(この記事の最終更新日は、2020年5月14日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
このブログを書いている山猫には、小学生の子どもがいるのですが、、
学校での人間関係はとっても心配。。

友達と仲良く出来ているかな?いじめられてないかな?
きっと、同じように感じている親御さん。。いいいっぱいいると思います。
学校での友だち関係はほんとに難しい。。
はっきり言って、大人になっても人と人が上手くやっていくってすごく難しい事ですよね。。
職場の人間関係はもちろん、好きで一緒になったはずの夫婦ですら、仲良くすごすのは難しいのです。

なんだか実感がこもってるな。。
子どもにとって、学校は始めて体験する「社会」。
小学校に上がったら、学校と言う小さなコミュニティーの中で生活していく必要があるのです。

誰でも、失敗と解決を繰り返しながら大きくなっていくわけだけど、解決の方法を知らないと大変!
学校生活をしていると、
友達と喧嘩したり、上手く話しかけられなかったり、イライラしたり、無視されてしまったり・・・ほんとにいろいろな事がありますよね。。

お父さんも経験あるの?

そりゃあるよ!いろいろな性格の子が同じ部屋にたくさん集まっているんだ。問題が起こらないわけがない!

ほんと、日々問題だらけだよ!でも、そんな時はどうすればいいの?
人間関係にトラブルが起こった時の対処法は、とっても重要!
(大人でも良く間違えますが、大人の場合は、距離を置くという事が出来る場合が多いけれど、同じ教室で生活しなければいけない学校ではそうはいきません。。)
そして、その対処法を、正しく子どもに伝えられる親も多くないのです。

無意識に対策してしまっている場合が多いし、その対策が良かったのかどうかは自信ないよ。。
学校での友達関係に勇気と自信をつけるには・・・
今回ご紹介するのはこの本!
「イラスト版子どものソーシャルスキル―友だち関係に勇気と自信がつく42のメソッド」という本です。
最初に、この本を見たときは・・・

ソーシャルスキルなんて大げさだな・・・
とか思っていたのですが、それは大きな間違い!学校の中と言うのは、立派な「社会(ソーシャル)」なのです!

この時点で早くも反省。圧倒的に間違えていたよ。
小学校も立派な「社会」子どもたちは、その中で生きていくわけです。
ソーシャルスキルは、心構えや掛け声ではなく「技術」
子どもが学校生活でこんな問題がある・・・と話をしてくれた時に、しっかりと対応策を示す事はほんとに難しい。

すごく抽象的な話になってしまったり、ただ応援しているだけになっちゃったり、「そんなの気合だー!」って言ってしまったりしてないかな?

全部お父さんの事言ってるね・・・まったくもう!役に立たないんだから!
子どもは、心構えや掛け声を聞きたいわけではなく、こんな時はどのように行動すればよいのか?という具体的な答えを聞きたいんです。

どんな感じに、友達に接すれば良いか?だけじゃなくて、自分の中でどう考えたらいいか?って事も知りたいよ!
この本は、日常生活の中で起こりそうな具体的なシチュエーションを例にだして、その時に、どのように考えて、どう行動するべきか?という事が書かれています。
例えば、、こんな感じに・・・
友達に注意する事・・・学校生活では良くあるシーンですよね!
教室の掃除をさぼっている子を注意したい!と思っている女の子を題材にしています。
この本の良い所は、注意の仕方(言い方)だけでなく、お互いの感情や考えまで掘り下げて書かれている所。
単純に、こういう時はこうしなさい!ではなく、なぜ、こうするのが良いのか?という所が丁寧に書かれているので、似たような場面で応用が利くのです。
もうひとパターン例を挙げてみます。
今度は、友達に失敗を笑われた時・・・良くありますよね!でもここで、プリプリと怒りを爆発してしまうと後が大変。。逆に「自分はもうだめだ」と思ってしまってもつらいですよね。。
このページでは、自分の気持ちの持っていき方や、友達への対処法が具体的に書かれています。
理不尽な事を我慢させると自己評価が下がる。。
注目するポイントは「ただ、我慢しなさい!」と言うのではない点。
学校生活に限らず、社会で生きていると、理不尽な事ってたくさんありますよね。

大人になってもあるのかあ。。
例えば、上の例であげた、「友だちに笑われた時」対処法。。
子どもが学校がから帰ってき・・・

ねえねえ、今日こんなことで、xxちゃんに笑われたんだけど!!

まあ、そんなことで怒ってもしょうがないよ。今回は我慢したら。。
とか、言っちゃいがちだと思うのです。
我慢して、自分の気持ちを押し込めれば、表面上は問題なくすごせるかもしれないけれど、確実に自己評価は下がってしまうんですよね。
これでは、その時は良くても、将来は困ってしまうわけです。

ほんとは、楽しく学校に行ってほしいのに、問題が起きなければいい!って後ろ向きな気持ちになっていたよ。
まとめ イラスト版子どものソーシャルスキルの書評
今回は、「イラスト版子どものソーシャルスキル―友だち関係に勇気と自信がつく42のメソッド」を紹介しました。
小学校も高学年になったら、自分で必要な個所を読むという事も出来ると思いますが、、低学年の内は、それは難しい。
子どもが、「学校でこんなことがあったよ!どうしよう!」って、話をしてくれたら、親子でこの本を開いてくれたらなと思います。
もちろん、この本を読んだからと言って、すべての問題が解決できるわけではありません。
基本的に「いじめ」って、たいした理由も無しに始まったりしますし、ひどいいじめにあったら、逃げてしまって良いと思う。
最近は、学校以外にも子どもたちを受け入れてくれる場所があります。無理に学校に行くことで心が壊れてしまいそうなら・・・別の選択肢もある!って事を子どもに教えてあげてください。
このブログでは、子どもが「学校に行きたくない」!と言ったら、それは本当に追い詰められているのです。~親はどうすべきか~
というテーマで記事を書いています。
この本は、子どものための本だけれど、親にも役に立つことが多いですよ!
いろいろな「気づき」があります。子どもが小学生になったら、是非読んでみてください!山猫のおすすめです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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