安いよ!
外観は、汚いよりはきれいなほうが良い。
企業で使われていたビジネスノートは、かなりハードな使われ方をしているケースもあります。外観が異常に傷んでいる場合は、各部にダメージがないか心配です。
ぴかぴかでなくても構わないけれど、あまりボロボロなものは選ばないほうが無難です。
底面ねじがつぶれていない事。
ストレージが抜かれているパソコンの場合、一部機種を除いて、裏蓋を外しています。(裏蓋をとらないとストレージが取れない)
その時、底面のネジを外していくのですが、このねじがなめやすいのです。山猫がおすすめする東芝製のノートパソコンも、このねじがなめやすくて、いつも慎重に作業をしています。
底面ねじがつぶれると、特殊な工具でねじを引き抜く必要があるため、できれば、ねじがつぶれていない事。ねじが足りている事に注意してください。
USB・LAN・HDMIポートに不調があるパソコン
特にトラブルが多いのが、USBポート。。どうしても抜き差しが多いからだと思いますが、物理的に破損しているばあいも。。
個人的には、USBが1ポート使いないぐらいなら、購入候補に入れてもいいかなと考えています。(あとは価格と相談)
HDMIとLANは使わない人はほんと使わないので、なくても大丈夫か考えてみてOKだったら候補に残してもいいです。
ACアダプターの有り・無し
オークションやフリマで販売されているジャンクPCにはACアダプターが付属していない商品も珍しくありません。
ACアダプターがないと困るじゃんと思うかもしれないけれど、実は、ACアダプターは比較的安価で売られています(ヤフオクやメルカリの中古ですが。。)
だから、まあ付いてなかったら他で買えばいいや!と割り切ってしまうのも悪くありません。
Webカメラ。無線LANの有無
最近は、Webカメラが付いているのが普通になったノートPCですが、5年前でしかもビジネス用の場合、あえてつけていないケースも多かったのです。
ZOOMでWeb会議なんて、この3年ぐらいで爆発的に普及したものだからね。
そして、なぜか無線LANが付いていない機種も。。ないと不便だろうに。。と思うのですが、企業によっては、無線LANが必要ない!ってところもあるのかなあと思います。
パソコンを購入して、オンライン会議や、オンライン教育、家庭教師などをする予定だったら、カメラが付いているほうが良いと思います。
意外についていない商品が多いので、注意が必要な項目なのです。、
なんとなく怪しいパソコンは買わないほうが良い
最後は、ちょっと感覚の問題になってしまうのですが、写真や文章に、なにか違和感がある場合は、購入をやめたほうが良いと考えています。
まあ、普通に動いてしまうかもしれないけれど、いろいろ調べて一見よさそうだと思っても、なにか引っかかる部分があったら、やめておくのも一つの考え方だと思いますよ!
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まとめ
今回は、ヤフオクやメルカリなどの、オークションサイトやフリマサイトで、ジャンクパソコンを選ぶときの注意点をお伝えしました。
もちろん、この注意通りにパソコンを買っても上手くいかない可能性はあります。でも確率を上げることは大事!オークションサイトでは、どう考えてもやばいパソコンも売られているので、なるべく動く確率の高い商品を選ぶのが大事なのです。
という事で次回(4回目)は、実際にオークションサイトなどで商品を購入して、1万円以下で、実用的に動くパソコンが組めるか実験します。
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