(この記事の最終更新日は、2020年3月7日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
2019年初めの記事は、お正月らしく、神社の紹介記事から始めたいと思います。
今回、ご紹介する神社は、静岡県掛川市にある、「事任八幡宮」(ことのままはちまんぐう)です。
静岡県に長く住む山猫ですが、掛川は少し離れた場所という事もあり、この神社の存在は最近まで知りませんでした。
今年は初詣で、この神社「事任八幡宮」(ことのままはちまんぐう)に行ったんだよね!
そうだよ!さすがにお正月だけあって、人であふれていたね!
では、早速レビューをしていきましょう!
事任八幡宮(ことのままはちまんぐう)の場所と行き方・駐車場・トイレ
この神社への目印は、国道一号線バイパスにある、「道の駅 掛川」です。とにかく、「道の駅 掛川」で一旦車を止めて落ち着いて調べれば、大丈夫。距離はそう遠くはありません。
ちなみに、この神社は、駐車場があまり多くなく、お正月など、参拝客が多いときは、すぐに駐車場がいっぱいになってしまい、付近の道路への縦列駐車をするように要求されます。(多分、許可は取っていて、違反になることはないはずです。)
でも、「道の駅 掛川」からも350mくらいしかありませんので、道の駅に車を止めて、神社に参拝するという方法もあります。
(道の駅が混雑しているときは、あまり長時間の駐車はまずいので、臨機応変に対応することが必要ですね。。)
県道 415号線は、昔の国道一号線で、道幅も広く走りやすい道です。
神社の前まで行きたい時は、国道一号線バイパスを早めに降りて、県道415号線で神社の方向に向かうのが良いと思います。
普段の駐車場は、神社入り口にあるこの駐車場
「言の葉の杜」というカフェが併設された駐車場。駐車台数は10台前後。。
お正月以外の平日の昼間であれば、この駐車場に止められる可能性が高いです。
この駐車場がいっぱいだった場合は、神社から100mくらいの場所にある臨時駐車場を利用します。
乗用車30台以上が駐車できる、大型の駐車場。表通り沿い・・・とても分かりやすい場所にあります。
神社の入り口に公衆トイレがあります。この神社後から説明しますが、本宮が山の上にありますので、すべて参拝するのに時間が掛かります。
前もって、トイレに寄っていくのが安心ですよ!
トイレは、清潔で掃除が行き届いています。
水洗も自動。車いす用の手すりも設置されていますね!(※写真は男子トイレのみとなります。申し訳ありません。)
※お正月は、トイレ利用者が多く、なかなか入れない事も・・・
前もって近くにある、道の駅「掛川」に寄ってから参拝することをお勧めします。
事任八幡宮にお祀りしている神様
実は、事任八幡宮は、いつからあったのかわからないぐらい古い神社なのです。なんと清少納言の書いた、枕草子にも登場するぐらいです。
枕草子が書かれたのは、平安時代の京都。
そのころは京都と掛川は遠く離れた土地だったのですが(今の距離は変わりませんが。。)そのころの京都でも噂になるほど有名な神社だったのです。
「ことのままの明神、いとたのもし、さのみ聞きけん、
とやいはれ給はん、と思ふぞいとほしき」
この神社がなぜ有名だったかと言うと、
「願いが叶う神社だから」なんです。
この神社にお祀りしている神様は、言霊の神様の后神・己等乃麻知比売命(ことのまちひめのみこと)様。
言の葉で事をとりもつ働きをする神様として有名な神様ですが、この神様をお祀りしている神社は、日本中でただ一つ、この事任神社だけなのです!
日本にはたくさん神社がありますが、ひとりの神様が一つだけの神社にお祀りされている例はあまり多くありません。
しかも、とにかく願いが叶う!という神社なのですから、ぜひ行ってみたいですよね。
・・・で行ってきました・・・
事任八幡宮のご紹介。
この記事は、2019年のお正月に書いています。今回の神社の参拝は、2019年(平成31年)元旦に行いました。
※2020年3月2日に2回目の取材にお伺いしました。
駐車場~神社入り口まで
さすがに元旦、駐車場がいっぱいです。。。一般道?に縦列駐車してくださいと言われたのですなおに従う事に。。
駐車場所から神社までは歩いて数分。今回は天気も良かったし、風も穏やかな参拝びよりだったので、このくらいの距離は全く気になりません。
神社の入口まで歩いてきました。ご神木でもある大きなクスノキが圧倒的な迫力ですね。
事任八幡宮は、本殿のほかに、五社神社、稲荷神社、本宮など、いくつかの神社で構成されています。今回は、本殿と五社神社 本宮を参拝しました。
本殿~五社神社~大楠
本殿です。本殿の周りの木々も巨木がいっぱい。大きな木のエネルギーはすごいです。特に境内右側の大杉が素晴らしいですね。
杉の大きさが良くわかりますね。高さ36.5mの巨木です。
大きい木!ものすごく太いしまっすく空に伸びてるね!!
もう一つが境内にある大楠。
枝ぶりが見事です。この大楠は、ご神木になっていて、触らせてもらえるようになっています。クスノキのパワーをいただけますよ!
もう一つの看板には、この神社の由来が書かれています。
記録に残っている最も古い年が、西暦 807年!
平安時代が、延暦13年(794年) – 文治元年(1185年)ですので、
平安時代が始まったときには、名が通った神社として、存在していたという事になります。
西暦190年頃には鎮座していたという記録もあります。もうあまりにも昔過ぎてよくわかりませんね。。
西暦190年と言えば、弥生時代。そんな時代にどうしてこんな山の中に神社が出来たのでしょうか?
本宮
さて、本殿周りの参拝が終わったら次に、「本宮」に向かいます。
本宮に向かう前に、社務所によって、石を磨く紙をもらうのを忘れずに!
本宮参りのポイントは、社務所でもらう事の出来る、石を磨くための紙。
まあ、普通のキッチンペーパーなのですが・・・これが必要になるので、社務所でもらってから、「本宮」に向かいます。
ちなみに本宮は、本殿の敷地からちょっと離れた所にあるので、一旦神社から出る格好になります。
実は、全部神社の杜なのかも。。人間が真ん中に国道を通しちゃったのかもしれないね。。
神社から、旧国道(県道415号線)方向に向かうと・・・
朱色の歩道橋が見えてきます。この歩道橋を使って、道を反対側に向かいます。
歩道橋の先は、左右に道が伸びています。実は、本宮にはどちらからも行けるのですが、、正式なルートは、「右側に下りていくルート」
左側からの方がちょっと楽なのだけど、本宮入り口の鳥居をくぐれないのだ。。
という事で、今回は、右側に下りていくルートを選択。。
少し歩くと、「本宮入口」の立て札と鳥居が見えてきました。
ここからは、271段の登り階段。。普段の運動不足がこたえます。。
入り口付近には、「杖」が準備されています!足腰に自信の無い方は是非杖をおもちください!
ずっと階段が続くのではという錯覚。。実際は271段なので、標高差はそれほどないはずなのですが、ずーと階段が続くのでかなり「きつい」です。
お父さんは運動不足だなあ!
この看板、一瞬 「まだ71段しか登っていないのか!」と勘違いしてしまったのですが、正確には、200段登ったからあと少しだよ!
という意味でした。。ここまで来たらもう少し!
ようやく、本宮が見えてきました。
本宮の周りには、白い玉石が敷き詰められています。この玉石を、先ほど社務所でもらってきた紙で拭くのが、この神社の流儀。
1個めの石は、神様の為
2個めの石は、みんなの為
3個めの石は、自分の為
合計3個の石を磨きます。磨き終わった紙は大切に持ち帰って自分の家を磨くのに使用します。
自分の家を拭いた後は処分してよいと書いてあったのだけど、自分の家で処分したくない場合は、社務所に持っていってもいいんだよ!
本宮の参拝が終わったら、山を下りていきます。
ずっと階段が続くので、転ばないように気を付けて!
ようやく下まで降りてきました。これで本宮参拝は終了です!
まとめ
今回は、静岡県掛川市にある、願い事のかなう神社、「事任八幡宮」を紹介しました。
このブログでは過去に、初詣は地域を守っている氏神様からという記事を書きました。
↑の記事中にも書きましたが、氏神様を最初にお参りするのは大事な事ですが、氏神様以外の神社をお参りするなという意味ではありません。いくつ神社を回っても構わないのです。
最初に氏神様をお参りして、そのあと、「事任八幡宮」をお参りするというのはいかがでしょうか?
最後に、事任八幡宮の基本情報を記載しておきます。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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