(この記事の最終更新日は、2020年6月16日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
このブログでは今までも、インフルエンザについての記事を書いてきました。
今年(2020年)のインフルエンザの流行は過去10年で最も早いとの事。。。
もうインフルエンザの季節なのか!早いなあ。。。
さて、今日はインフルエンザの予防に関するお話です。
山猫は、インフルエンザの予防には予防接種が欠かせないと思っているのですが、今回は予防接種以外で出来る対策について考えていきたいと思います!
インフルエンザにかからないようにするには?
インフルエンザにかかってしまうのは、何らかの方法でインフルエンザウイルスが体内に入って増殖してしまったという事です。
一旦、体内に入ってしまったインフルエンザウイルスを抑える事はとても難しい。
体内の免疫や、抵抗力との勝負になってしまいます。
この対策はとても難しいですよね。。
普段から規則正しい生活や、運動、睡眠など健康に気を付けてくださいという話になるのですが、急に改善できる問題でもありません。
という事で、大切なのは、インフルエンザウイルスを体内に入れない事なのです!
インフルエンザウイルスを体内に入れない!対策方法や便利グッズをご紹介します!
インフルエンザウイルスを体内に入れないための方法や、ウイルスを防御するグッズをご紹介します!
水際防御で思い浮かべるのは「マスク」
インフルエンザにかからないために重要なアイテムは「マスク」ですよね。
最近では、人が集まる施設や病院に行くと・・・
「マスクをしてください!」と放送が入る事もあるくらい、インフルエンザの予防とマスクは切っても切れない関係にあります。
ただ、マスクに関してはすでに語りつくされた感があるので、この記事では「大事ですよー」という事をアピールしつつ次にいきます。。
最近は、冬になるとみんなマスクしてるもんね。。
やっぱり大事なのは手洗いなんです。
インフルエンザや風邪の感染経路を調べていくと、咳などの飛沫が直接吸い込んで感染してしまう飛沫感染の他に、ウイルスが付いた物を手で触って、その手で口や鼻を触る事で感染する場合があるのです。
実は「感染症の70%は手からの感染」と言われているのです。
(WHO(世界保健機構)は80%近くとも言っています。)
つまり、手を清潔にしておくことで、インフルエンザや風邪にかかりにくくなるのです!(もちろん、直接飛沫感染する危険性もあるのでマスクも有効です!勘違いのないように!)
正しい手洗いの仕方
でも、手を洗うと一言でいってもいろいろな洗い方がありますよね!
ちょっと指先が水に触るのも洗ったと言えば洗ったになりますが、しっかりと時間をかけて洗ったのとでは効果が違いそうですよね・・・
でもどれくらい違うのでしょうか?
森功次他:感染症学雑誌:2006.Vol80 No.5に手洗いの時間による効果という記事があるので内容を引用させてもらいます。
手洗いの時間による効果(手洗いの方法と、残存ウイルス数(残存率)を測定。ちなみに手洗い前の状態でのウイルス数を約100万個としている。)
手洗い無し:約100万個
流水で15秒水洗い:約1万個(1%)
ハンドソープで10秒~30秒揉み洗い後15秒すすぎ:約100個(0.01%)
ハンドソープで60秒揉み洗い後、15秒すすぎ:約10個(0.001%)
ハンドソープで10秒揉み洗い後、15秒すすぎを2回繰り返す:約数個(0.0001%)
意外と、石鹸無しの流水洗いでもウイルスの数は減るのだな!と思っちゃいましたが、1万個残っているのはまだ多いのかな?
まあ、手洗い無しの時のウイルス数が100万個かどうかなんてわからないわけだからなるべくキレイにしておくのが良いのだと思います。
一般的に推奨されているのが、ハンドソープで60秒揉み洗った後、15秒すすぎをするという方法。
60秒って事は、、1分か。。
なかなかここまでは出来ないな。。
そうだね。。丁寧に洗ったときでも、30秒もみ洗い+15秒すすぎくらいじゃないかな。。
それでも、100万個が100個になるのだから、かなり効果ありだよ!
要するに!!!!
推奨されているハンドソープで60秒もみ洗い+15秒すすぎで、ほとんどのウイルスは流れてしまうという事なのです。
この方法で、100万個あったウイルスが10個まで減るのか!
これはほとんどいなくなったと思っていいよね!
そうだね!ここまでやれば完璧!
もう一つ注目は、ハンドソープを使うか使わないか!
ハンドソープを使うと、もみ洗いの時間が短くてもだいぶウイルスの数が減っているのが分かるかな?
ほんとだ!1万個が100個になってるね!
忙しい時でも、ハンドソープを使って洗えばかなりリスクを下げられるって事なんだ!
ウイルスは、体内に入らない限り増える事はありませんから、手に残ったわずかなウイルスが勝手に増殖する事はありません。
だから、「0個」にしなくても、なるべく減らす事に効果があるのです。
もう一点注意しなければいけないのが、手の洗い方!
いくら石鹸をつけて洗っても、洗い残しがあったら効果も半減ですよね。。
厚生労働省の公式サイトに手の正しい洗い方に関する冊子(PDFファイルがありましたのでリンクしておきます。)
病原菌、ウイルス対策に適した、ハンドソープ・・・何を使えばいいの?
基本的には、どんな石鹸をつかってもウイルスの除去効果はあるのですが、、
固形タイプの石鹸は、ウイルスが付着し、次に使う人を汚染してしまう可能性があるとの事(サラヤ株式会社の医療従事者向けサイト Medical SARAYAより)、ポンプ式の液体ハンドソープがおすすめ!
その中でも、山猫が使っているのがこれ!
殺菌、消毒用と銘打ってあるハンドソープはあまり多くありません。
その中でも、山猫がおすすめしているのが、SARAYAのハンドソープ。
お父さんはSARAYAの製品が好きだね!
最初は、偶然ドラッグストアで見つけたって感じだったんだけど、いつの間にかファンになってしまったのだよ。。
手が洗えない時はどうするか?
外出先などで、手が自由に洗えない場合も多いですよね。
そんな時に役に立つのが、除菌ジェルやスプレー。
でも、インフルエンザ対策で売られている除菌ジェルやスプレーはかなりの数があるので、どれを選んだらよいかが難しいですよね!
消毒剤は「火気厳禁」のマークがあるものを!
消毒剤の主成分は「アルコール」。アルコールは燃料になる事でもわかるように可燃性の液体なんです。(しかもすぐに蒸発しますよね。。)
気を付けなくてはいけないのは、消毒用アルコールは、アルコール濃度が60%以上ないと効果が薄いという事。
つまり、かなりアルコール濃度が高い製品を選ばなくてはいけないのですね。
製品にどれくらいアルコールが含まれているか・・・実は、簡単な見分け方があるのです!
アルコール濃度の高い製品には「火気厳禁」という注意書きが書かれているんだよ!
アルコールがたくさん含まれているので、引火する恐れがあるという事なのですね!
という事で、消毒用スプレーやジェルを選ぶ際は、「火気厳禁」と書かれたものを選びましょう!
ノロウイルスには、酸性のアルコール消毒剤が有効
インフルエンザではないのですが、冬に注意しなくてはいけないもう一つのウイルスがノロウイルスです。お腹の風邪の原因になるウイルスですね。
このノロウイルスはアルコールに対して耐性があって、中性のアルコール消毒剤では効果が少ないのです。
でも、酸性のアルコール消毒剤は効果があるという事が分かってきました。
このあたりの原理は、いまいちわからないのですが、ウイルスを覆っている、エンベローブがあるかないかが関係しているそうです。
・ エンベロープがあるウイルス(インフルエンザウイルスや、コロナウイルスなど)は、アルコール消毒が効果あり!
・ エンベローブのないウイルス(ノロウイルスなど)はアルコールだけでは効果が薄い。しかし酸性のアルコール消毒剤は、効果あり!
この情報は、株式会社 サラヤの商品情報ページに書かれていた情報をもとに記載しています。
ジェルかスプレーか?
これは、お好みで良いと思います。
山猫は、ジェルの方が、サラサラしてよく乾く気がするので、ジェルを使う事が多いのですが、スプレーの方がいいよ!という人もいるので、使ってみて決めれば良いと思います。
おすすめのアルコール消毒剤
山猫がお勧めする、アルコール消毒剤は、ずばり!「サラヤ」のハンドラボシリーズです。
※2020年6月現在、、サラヤ ハンドラボシリーズは、コロナの影響でとっても品薄。。
早く、供給が回復してくれたら良いのですが。。
「SARAYA(サラヤ)」さんが発売している、ハンドラボ 手指消毒ハンドジェル(スプレー)です。
もちろん、火気厳禁のマークが入っていますし、リン酸を添加して酸性にしています。
スプレーも、ジェルも発売されていますのでお好きな方をどうぞ!
ちなみに山猫は外出用に小さなボトルに入ったジェルも持っています。
ひとつカバンに入れておくと、意外と役に立ちます!
特に小さなお子さんがいる場合は、お菓子などを食べる機会も多いですから、水道のない場所でも消毒できる【お徳用 3 セット】 ハンドラボ 手指消毒ハンドジェルVS 40ml×3セットが便利ですよ!
忘れてはいけないのが、手を拭くタオル
もう一つ、大事なのが、手を拭くタオル。。
せっかく、ハンドソープや、除菌スプレーでキレイになった手を、みんなで使いまわしている布のタオルで拭いてしまったら・・・
ハンドタオルの汚れがついちゃうよね。。
でも、ちゃんと拭かないと、手がびしょびしょだよ。。
そんな時に役に立つのが、、使い捨ての紙タオルなのです。
クレシア EFハンドタオル ソフトタイプ 2枚重ね 200組(400枚)×3パック
そっか。。おうちでも使い捨てタオルを使えば良いのか。。
せっかく、手洗いでばい菌やウイルスを除去しても、布のタオルを共用したら、また汚れてしまいますよね・・・
なんとなく業務用という感じのある、使い捨てタオルですが、一般家庭で使ってはいけない理由は全然ありません!
是非、感染予防の為に取り入れていただきたい商品なのです!
※ もちろん清潔に管理された、布のタオルであれば、まったく問題ありません!
手洗い、除菌、殺菌方法のまとめ
今回は、インフルエンザにかからないための方法として、手洗いとアルコール消毒剤について書きました。
ひと昔前はアルコール消毒剤はノロウイルスには効かないと言われていましたが、いつの間にか改良されていい製品が出ています。
手洗いと消毒は、インフルエンザだけでなく、風邪やノロウイルス・コロナウイルスなどにも効果がありますので、インフルの流行が収束しても続けた方が良いと山猫は考えています。
※2020年2月16日追記:とうとう日本国内でも二次感染 三次感染が始まった、新型コロナウイルス。
この記事でも取り上げている、サラヤ(SARAYA)のHPに新型コロナウイルスと消毒に関する記事がありましたのでご紹介します。
~今回の記事で紹介した商品はこちら~
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
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