(本記事の最終更新日は、2020年3月6日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
本日の話題は、「千葉県の銚子にある小さな鉄道会社のお話です。」
銚子と聞いて、正確に場所が出てくるのは、関東の人か、地図が大好きな人かどちらかかなー。。
銚子市は千葉県の東の先っぽにある、港町ですね。
利根川の向こうは茨城県という、千葉県の端っこ。そこが銚子です。この銚子の市内を走っている鉄道が、銚子電気鉄道なんです。
但し、鉄道会社と言っても、路線の長さは、わずか6.4km 銚子駅 – 外川駅との間を結ぶ短い鉄道です。
でもこの6.4kmの中に9個の駅があるのです。駅間 数百メートルというと、次の駅が見える場所もありそうですね。
銚子電気鉄道は、経営危機が続いています。
私が最初に、銚子電気鉄道に関するニュースを聞いたのは、
銚子にある鉄道会社が経営危機になっているというニュース。そして、その経営危機を「煎餅」を売ってしのごうとしている点。
そんな事が本当に可能なのか?その「ぬれ煎餅」は鉄道会社を救うほどおいしいのか?
いろいろな疑問が沸き上がってきました。
最終的には公的資金が投入され、当面の危機は回避されました。
2013年に、銚子電気鉄道は、自主再建を断念することを発表し公的資金を投入することに、結果的には、国、千葉県、銚子市が資金を投入したそうです。
でも、将来を考えれば、銚子電鉄単独で、経営できるようにならないと未来はないですよね。
本業の利益はもちろん重要だけど、食品販売に頼るしかない。
残念ながら、鉄道事業は赤字が続いていて、食品製造販売事業がそれを補っているという構図は変わっていません。
路線としては、需要が急増する予想もないでしょうから、経費をうまく削減していって赤字額を減らしていくぐらいしか方法がないのかもしれません。。
一方、食品販売部門は好調なんです。
銚子電気鉄道が販売する食品
1.ぬれ煎餅
なんと、収入の7割を稼ぎ出している、銚子電気鉄道の、ぬれ煎餅。いまでは、千葉のお土産としても定着し、鉄道の駅だけでなく、おみやげ物店や、高速道路のSAなどでも販売される人気商品。
経営の苦しい、銚子電気鉄道を助けようと購入してくれるファンの方も多くいるらしいです。
ちゃんとネットでも売っています。話題性もあって売れているみたいですね。
でも、いつまでもぬれ煎餅だけにたよってはいけないと、開発されたのが、、
2.まずい棒
今年2018年夏に発売が開始されたのが、「まずい棒」
どこかで聞いた名前なのですが、名前に「まずい」という文字がついていて売れるのかなと心配になるところです。
でも、この「まずい」は、味がまずいのではなく、経営状態が「まずい」という意味なんです。
だから、いいじゃないかとは言いにくいのですが。。。
見た目もどこかで見たような感じですが。。。大丈夫なのかな?
なんと、「本」も出しています!
鉄道会社でありながら、会社を存続させるために「なんでもあり!の銚子電鉄」
この本では、なぜ、ここまでなんでもありの戦略になったのか!今までの経緯と、銚子電鉄の考え方が面白可笑しく書かれています。
まとめ
かなり、自虐的な、商品を販売している銚子電鉄。
赤字を垂れ流してはいますが、地元では大切な足なので、できるだけ長く存続してほしいですね。。
少しでも応援して、一日でも長く電車を走らせてもらいたいと山猫は考えています。
以上 今回は、千葉県銚子市を走る、銚子電気鉄道が販売するお菓子についての記事でした。
~今回ご紹介した商品~
最後までお読みいただきありがとうございました。
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