(この記事の最終更新日は、2020年3月7日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
今日は、静岡県にある地方空港。富士山静岡空港の話題。山猫の家から一番近い民間機の空港です。
一応、国際線も飛んでいる空港なのですが、一日の発着便数はごくわずか。。
飛行機を見に行っても、次に離着陸がみられるのは、1時間後とかいうのはよくある光景です。
せっかく空港を作っちゃったのですから、もう少し頻繁に離着陸してくれると嬉しいのですけどね。。
そして、このシリーズは、富士山静岡空港で、飛行機を見るポイントについてなるべく詳しく紹介していくシリーズになります。
記念すべき1回目は、飛行場の西側(北西側)の端に位置する、「西側展望台」です。
富士山静岡空港 西側展望台
富士山静岡空港 西側展望台は、静岡空港ターミナルの西(北西)側に位置する、滑走路及び誘導路を一望できる展望台です。
静岡空港の滑走路は、西北西(以降[ランウエイ12])と東南東(以降[ランウエイ30]) を向いているのですが、ランウエイ12の滑走路端の近くにある小山が、西側展望台という事になります。
今までも何度も、この展望台には足を運んでいるのですが、飛行機の写真ばっかりで、展望台の写真を撮ったことはありませんでした。(当たり前かもしれませんが。。)
今回は、展望台の取材という事で、飛行機以外をバシャバシャ撮ってみましたよ!
取材日は、2018年12月30日 年末で飛行場は大混雑でした。
富士山静岡空港は、2000台の駐車場があるのですが、今のところ駐車料金が無料なのです!(ちょっと雲行きが怪しくなってきましたが。とりあえず当面は無料のようです。)
駐車料金無料なのが浸透してから、年末年始は、車を飛行場に止めて海外や国内に旅行に行く人が大量に発生して、空港駐車場は大混雑です。
さらに、新しいターミナルを見ようと、見学者も大量に押し寄せるので、駐車場が足りない!
という事で、普段は使わない、とんでもないところに止めさせられてしまいました。
でも、ここが意外に西側展望台に近かったので、西側展望台の取材としてはOKでした。
でも、ターミナルや、石雲院展望デッキは遠いし、混んでそうなので、行く気にもなれませんでしたが。。
まあとりあえず、取材開始です。
西側展望台は見通しの良い小高い丘です。
要するに何もないってことですが、、
ちょっとした古墳みたいですね。。
この西側展望台は、静岡空港の展望台としては、かなり古いものです。
多少位置が変わってはいますが、最初からあったんじゃないかな?
展望台の登り口にはトイレがありますから、小さなお子様がいてもとりあえず安心です。
ちなみに奥に小さく見えるのが、西側展望台です。
では、展望台に上っていきましょう。
注意点が書かれていますね。午後11時30分まで使用可能と書かれていますが、その前に空港終わっちゃいますよね。
空港終わっても照明ついているのかな?
展望台への道は、アスファルトで整地されているので、足場に困ることはありません。
ただ最後が階段なので、足の不自由な方は厳しいと思います。
せめて坂道の迂回路を付けてくれたら、車いすの方も展望台に上がれるのですが。。
やればできそうな気がするんですけどね。
展望台に上る道は最後の階段以外は、緩やかな坂道です。
空港の誘導路や滑走路が見えてきました。
展望台は、東屋以外に施設はありませんが、ひろびろしていて気持ちの良い場所です。
滑走路端が結構近いのが特徴ですね。
空港ターミナル側を見てみます。以前は手前の格納庫がなかったので、ターミナルの搭乗口がよく見えたのですが、最近は航空機のお尻だけがちらっと見えるくらいになってしまいました。
全日空のボーイング737-800が止まっているのが見えます。
滑走路の方を見ると、富士山が見えます。富士山静岡空港は、風向の条件が悪くない場合は、ほとんどこちらから離陸をします。
ちょうど離陸開始ポイントと富士山が被る事になりますね。
・・・というかこれ絶対狙っていますよね。。
離陸する飛行機と富士山を同時に撮れる展望台にしよう!という計画があったに違いないと山猫はにらんでいます。
こちら ランウエイ12から着陸をするのは、強い、南東の風が吹いているときに限られますので、あまり見ることはありません。
特に冬は北西の風が吹くことが多いので、着陸はほとんど反対側のランウエイ30からになります。
こちらから着陸するときは、目の前を飛行機が下りてくるので迫力十分なのですが。。
ランウエイ30方向を狙ってみます。
写真右側に見えるのが、石雲院展望デッキ。滑走路のほぼ中央に位置していますので、どちらから飛行機が来ても柔軟に対応できるポイントです。
山猫もよく行くスポットですね。
でも「西側展望台」もいいところもあるのですよ。。。。
展望台から北西方向を望むと、山の斜面に「茶」の文字が書かれた山があります。
富士山静岡空港からは、10km位離れているのですが、視程の良い日ならば、滑走路を行きかう飛行機を見ることが出来ます。
ようやく、飛行機が下りてきました。
中国東方航空のエアバスA320です。
レンズは、35mmフィルム 換算で300mm を装着しています。
ここから着陸を狙うのなら、もう少し長いレンズが必要ですね。
この日は、非常に視程が良く、背景に伊豆の山々がはっきりと写っています。
いくら冬でもここまで見えることは少ないですね。
誘導路に入るときにちょうどこちらを向いたので、パチリ。
今日は富士山もとてもきれいに見えました。
でも、この展望台はふきっさらしなので、とっても寒いのですよ。。
あまり知られていませんが、大井川の花火大会を見ることが出来ます。
毎年、夏に島田の大井川で実施される花火大会。この展望台から一応見ることが出来るのです。花火の時は、人が集まっています。
ただ、角度的に、川が見えているわけではないので、高度の低い花火が見えないのが弱点ですね。。
でも、夜もFDAの福岡便などが着陸してきますので、飛行機と花火。
両方とも見たい方には面白いかもしれません。
(ちなみに、飛行機が着陸してくるときは、花火は少しお休みします。パイロットの視界に花火が入ると危険という判断なのでしょう。)
まとめ
今回は、富士山静岡空港 紹介シリーズの第一回。「西側展望台」の紹介でした。
特に、ランウエイ12からの離陸が迫力満点の展望台になります。
また、夏場など強い南東の風が吹くと、航空機はぐるっと回ってランウエイ12に降りてきます。
ランウエイ12への着陸は、西側展望台で見ると迫力十分!最もおすすめできるポイントになりますので、飛行機見学の際は、飛行場の風向きにも着目するといいですよ!
以上最後までお読みくださりありがとうございました。
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