(この記事の最終更新日は、2020年3月9日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
皆さんは、どんな家に住んでいますか?新しく快適な家に住んでいる人もいれば、ちょっと古い家に住んでいる人も。。
賃貸の人もいますよね。。
今回のお話のターゲットは、すこーし古くなった家に住んでいる人です。
このブログの管理人の山猫が住んでいる家は、築年数は約30年。
メチャクチャ古くはないのですが、床や水回りはだいぶ痛んできていますので、そろそろリフォームを考えなくてはいけない時期なのです。
中でも、一番山猫が気になるのが、「浴室」!
水回りはどうしても傷みやすいですからね!!
うちのお風呂って寒いよね。。床がタイルで足元が冷たいし・・・
そうねえ。お友達のおうちのお風呂は、床が冷たくないんだよ!湯舟も大きくて快適!
お風呂でリラックスしたいなあ。。
お風呂だけでもリフォームって出来るのかな?
出来るみたいよ!ユニットバスなら工事もすぐに終わっちゃうみたい!
リフォームのきっかけ第三位は、お風呂の故障!
何がきっかけで、リフォームを決意しましたか?
というアンケートで堂々3位にランクインしたのが、お風呂の故障だそうです。
ちなみに、1位はトイレの故障。2位は、雨漏り だそうです。
正直、最近の家のお風呂って、めちゃくちゃ快適そうなんですよねー。なんだか床が暖かいし!
デザインは素敵で、お風呂に入るのが楽しくなりそうな気がします。
私が住んでいる所の近くに、住宅展示場があるのですが、そこのお風呂はどれも素敵な物ばかり!
リフォームしてこんな素敵なお風呂に変えられたら、いいなあと思っていろいろ調べてみる事にしました。
そもそも、お風呂のリフォームっていくらかかるの?
そもそもお風呂には2種類あります。
現在リフォームの対象となるお風呂は大きく分けて、
・在来浴室
の2種類があります。ユニットバスとは、お風呂の部屋ごと工場で作って、出来上がったお風呂(部屋)をそのままはめ込んでしまうタイプです。
最近は、ユニットバスを採用するお宅が増えてきましたね!
ユニットバスと言っても、売っているものをそのまま買うのではなく、かなり細かくオーダーが出来るので、みんなと同じお風呂になってしまうという心配はありません。
一方、在来浴室とは、昔からこの国で行われたきた方式ですね。
浴室を作って、浴槽を設置して、タイルなどをひいて作る方式です。
ユニットバスに比べて、自由度が高いのが特徴です。
さて、リフォームするにあたってどちらを選ぶかは、今住んでいる家の浴室の構造に影響されるのですが、
もしどちらでも大丈夫という話であれば、ユニットバスの方が、魅力的だなと思いますね!(もちろん山猫の個人的な感想です。)
では、浴室のリフォームはどのくらいの費用が掛かるのでしょうか?
浴室のリフォーム費用を調べてみました。
お風呂のリフォームに掛かる費用は、大きく分けて2つ
-
現在使っている風呂を取り壊す(取り外す)費用
-
新しく導入するお風呂(ここではユニットバスとする)の購入+設置費用
1の現在使っている浴室を壊す費用というのは、在来浴室とユニットバスで大きく変わってきます。
在来浴室は、20年以上使用しているとタイルの隙間から水が漏れて、下地が痛んでいる場合があるそうです。
下地が傷んでしまっている場合は、下地を補修するために、10万円くらい余分に費用が発生するそうです。
現在使っているのがユニットバスの場合は、基本的には取り外すだけなので、取り外しの費用は比較的安く済むとの事。
ユニットバスの価格!
ユニットバスの価格は、一言でいってピンキリなんですねー
ユニットバスの価格を決める要素は次の二つ
それが
・ユニットバスのサイズ
です。サイズに関しては分かりやすいですよね。大きなお風呂ほど、高くなるのだろうなあというのが想像できます。
ただ、これは、現状のお風呂のサイズを踏襲する事になる場合が多いので、おのずと決まってきてしまいます。
(家全体を作り変えてしまうような匠のリフォームなら、なんとでもなってしまいますが。。)
一方、ユニットバスのグレードは迷いますよね
一般的にユニットバスのグレードはこんな感じに決められているようです。
ミドルグレード:断熱材入りの浴槽・床で冬でもあったか。
ハイグレード:高級感のあるデザインで、使い勝手の良い水栓・シャワー
そして、リフォームの価格は、浴室のグレードでこんな感じに変わってきてしまうそうです。
条件:お風呂のサイズ 1.0坪サイズ。 古いユニットバスから新しいユニットバスへ交換
ローグレード:61~76万円
ミドルグレード:70万~87万円
ハイグレード:94万~112万円
うーん。結構違いますねー。同じ1.0坪でも、安いグレードと高いグレードだと、2倍近い価格差がある事が分かりました。
※実際の工事費用はリフォーム業者さんによって異なりますし、今の家の構造によっても価格が変わってきます。
上で上げた金額は、あくまでもモデルケース。実際の費用とは一致しないことをご了承ください。
オプションを付けていく事でさらに費用が・・・
浴室乾燥機や、追い炊き機能などは、ユニットバスの基本構成に含まれていない事が多いので、導入したい場合は、追加費用が発生します。
どちらも便利な機能なので、出来れば入れたいのですが、、やっぱり費用が心配ですよね。
ちなみに費用の相場は、こんな感じ
追い炊き機能:3万~4万
浴室乾燥機:7万~9万
夢を追い求めると、財布が軽くなるのは仕方のないところですね。。
ユニットバス メーカーで選ぶなら・・・
住宅用のユニットバスを生産しているメーカーはいくつかあって、どのメーカーも素敵なのですが、、
やはり有名どころのTOTOさんとLIXILさんのユニットバスが、いいなあと思ってしまいます。
大手メーカーだけに、研究も進んでいますし、使い勝手もほれぼれするほどです。
お風呂リフォームのまとめ
色々調べたところ、一軒家のよくあるタイプの在来浴室を、最新のユニットバス(ミドルグレード)に交換するには、80万円前後の予算が必要な事が分かりました。。。
あとは、必要な機能と、デザインをどうやって決めていくかですね!
そして、このお風呂リフォームを調べていく過程で、面白い物を見つけたのです!
お風呂を震災時のシェルターにしてしまうという発想があった!
この記事は、いかに快適なお風呂にリフォームするか?
という観点で書き始めたのですが、お風呂のリフォームを調べていくうちに、お風呂をリフォームしつつ、災害時のシェルター(避難場所)にしてしまうというアイテムを見つけました!
それが、北九州のリフォーム会社「モーベリーホーム」が開発した、
「お風呂貯水型 耐震シェルター」なるものなのです。
ユニットバスってなんだか頑丈そうなイメージなんだけど地震で潰れちゃうのかな?
ユニットバスはしっかりとはしているけど、建物の重さを支えるようにはできていないんだ!
地震とかで、家全体が潰れるような状況だと普通のユニットバスはぐちゃぐちゃになっちゃうんだよ!
なるほどー。それで、ユニットバスが壊れないようにするシェルターが登場したわけか!
でも、そんなに安い買い物じゃないし、ほんとに、必要あるのかな?
必要ないかもしれないけど。。。
もし、このシェルターを設置して、そのおかげで山猫の大切な人が助かったとしたら、、それでも高価と言えるのかしら?
確かにそうだね。。
高いと言っても、家全体をリフォームするのに比べればはるかに安いわけだしね。
これで、安心が買えるなら安いかもしれないね。
なんとなく山猫は、ユニットバスって結構頑丈なんじゃないか?
と思っていたのですが、実際はそれほど強度があるものではないそうです。
この、お風呂貯水型、耐震シェルターは、ユニットバスの回りに非常に強度の高い鉄骨のフレームを入れて、震災時にお風呂がつぶれないようにするというアイデアなんです。
本当は、耐震化というのは、家全体でやるのが正しいのですが・・・
家全体の耐震アップをするには、かなり大がかりなリフォームが必要になってしまいますよね。(それこそ匠の出番です。)
もちろん、出来ればそこまでやればよいのですが、そこまで費用は出せないよ!という人も多いと思います。
この、お風呂貯水型 耐震シェルターは、お風呂を最新のユニットバスにしつつ、浴室を非常に堅固なシェルターにしてしまおう!というアイデアなのです。
さらに、面白いのが、「水」
震災の時に一番確保するのが難しいのが「水」なんです。
それは、今までの地震で繰り返し問題となっている事なのですが、、水の備蓄というのは結構難しい。
1人の人が一日に必要な水の量は、最低3リットル。
7日分の水を備蓄すると、21リットルになります。
4人家族を例にとると、備蓄すべき水の量は、なんと、84リットル!2リットルのペットボトル42本分です。
これだけのペットボトルを保管する場所を確保するのも大変だし、ペットボトルの水は、賞味期限がありますので、定期的に交換する必要もあります。
そんなめんどくさい事、出来ればしたくないですよね!
このシェルターは天井裏に、水道管を200m分ぐるぐる巻きにしているのです。。
普通のユニットバスでは、水道管は真っ直ぐユニットバスに入ってくるわけですが、この・・・
「お風呂貯水型 耐震シェルター」では、一旦、天井裏まで水をあげて、200mのパイプを潜り抜けてから、ユニットバスに入っていくという構造になっているのです。
シェルターの骨組みと、水道管のぐるぐるはこんな感じ。
この中に、ユニットバスを設置するので、一旦設置してしまえばシェルターの存在は全く気にならなくなるのだそうです。
この構造のメリットは、お風呂で水を使うと、常に新しい水でこの長い水道管が満たされるという点。
震災時にこの水道管に入っている水が、役に立つのです。
この200mの水道管に入っている水の量は、実に60リットル。
2リットルのペットボトル30本分の水が、常に天井裏に貯めてあるのです。
これは、震災時に本当に大きなメリットになると思います。
「お風呂貯水型 耐震シェルター」に関しては、以下のブログ記事に詳しく紹介されているので、リンクを貼っておきます。
そして、この、「お風呂貯水型 耐震シェルター」を開発したのが、北九州のリフォーム会社、
モーベリーホームさんです。
モーベリーホームさんは、北九州の会社ですが、この、「お風呂貯水型 耐震シェルター」は、全国で取り扱いが可能だそうです。
具体的には、各地域のリフォーム会社と協力するという形になるようですね。
もし、この地震などの災害時に役に立つ、耐震シェルターを設置に興味のある方は、モーベリーホームさんに相談してみるとよいと思います。
九州から遠く離れた所に住んでいる場合でも、実際に工事を行う工務店さんと協力して、設置するという事も出来るようですので。。
まとめ
今回は、お風呂のリフォームについての記事でした!
ついでにお風呂のリフォームについて調べている時に見つけた、
「お風呂貯水型 耐震シェルター」も紹介しました。
実は、山猫は、この商品を見つけた時に、お風呂のリフォーム以上に興味を惹かれてしまいましたね。。
震災時に安心して逃げ込める場所が家の中にあるというのは、とても大きな安心材料。しかも水も使えるなんて!
ちょっと割高になってしまいますが、それでも導入する意味は大きいと感じました。
以上最後までお読みいただきありがとうございました。
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