(この記事の最終更新日は、2020年3月16日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
この記事を書いているのは、2019年8月21日。お盆は終わってしまいましたが、9月になるとお彼岸。意外に、お墓参りの機会は多いですよね!
今回は、お墓参りの時に気になった疑問「お墓にお供えするお線香の数は何本が正解なんだろう」を解決していこうと思います。
宗派ごとのお線香の本数の決まりについて~お仏壇編~
同じ仏教なのに違いがあるのが面白いね!なんでなんだろう?
一口に仏教と言っても、いろいろな考え方があるし、それぞれに長い歴史があるからね!
本数に決まりはない!(1~3本)グループ 「浄土宗」
浄土宗は、何本でなければならない!というルールはないそうです。
1~3本を香炉の真ん中に建てます。
折らずに1本使用するグループ「臨済宗」「曹洞宗」「日蓮宗」
あえて「折らずに」と書いた意味は、後で登場する宗派のため・・・
この3つの宗派の場合、使用するお線香は1本。香炉の真ん中に立てます。
一本のお線香にするのは、修行のため、燃え尽きるまでの時間を測っていたという説があります。
1本のお線香を2つに折って、横向きにお供えするグループ「浄土真宗」
お線香と言えば立てるというイメージがありますが、横向きにお供えする宗派もあります。
基本的には、お線香を2つに折って、火をつけたお線香を横向きに香炉に置きます。
香炉の幅が狭い場合は、3つ折りにしても良いとの事。
火がついている方を左側にするのがポイントです!
なんで寝かせるようになったかと言うと、昔、浄土真宗では、線香の代わりに、
「常香盤」
という、長時間燃え続けるお香を使用していたためと言われています。
折らずに3本つかうグループ「真言宗」「天台宗」
真言宗、天台宗は、3本のお線香を立てて使います。
調べてみてわかったのですが、ただ3本を香炉に立てるわけではなく、手前側(自分側に1本)奥側(仏壇側)に2本立てるというルールがあるようです。
こんなに違いがあるのかあ。
自分のおうちのお仏壇ならいいけど、ほかのおうちでは困りそうだね。。
そうだね。宗派を聞いておかないと間違えちゃうね。。
お墓参りの時、大量のお線香を供える人がいるけれど・・・いいのかな?
お墓参りの時のお線香のあげかたは、お仏壇の時と同じでもOK
でも、お墓参りの時、大量のお線香を供えている人。見かけませんか?
中には、お線香を一束(数十本?)一気に火をつけて、供えている人も。。。
お仏壇の時は、多くても3本だったにこんなに供えていいの?
と思っちゃいますよね。。
結論を先にに言うと、
「仏壇と同じ方式でも、沢山でもどちらでも良い!」との事。
お墓は屋外なので、束の状態の方が持ち運びの時に折れにくく、また線香台の形も、束のお線香をそのまま供えられる形状になっているケースが多いとの事。
さらに、お線香が残ってしまうと、湿気で使えなくなってしまう場合があるので、一束使い切ってしまうという文化が生まれたそうです。
もちろん、お仏壇の時と同じ!でもOKなんですよ!
まとめ
今回は、お仏壇やお墓に供えるお線香の本数を調べてみました。
山猫は、今まで、知らずに適当にやっていてちょっと反省。。でも、お墓で大量のお線香を立てるのはマナー違反ではないと知ってちょっと安心しました。
お父さんはいつも、束で火をつけてみんなに適当に配っているもんね!
一番大事なのは、故人を思う気持ち!
確かに宗派ごとのルールは守った方が良いけれど、、ルールばかりに気を取られて本質を見失わないようにしたいね!
以上最後までお読みいただきありがとうございました。
~合わせて読みたい~
コメント