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親世代への教科書「子どもが生きる力をつけるために親ができること」衝撃の子育て本をレビューします。

子育て
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(この記事の最終更新日は、2020年4月22日です。)

こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar
今回ご紹介するのは・・・この本!

公立の中学校である、東京都千代田区立麹町中学校で校長をされている、工藤勇一さんが書いた本ですね。。

この工藤さんが校長を務める麹町中学校・・・

なんと、宿題も定期テストもなく、固定した担任すらいないという、田舎の公立中学しか見たことのない山猫には信じられない学校。

そもそも、中学校の定期テストって、国がやらねばならないと決めているわけではないのか・・・といきなりのびっくりです。

子ども猫
子ども猫

今回は書評回だね!本の内容はどうだったの?

山猫
山猫

正直に言うと、私も含めて、戦後に学校教育を受けてきた人にとってはとっても耳が痛い話だったよ・・・

 

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子どもの自律を促す子育て。。それ一番苦手なテーマなんです。

工藤先生が目指す子育て(教育)は、「子どもの自律を促す子育て。」

”自律”は”自立”と読みは同じですが、意味は異なります。

「自律」とは、「自ら考え自ら判断し、自ら行動する資質の事

はっきり言って、ほとんどの学校は、まったく逆の事を教えてきたと山猫は考えています。

子ども猫
子ども猫

自分で考えないって事?

山猫
山猫

そうそう。自分で考えるって事は、みんなの意見が違う方向になるって事。
だって、人間それぞれは違う人格なのだから、みんな同じ方向を向く可能性は低いでしょ。。

子ども猫
子ども猫

確かにそうだね。。でもそれじゃダメなの?

山猫
山猫

ダメじゃない!
ほんとはとっても大事な事なんだけど、日本の教育は、同じような価値観の大人を作る事を重視していたんだ!

その方が、社会に出てから、トラブルが起きにくいと考えたのだと思う。

親世代の固定された価値観は、効率化という点では都合が良いけれど、子どもから見ると非常に息苦しい。。

親が決めたレールや、社会の決まりを守っていれば、するすると進めるけど、レールから外れそうになると、脱線する前にレールの上に戻されてしまう。

これでは、自分で判断して、自分で決める事なんて夢のまた夢ですよね。。

また、レールから降りてしまったら、普通ではないと思われてしまう。

なんで、今の親世代が、そんな教育を不信に思わないかと言うと。。。親世代が同じような教育を受けてきたからだと思います。

山猫
山猫

この本を読んで良く分かったのは、この本が言っている子育てを一番否定したがっているのが自分自身だという事。。

読んで、なるほどと思うけれど、でもこの本の内容を受けいれてしまうと、自分の中で積み上げてきた物をどうしたらいいのか。。ほとほと迷ってしまうのだよ。。

子育ては当たり前に縛られている

子育てって、これは当たり前って事が多いですよね。。
当たり前だと判断されたことが、暗黙の「ルール」になってる。

ホントに世の中は、してはいけない事だらけ。。
もちろん、命に係わるような危険な事から子どもを守るのは親の役割ですが・・・

ほとんどは、子どもにとっては必要ない事なのです。

というか、逆に、多くのルールが、「自分で物事を理解し、判断する」という事を防いでしまっている。

工藤先生はそう考えているのだなと思います。

大切なのはレールに乗せる事ではない。自律すれば自分でレールを作れる

「生まれたばかりの子どもは主体的」

「親は子どもにずっとついていくことはできません」

本当にその通り。生まれた時の主体性伸ばしてあげれば、容易に自律出来るのに、それをしない親。

山猫
山猫

私のやってきた子育てってなんなんだろうと思うね。。

ついつい先回りして、レールの上を走らせようと親は頑張ってしまいますが、親は子どもを最後まで見る事は出来ないですよね。。

いつか、親は手を離さなくてはいけない。。

その時に、子どもが自信をもって進んでいけるようにするのが、ホントの教育なのだな。。と思います。

山猫
山猫

親は、子どもがホントに危ない事をしようとしない限り、手を出さないで見守るのが仕事なのだ。。

子ども猫
子ども猫

そうだよ!もうちょっと信用してほしいな!

山猫
山猫

反省してます。

あたまから押さえつけて、その時だけ、言う事を聞かせるのは簡単・・後でしっぺ返しが来ます。。あくまでもその時だけ。

でも、それでは、子どもの自律を促す教育ではないですよね。

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増え続ける不登校児童生徒について

この本の著者の工藤先生はこの本の中でこう書いています(P153の一部)を引用します

不登校を問題にしているのは大人たちであり、学校に通うことが大人になるための手段の一つに過ぎなくなれば、不登校という概念はなくなる。

小学校、中学校は義務教育だから、学校に通うのが普通だ!
と考えてしまいますが、そうではないのだと先生は言っています。

今現在は、学校教育法第一条で定められた学校だけが、小学校、中学校として認めれているわけですが、家での教育や、学校以外の施設での活動で卒業資格が得られるようにしていかないといけない。

そう感じました。

まとめ

今回は、東京都千代田区立麹町中学校 校長の工藤勇一先生の、

子どもが生きる力をつけるために親ができること。を紹介しました。

心に突き刺さるとても良い本でした。

子ども猫
子ども猫

お父さんの子育て、、変わるのかな?

山猫
山猫

少しずつでも気を付けてみるよ。

以上最後までお読みいただきありがとうございました。

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