(この記事の最終更新日は、2020年3月11日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
今回は、一戸建ての家で、無線LANが意外と飛ばなくて困っている問題。。の2回目です。
ちなみに一回目はこちら
一回目の記事では、建物の中では無線LANの届く範囲は意外と短いという話をしました。
屋外で見通しがよい場所では100m以上余裕で通信できるWi-Fiですが、壁や床を通りぬけることはとても苦手。。
木造家屋の壁や床でも意外と電波が弱くなってしまい、、いくつか壁を挟むと通信できないということもしばしばあるということが分かりました。
さて、今回は一つの解決案を提案します。
無線LANの中継器をうまく利用すれば、遠くの部屋まで電波を届かせることが可能です!
無線LANの中継器?そんなの聞いたことがないよ!という人が大半だと思います。
無線LANの親機や子機は電気屋さんに行けば並んでいますが、中継器は意外と少ない。。全く置いていていない店舗もたくさんあります。
そもそも無線LAN中継器は何をしているのでしょうか?
名前から想像はできますが、、無線LAN親機から飛んできたデータをいったん中継器が受け取って再度、無線LANで送りなおすという機械。
逆に、スマホなどの端末から送られてきたデータをいったん受け取って、無線LAN親機に向かって再度送り出すということをやっています。
中継器で、再度強い電波でデータを送りなおすので、より遠くの部屋まで電波が届くわけなのです。
無線LAN中継器は、設置場所が重要!
実は、アマゾンなどの通販業者でのレビューでは、無線LAN中継器は評価が☆1個から☆5個まで、意見が割れる商品でもあります。
つまり、無線LAN中継器を設置しても全く状況が良くならないと思った方が相当数いるという事。
状況が良くならない場合は大きく分けて二つの問題が考えられます。
それが、
・無線LAN 親機と、中継器の相性が悪い。・・・ どちらも同じ規格で作られた電気製品ではあるのですが、どうしても相性が存在しています。
相性が悪いと、とことんつながらないことがあるので、ある程度頑張ってダメだったら、ほかのメーカーの製品を試した方が良いかもしれません。
・設置場所が悪い ・・・ これが無線LAN中継器を使う上で一番問題になる項目。実は、無線LAN中継器と親機との距離は非常に難しい。
親機と中継器の距離が遠すぎる場合、親機と中継器間のデータのやり取りが難しくなってしまいます。
つながっていたとしても、通信速度ががっくりと落ちてしまう可能性があります。
反対に、親機と中継器の距離が近すぎる場合は、そもそも中継器の効果が見えにくい
(ほとんど同じ場所から電波が出るのですから、端末から見ると今までと距離が変わらない)ということと、
同じWi-Fi の電波を出すもの同士が近くにいるわけですから、電波がぶつかってしまって、性能が落ちてしまうという現象が起きます。
(干渉と言います。)
つまり、通信できないほど遠いところもダメで、すぐ近くに置くのもダメ。
通信が十分うまくいく範囲で、出来るだけ遠いと所。
というかなり難しい話になってしまうのです。
無線LAN中継器は2.4GHzだけで、よいと山猫は考えています。
現在、無線LAN(Wi-Fi)に使われている電波は、2.4GHz 帯と5GHz帯の二つ。
5GHz帯は、後発の規格ということもあって、伝送レートが2.4GHz帯に比べて優秀。
つまり最高速は早いわけです。
しかし、壁などを貫通する能力は、2.4GHz帯の方が優秀。
つまり、無線LAN親機のある部屋だったら、5GHz帯を使うメリットがあるのですが、部屋が何部屋もある一戸建てをカバーするという場合は、2.4GHz帯だけで十分だと山猫は考えています。
なぜかというと、5GHz帯は、壁を通り抜ける力が弱いので、壁一枚挟んだだけで、性能がぐっと下がってしまう。
それでは、一戸建ての家での使用は難しいですよね!
特に、中継器を使う場合は、無線LANが届かなくて困っているわけですから、少しでも遠くに飛ぶ可能性がある2.4GHz帯を使うのがよいと山猫は考えるのです。
まあ、このあたりは異論、反論がありそうですが、、、
では、山猫がおすすめする無線LAN中継器をご紹介していきましょう!
山猫がおすすめする無線LAN中継器は、I-Oデータ製 WN-G300EXPです。
今回ご紹介するのは、国内のパソコン用周辺機器メーカー I-Oデータ製の無線LAN中継器。WN-G300EXPです。
昔から、パソコンを使っている人にはとてもなじみのある歴史のあるメーカーの一つなんです。
同じようなメーカーでバッファローというメーカーがあって、どちらが優れているか?というのは意見の分かれるところ。。
我が家では、I-Oデータとバッファロー 両方の会社の機器を使っています。
※ 上の方でも書いたように、無線LANの親機と中継器は、相性の良しあしがありますので、ここで良いとおすすめした、I-Oデータ製、WN-G300EXPも全く使えない!という人も出てくると思います。
おすすめした以上、申し訳ありませんが、この記事の内容がすべてのご家庭に当てはまらないことをご了承ください。
I-O DATA Wi-Fi 無線LAN中継機 Nintendo Switch 動作確認済 11n コンセントタイプ 土日サポート WN-G300EXP
この無線LAN中継器は、2.4GHz専用で5GHz帯の中継には使えません。
ですが、もともと5GHz帯は中継には向かないと考えていますので、山猫にはこれで十分。
大量のデータをバリバリ転送したい方には向いていないと思いますが、Youtubeで動画を見るくらいの使い方なら、不便を感じる人は少ないと思います。
WN-G300EXPの特徴
まずは、本体の特徴というわけではないのですが、I-Oデータの機械は、初心者に優しい。。とても分かりやすい言葉で書いてあります。
無線LAN(Wi-Fi)中継器のもっとも難しいポイントは、親機と接続して、中継器を設置するまで。。
もちろん、ネットワークに詳しい人だったら、マニュアルなんていらないのでしょうが、ほとんどのご家庭はそうではありません。
家族全員 電気に弱いという家も珍しくありません。
そんな時、このI-Oデータの分かりやすいマニュアルが役に立つのです!
そして、I-O DATA Wi-Fi 無線LAN中継機 Nintendo Switch 動作確認済 11n コンセントタイプ 土日サポート WN-G300EXPのもう一つの特徴がそのコンパクトさ!
実は、箱は結構大きくて、中継器も大きいのかな?
と思っていたのですが、箱を開けてびっくり!
ほんとに小さいのです!
なんと、4cm×4cmくらいしかありません!
山猫はいろいろな無線LAN中継器を見てきましたが、ここまで小さいのは見たことがありません。
そして、接続が簡単!真ん中に表示されるLEDの色と点滅具合で現在の状況が分かるという優れもの。
ほんとに簡単に中継器が接続されてしまいました。
細かい設定を、PCやスマホから行う事も出来るのですが、基本的には、本体のボタンを押すだけの簡単操作であっという間に、無線LAN親機と、中継器がつながります。
つながった状態がこちら。正常動作時は、LEDが青色に点灯しています。
ものすごく本体が小さいので、2連コンセントの未使用側をふさいでいないのが分かると思います。
無線LAN中継器の効果はあったのか?
実は、山猫はこの無線LAN中継器を、自分の家だけでなく、友人の家にも設置しました。
考え方は同じ。親機と中継器との間は無理をしないで、確実に通信できる距離としたという点。
この点を守ってあげた結果、自宅と、友人の家。
どちらも無線LANの環境が大幅に改善しました!
2つの家はともに、無線LAN親機が建物の端に設置されていたので、無線LAN親機が設置された部屋の反対側(対角側)の部屋は、ほとんど無線LAN(Wi-Fi)に接続できなかった状態だったのに、中継器を入れることで、ほぼすべての部屋で無線LANが使えるようになりました。
伝送レートの話をし始めると、問題はあるのかもしれませんが、まあスマホでLINEをしたり、ちょっと動画を見たりという使い方であれば中継器を使っても十分耐えられるのではないかと考えています。
もちろん、これは、家の広さも関係してきますよね。
部屋がたくさんある大きな家の場合は、中継器1個入れても、歯が立たなない可能性が高い。なにかもっと違う手段が必要になりそうです。
後は耐久性の問題。まだ中継器を設置して間もないので耐久性はよくわかりません。半年、一年使ってから追記できたらと考えています。
※2020年1月4日追記:山猫家と友人家に設置した2台の中継器。半年以上動かしていますが、今の所、順調そのもの。。
接続が不安定になることもなく、安定して動作してくれています!
以上、今回は、無線LANの使える範囲に不満がある方にお勧め、無線LAN中継器のご紹介でした!
山猫が買った、I-OデータのWN-G300EXPは、性能こそ最新のモデルに及びませんが、非常にセッティングが優しいですし、本体価格もかなり安くなっていますので、おすすめします。
以上最後までお読みいただきありがとうございました!
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