(この記事の最終更新日は、2020年3月7日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
さて、今回の話題は、スマホアプリ「Flight rader24(フライトレーダー24)」です。
PCサイトもあるのですが、スマホ用アプリが屋外でも気軽に使えてとにかく便利なんです。
もちろんノートPCを空港に持ち込んでもいいのですが、Wifiにつなぐか、モバイルルーターが必要になるますし、それだとちょっと機動力に欠けるという印象。
という事で空港の内外でも気軽に使える、スマホ版のFlight rader24(フライトレーダー24)がおすすめなのです。
でも、そもそも「Flight rader24(フライトレーダー24)」って何なんでしょう?今回の記事は、Flingt rader24の魅力をどしどしお伝えします!
Flight rader 24 (フライトレーダー24)とは?
ひとことで言うと・・・
世界中を飛んでいる航空機がまるで、空港のレーダー画面を見ているように、スマホの画面で見られる!
という、航空ファンだけでなく、飛行機にちょっとでも興味がある人なら、目を輝かせる(と山猫が思っている)神アプリなんです!
Flight rader 24(フライトレーダー24)の仕組み
でも、なんでそんな事が可能なんでしょう?
世界中の空港のレーダーの情報が集約されて、スマホで見られるサービスなのでしょうか?
それとも、個人の航空ファンが自宅にレーダーを設置して、空を監視しているのでしょうか?
さすがにそんな事はないです。
実は、現在の民間旅客機のほとんどは、[ADS-B]と呼ばれる機械を積んでいて、そのADS-Bが、自機の位置情報とか、高度などの情報を電波で発信しているのです。
このADS-Bの電波を、地上で受信して解析してあげると、今、その航空機がどこを飛んでいるか、リアルタイムでわかるという仕組みなんです。
この、Flgiht rader24のすごいところは・・・
世界各地に設置していあるADS-Bの受信局(多分ほとんどはアマチュアが設置したもの)が拾った情報を、
インターネットを経由して集約して、世界地図上に表示するという荒業を実現した点。
頭では、こんな事が可能じゃあないか?と思っても、それを実現しちゃうのはすごい事ですよね!
Flight rader 24(フライトレーダー24)の歴史
Flight rader24の歴史は、wikiに詳しく書いてあるので、ちょっと引用してみましょう。
2006年、2名のスウェーデンの航空ファンが、ヨーロッパ北部・中部のADS-B受信ネットワークの構築をスタートし、2009年に公開した[2]。
希望するユーザは、誰でも受信したADS-BのデータをFlightradar24のサーバに送信できるシステムとして公開されたため、
世界各国の航空ファンの協力によってレーダーの対応範囲は拡大し、現在はヨーロッパ、アメリカをはじめとしてアジアやオセアニア、アフリカの一部に対応している。
従来は、航空管制官やパイロットしか知ることのできなかった、航空機の位置情報・飛行経路が手軽に取得できるため、
航空事故発生時にマスメディアの情報源として用いられている[3]。
やっぱり、世界各国に熱狂的な航空ファンという人たちがいるものですね!
たった二人の航空ファンが始めたこのプロジェクトが、今では全世界をつなぐネットワークになっているのがすごいと思います。
もちろん、日本にもFlight rader24に、ADS-B情報を送っている受信機が多数あって、日本中の空(ただし洋上は苦手。。)をカバーしているのです。
スマホアプリ版 Flight rader24(フライトレーダー24)
最初は、パソコンのウエブサイトとして始まったFlight rader24(フライトレーダー24)も、スマホの進歩とともに、スマホアプリを充実させていきました。
特に、2017年に、ソフトウエアの構成の大幅な見直しと、課金システムの変更をした後は、課金しなくても、多くの情報を表示できるようになり、ぐっと利便性がアップしました!
もちろん課金版で得られる情報は、もっともっと多いし、航空ファンであれば課金する価値は十分にあるのですが・・・
「飛行機を見るのが好き」で、たまに写真を撮ってみたいとか、飛んでいる飛行機の種類が知りたいというユーザーであれば、無料版でも十分に楽しめます。
実際、飛行場で写真を撮っている航空ファンを見ると、
ひと昔前は:片耳にイヤホンを付けて、エアバンドを聞きながら撮影するというスタイルの人が多かったのに対し・・・
現在では:エアバンドを聞きつつ、スマホで、航空機の現在位置を確認しているというユーザーが増えたなあとおもいます。
エアバンドでの情報は、慣れると現在位置まで想像できるようになるのですが、やっぱり地図上に飛行機のアイコンがあったほうがわかりやすいし、エアバンドだけ聞いていても機種まではわかりませんからね。。
Flight rader24 (フライトレーダー24)の楽しみ方
※ここからは、山猫の楽しみ方の紹介で、他にも面白い機能がたくさんついている点に注意です!
では、早速ある日のフライトレーダーを見てみましょう。
ある日の羽田空港周辺のスクリーンショットです。
この縮尺だと、羽田空港にいる航空機がごちゃごちゃ固まっていてよくわからないくらい写っているのがわかります。
自分が見たい航空機のアイコンをタップすると、下に航空機の情報と、メイン画面にその航空機がどのようなルートでここまで飛んできたかを表示してくれます。
今回タップした飛行機は、ルフトハンザ航空LH714便ですね。
ドイツのミュンヘンから、羽田まで飛んできて、もうすぐ着陸するという所。
機種は、A350と出ています。
こんな感じで、飛んでいる飛行機の情報が表示されるわけです。
では次に、関空を見てみましょう。
関空も飛行機でいっぱいですね。。
今度は、関空を離陸して、那覇を目指す全日空機にフォーカスしました。
現在高度は、6331ft(フィート)。離陸機は、どんどん高度を上げていくのが良くわかります。
では、最後にある日の静岡空港を見てみましょう。
静岡空港は、便数が少ないので、ボーとしているといつの間にか飛行機が着陸してしまって、次の離着陸まで1時間位開いてしまう事もしばしば。羽田や関空とは違う緊張感があります。
上海から到着する、中国東方航空が、着陸態勢に入っています。あと数分で空港に姿を現すはずです。
この情報を見ながら、カメラを構えてみます。どちらから進入してくるかもわかるので、カメラの設置も迷いがありません。
しばらく待っていると。。。
予定通り、中国東方航空機が着陸してきました。
エアバンドを聞いていてもわかるのですが、レーダー画面で見ていると、機体の動きが一目瞭然。
しかも本来、管制官など特殊な職業の人しか見ることが許されなかった、航空機の運航情報がスマホで気軽に見ることが出来るというのがいいですよね!
地方空港ではちょっと気を付けないといけない事も。。
この、フライトレーダー24。日本全国。
ほとんどのエリアをカバーしているのですが、、実は空港周辺が弱いのです。
特に地方空港の場合、空港周辺で機影が止まってしまう事が頻繁に起こります。
なぜかというと、飛行機の高度が下がってくると、地上に設置してあるADS-B受信局では[ADS-B]の情報が受信しにくくなってしまうからなのです。
地上側のADS-B受信局が、空港の近くに設置されている場合は良いのですが、地方の場合、ADS-B受信局が少なく、空港の近くに受信局がない場合もあります。
高空を飛んでいる飛行機の情報は、ADS-B受信局と、航空機との距離がかなり離れていても受信可能なのですが、空港周辺の低空を飛んでいる飛行機からの情報はなかなか受け取れないというわけです。
一番欲しいのは、空港周辺の情報なんですけどね。。
旅行など、飛行機に乗る人にも便利な機能が・・
このフライトレーダー24は、空港をタップすると、その空港に離着陸する飛行機のリストが表示されます。
そして、どの程度遅延しているのか?予定通り飛ぶのか?という情報がリアルタイムで更新されていきます。
ある日の羽田空港の運航状況です。特に国際線は、到着時刻がかなり変わりますので、空港へのお出迎えに行く場合は、かなり前に家を出なくてはいけません。
でも、フライトレーダー24を使えば、今その航空機がどのあたりを飛んでいて、いつ頃空港に着くのかリアルタイムでわかるので、急いでお出迎えにいったら、まだ、着いていないという事がなくなります。
あとは、天候が悪くて、空港が混乱しているときにも使えますね。空港のホームページよりも早く情報が更新されることもしばしば。
もちろん、このアプリだけに頼るのは危険ですが、飛行機の運航情報をリアルタイムで知ることが出来るのはうれしいですよね!
まとめ
今回は、航空ファンはもちろん、航空ファンではない方も入れておいて損はない、航空機情報表示アプリ 「Flight rader24」(フライトレーダー24)の紹介でした。
無料バージョンでも一通りの機能が使えますので、スマホにインストールしておくと、役に立つと思います。
山猫は、すごい航空ファンではないのですが、飛行機を見るのが大好きなので、このアプリを見ながら、空を行きかう飛行機の機種を見るのが好きなのです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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