(この記事の最終更新日は、2020年3月11日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
皆さんは、大皿料理や鍋料理の時、取り箸が準備されていなかったらどうしますか?
直箸で取ると、なんだか悪い気がするからお箸を逆さにして取り分けたりするわよね!
なんとなく、口を付けた部分で大皿の食べ物を取るのはマナー違反のような気がするもんね。
でも、箸の反対側はキレイなのかな?
どういう意味?
だって、反対側って、手で触っている部分だよね。
手がキレイな人ならまだいいけど、汚れている人もいるかもよ!
確かにそうだよね!手にウイルスや細菌が付いている人もいそう。。
実は、お箸を逆さにして、食べ物を取り分けたりするのは、「逆さ箸」と言って、重大なマナー違反なんだよ。。
そうなんだ。。全然知らなかった。。
でも、取り箸が準備されていない場合はどうしたらいいんだろう?
なぜ、「逆さ箸」はマナー違反なのか?
そもそも、お箸の反対側は、神様が使う物?年神様が使う「祝い箸」とは?
お正月に使う、「祝い箸」をよく思い出してみましょう。
お箸の両側が細くなっていますよね!
これは、お箸の両側で食べ物を取っていいというわけではなく、、
お正月にいらっしゃる年神様に料理を召し上がっていただけるように、一方の先端は神様用、もう一方は人が使うという意味が込められているようなのです。」
つまり、お箸は、両側とも人間が使ってよいのではなく、片側は、神様が使う物という意味が込められているわけです。
ここから、特に「祝い箸」では、逆さ箸は厳禁(だって、片方は神様用ですからね!)というルールが出来たのではないかと考えられています。
この、逆さ箸はいけないというルールは、「祝い箸」だけでなく、いつも使う箸にも当てはまっているので、逆さ箸はいけないという決まりになっているそうです。
それ以外にも、そもそも箸の反対側は汚い!という根源的な理由も
お箸の反対側って、そもそもきれいなのか?という理由もあります。
だって、箸の反対側って、手で触っている部分ですよね。
口の中も綺麗とは言えないけれど、口よりも手の方が汚いという場合だって十分に考えられるわけです。
もしかしたら、下痢の原因になる、ノロウイルスが手に付着している可能性だってあるわけです。
つまり、衛生上の問題で考えても、「逆さ箸」は良くないという事になります。
それに、逆さ箸で取り分けた後って、お箸の両側に食べ物が付いてしまうわけで、これも見栄えが悪いですよね。。
では、どうすればよいのか?
一番の解決策は、取り箸を準備してもらう(する)事。
居酒屋さんなどでは、取り箸をお願いして断られる事は少ないと思います。
逆に、ホームパーティーを主催する方だったら、事前に取り箸を準備しておいてあげるのがスマートですよね。
お客さんに余計な気遣いをさせなくて済みますから。
取り箸が準備できない状況だったら、その旨を説明してから、直箸で取らせてもらうのが良いそうです。
また、鍋物は、親しい人が集まって、一つの鍋を囲む事に意味があると言われています。
よって鍋物の時の逆さ箸は、実はマナー違反という事になるのです。
つまり、近しい人で鍋を囲むときは、直箸で食べるのが最も正しいスタイル。
直箸で食べるのが抵抗があるよ!という方は、取り箸を準備してもらうのが良い。という事になります。
まとめ
今回は、大皿料理の時にやってしまいがちな、「逆さ箸」についての記事でした。
この記事を書くきっかけになったのが、我が家の食卓。
子どもたちが逆さ箸で、餃子を取っているのを見て、注意したら、まさかの反撃!
「逆さ箸」をした方がよいのか、しない方が良いのか?
激論を戦わせた(おおげさ)という経緯があって、いろいろ調べてみた所からこの記事は生まれました。
ただ、逆さ箸は正しいと考えている地方やコミュニティもあります。
食事のマナーは長い時間を掛けて作られた物ですので、住んでいる所や人によって多少違うのも仕方のない事。
「郷に入っては郷にしたがえ」の方が良い場合もあります。
今回の記事はあくまでも一つの意見という事で・・・
いろいろな文化があるのだから、必ずこうしなければいけない!
と言い切れる物ではないと思うのだ。。
もしこの記事が、同じような事で悩んでいる人の役に立ったらよいなと思います。
以上最後までお読みいただきありがとうございました。
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