(この記事の最終更新日は、2020年3月12日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
※このブログを書いている山猫は、写真趣味歴30年!子どもの頃から写真を撮り続けています。
ねえねえ山猫さん。
今日はどうしましたか?
この前、一眼レフカメラを買っていろいろ撮ってるんだけど、、
背景がブワーとボケた写真が撮れないの。。
背景がブワーですか。。
撮影モードは何を選んでるかな?
撮影モード??何それ美味しいの?
なるほど。。うーんどうしようかな。
写真のボケのコントロールを説明するのは、いろいろと難しい面があるのだ。。どうやったら簡単に説明できるかな?
とりあえず、初心者の私でもわかりそうなことを教えて!
じゃあ今回は、細かい事は話さないで、重要ポイントだけにするね!
写真のボケの三要素!
写真の背景をうまくぼかすポイントは以下の三点
(1) ピントを近くに合わせる
(2) 望遠レンズを使う(3) 絞りを開ける
背景を上手くぼかすポイントはこの3点なのです!
では、一つ一つの項目をもう少し説明していきますね!
1. ピントを近くに合わせる
これは、一言で言えば、クローズアップにすると背景はボケやすいという事。
例えばこの写真。右側のバラの花は、写真を撮っている人のすぐ近くにあるよね。
これがクローズアップ。撮りたい物の近くまで寄ると、背景がボケやすくなるんだ!
逆に、広い範囲を写した場合は、背景はボケにくくなります。
つまり、背景をぼかしたかったら、とにかく対象(被写体と言います。)に近づくこと!
これがポイント1です。
2.なるべく望遠レンズを使う
一眼レフカメラやミラーレス一眼を買うと、最初にセットで買うのは、ズームレンズが多いんじゃないかな。。
ズームをしていくと、広い範囲が取れたり(広角側)、狭い部分を切り取れたり(望遠側)するわけど、 背景を綺麗にぼかしたいなら、出来るだけ望遠側を使うとボケやすい。
※ 作例を作成中です・・・しばしお待ちを!
つまり、背景をぼかしたかったら、出来るだけ望遠側を使う! これがポイント2です。
3.絞りを開ける
さて、ボケの3要素の中で最もわけがわからないのがこの絞りと言うもの。
そもそもの絞りの役割は、カメラのフィルム(今はCCDと呼ばれる電子のフィルムですが。。)に当たる光の量をコントロールするものなのですが、、、
なぜか光の量をコントロールする絞りがボケにも影響するのです!
絞りの仕組みは、人間の目の瞳孔と同じ
人間の目にも絞りと同じ役割の物が!!
瞳孔って知ってるかな?
明るい所にいると瞳孔が綴じて黒目が小さくなりますよね。
そして、暗い所に来ると瞳孔が開いて、黒目が大きくなります。
これは、明るい所では、目に入ってくる光の量を少なくして、暗い所では、なるべくたくさんの光を目の中に入れているわけです。
これと同じ仕組みが、カメラにもあるのです。それが「絞り」!
実は、絞りが動いている姿は写真を撮っているとよくわかりません。
カメラのシャッターを切ると、絞りが瞬間的に動いて、撮り終わるとまた元の場所に戻るようになっているからです。
ちなみに、絞りがぎゅーと絞られるとこんな感じになります。
沢山の羽根が動いて、レンズの大きさを変えているのが分かるかな?
この絞りを使ってレンズに入ってくる光を調整しているのです!
絞りとボケの関係・・作例で解説
でも、絞りって光の量を調整するもので、ボケとは関係ないんじゃない?
もともと絞りは光の量を調整する仕掛けなんだけど、ボケとも大きな関係があるんだ!・・・
というか、シャッターの性能が良くなった今は、ボケのコントロールの意味合いが強くなっているのだよ!
フーン。じゃあ、絞りとボケの関係はどんななのか見せて!
では、作例を見てもらおうかな。
ちなみに絞りは、F2とかF4とかの数字で表すよ。
数字が大きいほど、光を細く光の量を少なくしているんだ!
では、ボケの量を見やすくするために、出来るだけ被写体に寄って実験をしてみましょう!
ちなみに撮影に使ったレンズの最小のF値は1.8(最小のF値と絞りが完全に開いた状態なので絞り開放と言います。)。
これはレンズによって違います!
F値の小さなレンズを明るいレンズと言ったりもします。
1. 絞りF1.8 (絞り開放)
アクセサリーを絞り開放で撮ってみた写真。
ピントは、左側の鍵型のペンダントのハートの部分。
に合わせてあります。
ピントの合っている部分がほんの僅かで、背景はボケてなんだかわからなくなってますね!
2.絞りF2.8
F1.8と比べるとだいぶ背景のボケ加減が違うのが分かると思います。
ピントの合う範囲も広がりましたね!
3、絞りF4
絞りF4です。F2.8と比べてみてください。
4.絞りF5.6
5.絞りF8
絞りの進みは、F1.0→F1.4→F2→F2.8→F4→F5.6→F8→F11→F16→F22の順に進みます。
なんだか変な区切りですが実はちゃんと意味があります。
まあここではあまり気にしないで先に進みましょう。
6.絞りF11
7.絞りF16
8.絞りF22
大体のレンズは、最小の絞りがF16~F32くらい。このレンズはF22が最小絞りです。
F1.8(絞り開放)と比べると、ボケの量が全然違う事が分かりますよね!
すごいね!絞りを動かすとボケの量がどんどん変わってく!
でも、絞りってどうやって動かすの?いつも絞りの設定なんてしていなのだけど。。
そうだね!ここからのこの記事の最重要ポイント!
絞りをコントロールするには!を次回の記事で解説するよ!
えー今回は教えてくれないの?
ちょっと難しい話なんだ。。。
ヒントは、「Pを止めてAにする」
?? なんのこっちゃ。。次回の解説お願いね!
楽しみにしてるわよ!!!
まとめ
という事で今回は、絞りとボケの関係を解説したところでいったん終了。
次回の記事で、絞りをコントロールして写真を撮る方法を解説します
以上最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の記事もお楽しみに!
~続きの記事はこちら!ぜひお読みください!~
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