(この記事の最終更新日は、2020年3月29日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
この記事を書いているのは、2019年10月・・・台風19号が、中部~東北エリアに甚大な被害をもたらしました。
私の住んでいる所も、もし近隣河川の堤防が切れたら・・・かなりの深さまで浸水するところ。
今回は運よく堤防が耐えてくれたおかげで、こうしてブログを書ける状態。
でももう少し雨が長引いたら、どうなっていたかわかりません。
今回は、
・自分の住んでいる所
・今いるところ
の危険度を知る!
というテーマで記事を書いていこうと思います。
今回の台風で被害が出なかった地域でも、今回は何とか堤防が持ちこたえてくれただけで、堤防が切れていたら大変な被害が出たかも!
というところは日本中に沢山あります。
まずは、自分が住んでいる所にどんな危険性があるか?
を知ることが大事。
水が出た場合に、家が水に浸かってしまうとわかっていたら、早めの避難もできますしね!
事前に情報を集めるのが大事って事だね!
市町村が発表しているハザードマップも良いけれど、、
自分が住んでいる土地のハザードマップは、市町村のホームページに載っている場合が多いです。
例として、静岡県浜松市のハザードマップを探してみると・・・ありました!
浜松市のホームページを見ると、洪水や土砂災害のハザードマップが並んでいます。
お隣の磐田市はどうでしょうか?
洪水、土砂災害に加えて、津波や、ため池が決壊した場合のハザードマップまで、いろいろな種類のハザードマップが準備されています。
市町村が公表しているハザードマップは、非常に細かく、精度も高いのですが、、、市町村によって置いてあったり、なかったり、、
とってもわかりにくい場所に置いてある市町村もあります。
せめて、場所とか名称を統一してくれればいいのに、、結構バラバラで探すのに苦労する所もあるんだよね。。
最大の問題は、隣町のハザードマップを気軽に見れない事!
市町村のHPには、その町のハザードマップしか載っていないので、隣町のハザードマップを見たい!と思った場合、隣町のHPでハザードマップを探す必要があるのです。
日本全国をカバー。「重ねるハザードマップ」が超便利!
重ねるハザードマップは、国土交通省のサイトにあります。
山猫がおすすめするのが、国土交通省が公開している「重ねるハザードマップ」
重ねるハザードマップを見るには、国土交通省が公開しているハザードマップポータルのページから、「重ねるハザードマップ」を選ぶだけ!
ちなみに右の「わがまちハザードマップ」は、各市町村HPへのリンク集になっています。
わざわざ、市町村のHPの中を捜索しなくても、このページからハザードマップのあるページに飛ぶことが出来ます。
っていうか、ここまで出来るんだったら、わざわざ各市町村にハザードマップを置く意味あるのかな?
全部、国交省のサイトにまとめちゃったらいいのに・・・
まあまあ・・・重ねるハザードマップの説明に戻ろうよ・・・
重ねるハザードマップ見ていきましょう!
重ねるハザードマップの初期画面は、一般的な地形図が表示された状態。
(地形図と言うのは、文字通り地形の表現を重視した地図の事。
道路とか建物はあまり載っていないけど、山の形(標高)を詳しく書いた地図なのだ。。
このgoogle map と同じように、拡大、縮小が可能です。
ちなみに今、地図に表示されているのは静岡県の西部。
2本の大きな川は、左側が天竜川。右側が太田川です。
天竜川の左(西側)が浜松市。
太田川の右(東側)が袋井市。
天竜川と太田川にはさまれた所が、磐田市になります。
重ねるハザードマップの最大の特徴が、市をまたいでも大丈夫!
という点。
今回は、3つの市のハザードマップを同時に表示させていきます!
洪水のハザードマップ
洪水のハザードマップが見たい場合は、画面左上の「洪水」アイコンをクリックします。
表示させてみて、びっくり!
天竜川の周辺、太田川の周辺ともに、浸水の危険がある地域なのですね!
色によってどれくらい浸水するかわかるようになっています。
画面の薄いピンクのエリアは、3m~5mの浸水エリア。
5mと言うと、家の2階まで水が来てしまうという事。
もちろん、堤防が持ってくれれば水に浸かる事はないのですが。。
いざと言う時の為に、自分が住んでいる所は、洪水の危険地域なんだ!
と理解することが大切なんだね!
ちなみに、画面中央の磐田市にぽっかりと洪水の心配がないエリアがありますが、このあたりは台地になっていて、標高がまわりよりも高いのです。
だから洪水の心配がないと表示されているわけです。
土砂災害のハザードマップ
土砂災害のハザードマップはほとんど表示がないですね。。
磐田市の北の方、台地が終わって急激に土地が下がっている所に土砂災害の危険エリアが見えます。
津波のハザードマップ
津波は、海のそばしか発生しないので、ちょっと地図を動かしました。
津波のハザードマップも大体予想通り。
天竜川、太田川の河口付近が津波の危険性が高い事が分かります。
まとめ
今回は、国土交通省が公開している、重ねるハザードマップを紹介しました。
所で何が「重なる」の?
今回は重ねなかったけど、例えば、洪水と土砂災害のボタンを両方とも押すと、両方の情報が画面に重なって表示されるんだ!
なるほど!そういう事か!
でも、洪水と津波は、色が被ってしまうから同時に表示できない(できるけれど、良くわからなくなる)
津波の情報を見たい場合は、洪水の情報は消しておく必要があるのだ!
各情報は、ボタンを押すごとに消えたり出たりするんだよ!
良くわかったよ!ありがとうお父さん!!
正直なところ、この重ねるハザードマップがあれば、各自治体のハザードマップいらないのでは?と思ってしまうくらい便利。
でも、実は、市役所が公開しているハザードマップにも意味があるのです。
地元ならではの解説があったり、そもそも全国版にはない情報もあります。
でも、よっぽど特別な場合以外では、
「重ねるハザードマップ」が一番使いやすいですよ!
自分の住んでいる街。
仕事で行く街。大切な人が住んでいる街。まずは身近な人がいるところがどんな所なのか調べてみたらいかがでしょうか?
以上最後までお読みいただきありがとうございました!
~合わせて読みたい~
コメント