(この記事の最終更新日は、2020年9月22日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)

台風怖いよう。。前に台風来た時、窓ガラス割れそうだったよね。。

そうだったね。台風の時って、強い風でガラスが割れる事もあるけど、風で飛んできたものが当たって割れる事もあるんだ。。
実は、窓ガラスを「風」だけで割るのは結構大変。
もちろん、ガラスが変形するほど強い風が吹けば、割れる事もあるのですが、それよりは、風で飛ばされたいろいろな物が窓ガラスに当たって割れる方が多いそうです。。。

窓ガラス割れたら危ないよね!

そうだね。。雨や風が吹き込んできちゃうし、ガラスの破片が散乱したらケガをしてしまうよね。。
という事で、今回は災害対策!窓ガラスを守る方法を解説していきます!
窓ガラスを守る!基本は、シャッターか雨戸
窓ガラスを守る基本は、金属製のシャッターや雨戸。
窓ガラスを守るには、金属製や木製の雨戸が最良の対策。
ですが、、、最近の家屋はデザインを重視して、雨戸(シャッター)が無い場合が多いのです。
雨戸が付いていない家屋の場合はどうしたら良いのでしょうか?
建物の窓ガラスを守るには?
対策1:窓ガラスの外に「プラダン」シートを貼る
台風がやってくるまでに時間があるときは、「プラダン」と呼ばれるプラスチックシートで窓を覆います。
プラダンとはこんな物。
かなりしっかりしているのに、軽量なのが特徴。
このプラダンシートをつなぎ合わせて、窓ガラスを覆うようにテープで固定していきます。
使用するテープは、ガムテープでも良いのですが、、、後で剥がすのが大変なので、作業がしやすく、糊残りしにくい、養生テープを使うのをお勧めします。
養生テープと言えば、「緑」が基本なのですが、山猫がおすすめするのが「白」色の養生テープ
緑よりも目立たないので、作業後の仕上がりが綺麗なんです。
逆に目立たせたい場合は、緑を使うのもありだと思いますよ!
プラダンの貼り方は、良い動画がありましたのでご紹介しておきますね!
プラダンは、弾力性があって、強度も高いので、窓の保護と言う点ではかなり優秀。
でも、ちょっと高い!というのと、嵐になる前に作業を終わらせる必要があります。
台風が来るのが分かっていれば良いのですが、、大概、ヤバい!と思ったときにはもう大雨なんですよね。。
という事で、次は、雨が降り始めた後に出来る対策をご紹介します。
対策2:窓ガラスに、段ボールを張り付ける。
窓ガラスが割れて、一番困るのが、ガラスが飛散して、足の踏み場もなくなる事。。
そんな事態を避ける良い方法が、、あらかじめ段ボールを窓ガラスに貼っておくという方法。
もちろん、段ボールはしっかりと窓枠に養生テープで張り付ける必要があります。
窓ガラスの枚数が少なければ、段ボール作戦はかなり有効ですが、、
手持ちの段ボールが無い!という場合や、段ボールの枚数が少ないよ!という場合は、
対策3:窓ガラスに、養生テープやOPPテープを貼る
ガムテープ(養生テープ)を窓ガラスに貼るだけでも効果があるのです。
どのように貼るかと言うと・・・
こんな感じで、「米」の字に貼ったり、×印で貼ったりします。なんとなく、戦時中を思い起させますが、ガラスが飛散しないようにするという点では同じですからね!
このテープは、ガラスが割れないようにと言うよりは、ガラスが割れたときのガラスの飛散の仕方を多少マシにするという物。
このテープが無いと、部屋中にガラスが飛び散って大変な事になるので、貼っておく意味は十分にあると思います。
このテープも剥がしやすく、糊残りしにくい、養生テープがおすすめです。
窓ガラスに養生テープを張る対策は、ツイッターでも話題になりました。
でも、本当に効果があるのかな?という疑問の声も・・・
そんな声にお応えして、Youtuberの方が実験をしてくれましたのでご紹介します。
窓ガラスが割れた時に破片が散乱するのを押さえる効果があるという結果に!
窓ガラスが割れにくくなるのではなく、割れてしまったときに、破片が室内に散乱するのを防ぐという役割です。
※2020年9月8日追記
2020年9月8日のNHK あさイチで、窓ガラスにテープを貼ることの効果について特集がありました。

いろいろなテープで効果を比べたりしていて興味深かったよね!
あさイチで紹介していた内容をまとめると。。。
- 窓にテープを貼ることは、窓ガラスが割れたときの破片の飛散防止に役に立つ
- テープの貼り方は、「米」型ではなく、格子状。番組では斜めにテープを貼っていた。
- 飛散防止に一番役に立つテープは、透明なOPPテープ。
あさイチの番組内で紹介されていた、テープの貼り方はこんな感じ。

格子状にテープを貼って、なおかつ周辺をテープで囲むという方法だね。

放射状にテープを貼ると、中心部はテープが重なって強くなるけど、周辺は弱くなりがちなんだ。
格子状にテープを貼ると、全体的に強度を持たせることが出来るという考え方らしいよ。

確かに!でも、テープ貼るの大変な作業になりそうだね。。
そして、次の話題は、どのテープが一番効果が高いか?という内容。

番組では、
・クラフトテープ
・布テープ
・養生テープ
・OPPテープ
の4種類を比べていたよ。
試験の内容は簡単!各テープで窓ガラスを補強して、その窓ガラスに向かって、ピッチングマシーンで野球の硬球をぶつけるという物。
どの程度、ガラスが飛散するかを計測するという内容でした。。。

OPPテープが一番結果が良かったけど、
他のテープに効果が無いわけではなかったよ。

そうだったね!どのテープもかなり効果ありだったけど、
その中でもOPPテープが一番結果が良かったって事だね。
OPPテープは、とても薄い透明なテープ。最近は梱包用に使用されることも増えてきました。

養生テープに比べて、価格が安いのもありがたいよね!

窓ガラスに貼り始めると、意外と沢山のテープが必要になるからね。。価格が安いのはありがたいよ。
OPPテープはまとめ買いがお得!窓に格子状にテープを貼っていくと、かなりの量のテープが必要になります。
↑標準品のOPPテープよりも、少し厚いため、窓ガラスの飛散防止にピッタリのテープです。

でもさあ。。OPPテープって、セロテープみたいな透明で薄いテープでしょ?あれって剥がすときに、端が取れなくて苦労するんじゃない?

そうそう!
剥がそうとした時にテープが裂けてしまったりするよね!
テープがはがれにくく、裂けやすいという問題の対策は簡単!
↑のテープの先端を、1cmくらい折り返してあげれば良いのです。
↑こんな感じに!

貼るときに、いちいち先端を折り返さなくてはいけないから、時間がかかっちゃうけど、剥がすときに楽することを考えて、地道に頑張るしかないね。。
という事で、安くて、透明。そしてガラスの防御力も強いOPPテープ。
台風対策としておすすめなのですが、、、
OPPテープは、養生テープに比べて、窓に糊が残りやすいんじゃ。。。と心配になる方いると思います。。。
そんな時は、ニッペ ホームクリーナー とヘラを使用すると簡単に糊を落とせます。
↓に参考動画を貼っておきますね!

ねえねえ。そもそもOPPテープって何?

見た目は、セロファンテープ(セロテープ)に似てるよね。両方とも透明だし。。
実はOPPテープとセロテープ、テープの材質も使われている糊も違うのだけど、一般の消費者から見ると、同じように使えるテープって思っておけばOKだよ。
OPPテープの最大の問題点(と山猫が思っている)のが、テープの端がなかなか見つからない & 見つかってもうまくリールから剥がれない。という問題。

セロテープでも良くあるよね。。
セロテープは、専用のカッターを使えば、端がリールに張り付いて困ってしまうトラブルが起こる確率を減らせるのですが、、OPPテープはどうでしょうか?

実は同じような物がある。
山猫が梱包用に愛用しているのが、このカッター

このカッターがあるだけで作業効率がものすごく変わるから、OPPフィルムを使おうと考えている人は、ぜひカッターもセットで購入してね!
対策4:もう少し時間がある場合は、窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る
この対策も、嵐が来てしまってからは難しい。ちょっと作業に時間が掛かりますし、そもそも、飛散防止シートが家にあるという方、、いないですよね。。
というか、持っているなら早く貼りましょう。。
ガラス飛散防止フィルムも、ミラー加工がしてあったり、窓の断熱能力を高めたりいろいろな種類が出ているので、あらかじめ貼っておいてもよいですね!
山猫がおすすめするのは、比較的安価なこの製品
ニトムズさんの製品は、安価で高性能な物が多いので、安心しておすすめできます。
本製品は、特別な機能はないのですが(紫外線(UV)カットぐらい??)その分、お求めやすい価格になっています。
飛散防止フィルムを貼るガラスの枚数にもよりますが、一軒家のガラスすべてに飛散防止フィルムを張り付けようと考えると・・・かなりの量のフィルムが必要になります。
このフィルムを貼るだけで、ガラスが割れたときの被害の広がり方がかなり違います。
台風でガラスが割れる時って、部屋中にガラスの破片が飛び散りますからね!それを防いでくれるだけで、危険度もだいぶ違いますし、後の片付けもかなり楽になるんですよ!
カーテンを閉めるのも忘れずに
カーテンを閉めても、窓ガラスが割れるのを防ぐ事は出来ませんが、窓ガラスが割れたときに、ガラスの破片が散らばるのをかなり抑えたり、飛んできた物が室内に入るのを防ぐ効果もあります。
カーテンは、ただ閉めるだけでなく、合わせ目を洗濯バサミで押さえておくと、バタつきが抑えられて効果がアップしますよ!
防災グッズなら【ディフェンドフューチャー】

まとめ
今回は、台風の時の風対策の記事でした。
この記事を書いている山猫の家は、雨戸のついていない窓が半分くらいあるので、対策に大忙し。
なんとか被害が少ないと良いのですが、、どこにどのくらい被害が出るかは、来てみないとわからないですからね!

窓ガラスが割れたら、大惨事!被害が出ないと良いのだけど。。

この記事で紹介した、「養生テープ」は、防災用に備蓄しておくことをお勧めするよ。ちょうど良い接着力と、のり残りしなで剥がせるのは、ほんと便利だよ!
今回の記事で紹介したグッズはこちら
プラダンで壁を作るのは、時間はかかるけれど、窓ガラス自体を守れるので、防御としては最強!
養生テープは、防災用にいくつか備蓄しておくのをお勧めします。ガムテープよりも使い道が広いですよ!
NHKあさイチの検証では、OPPフィルムがもっともガラスの飛散防止効果が高かったとの事。OPPテープは養生テープよりも安価なのも嬉しいポイント!
OPPテープを使う時は専用のカッターも一緒に購入しておかないと、作業効率がガクッと落ちます。家中のガラスにテープを貼る作業はかなり大変なので、OPPフィルムを貼るぞ!って決めたら、カッターも一緒に買っておくことをお勧めします。
そして、養生テープに比べて糊が残りやすいOPPテープの剥がし後をキレイにするには・・・
がおすすめです。
窓ガラスの飛散防止フィルムを貼っておくのも良い対策。
窓ガラスが割れる事を防ぐ事は出来ませんが、割れた後の被害を軽減できます。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
~ガムテープと養生テープの違いについては↓の記事をご覧ください~
~合わせて読みたい~






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