(この記事の最終更新日は、2021年6月30日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
この記事を書いているのは「12月」そろそろ、小学校の入学準備をする時期になりました。。今年が初めての新入学準備!と身構えている、お母さん・お父さんもいると思います。
私には、小学生の子どもが一人いるのだけど、、何もかもが初めてで、入学準備はとっても苦労しました。。。
自分が苦労したポイントを記事にしているんだよね!
小学校の入学準備と言えば、「文房具(ステーショナリー)」が思い浮かびますよね!
今日はその中の一つ、「鉛筆(えんぴつ)」の選び方。。
小学校で指定してくれれば楽なのですが、私の子どもの通う予定の小学校の場合、特に指定の鉛筆があるわけではなく。。
自由に選んでよいとの事でした。
自由に選ぶって、結構難しいよね!
自由って言われても。。。鉛筆なんて、随分長い事使っていないしなあという感じ。
なんでも良いような気もするし、鉛筆選びで失敗したら、子どもが字が下手になったり、勉強嫌いになったりするかもという気もするし、いろいろ心配になってきました。
結果的にいろいろ調べて、入学用の鉛筆を選んだのですが、きっと同じように悩んでいる人もこの世にはたくさんいるはずだ!
と考えて、今日は山猫が新入学へ向けてどのように考えて鉛筆を選んだかを説明していこうと思います。
忙しい人のためのまとめ
小学生になって、最初に選ぶ鉛筆。選び方のポイントはこちら!
・最初に使う鉛筆は、「三角形の軸」がおすすめ。慣れていなくても持ちやすいのです。
・幼稚園や保育園で鉛筆を持ったことがあるよという方は、「六角形の軸」でもOK
・芯の硬さは「2B]が基本。「2B」でも、文字が薄いと感じたら、「4B」を使うのもOK
この条件を満たす山猫のおすすめ商品がこちら!
三菱鉛筆 かきかた鉛筆 三角軸 2B 黄緑 1ダース K45632B
三角軸のかきかた鉛筆がおすすめです。
三菱鉛筆 かきかた鉛筆 ユニスター 三角軸 2B ピンク 1ダース US439
最近は、名前を印字してくれるサービスもあります。
新入学時は、持ち物すべてに名前を書かなくてはいけないのですが、これがものすごく大変。
名入れサービスを出来るだけ活用した方が良いのです。
鉛筆の選び方について、詳しく知りたい方は、ぜひ続きもご覧ください!
鉛筆の硬さ(濃さ)について
鉛筆にはいろいろな硬さ(濃さ)がありますよね!
鉛筆の硬さはちゃんと国の規格で決められています。(JIS規格といいます。)
鉛筆の硬さは、なんと17種類もあります!
芯が柔らかいものから・・・
6B、5B、4B、3B、2B、B、HB、F、H、2H、3H、4H、5H、6H、7H、8H、9H
となります。
いっぱい種類があるんだね!
普段、目にするのは、4B~2Hくらいまででしょうか?5B以上は画材のイメージですね。。
ちなみに、Bは「BLACK (黒)」を表していて、Hは「HARD 硬い」を表しています。
中心にあるFは「ファーム しっかりした」という比較的新しい規格みたいですね。。
現在、山猫は40代中盤なのですが、私が子供のころ標準で使っていたのが「HB」もしかしたら小学一年生の時は、「B」を使っていたかもしれません。
なんとなく硬い鉛筆を使っている方がかっこよく見えて粋がっていただけなんですけどね。。
中学生頃は、Hとか2Hとか使っていた時期も、、ノートが薄い!!
実際に使いやすいのは、少し柔らかめの鉛筆だった気がします。
硬い鉛筆は軽く書くと紙の上を滑ってしまって、強く書くと紙を傷つけてしまう使うのに難しい鉛筆でした。
さて、小学一年生が最初に使う鉛筆ですが・・・
現代の標準は「2B」だそうです。
最近は、子供の筆圧が落ちてきている関係で、全体的に柔らかめの芯に移行しているようですね。
山猫が子供に最初に買い与えた鉛筆はなんと「4B!」です。標準の2Bよりもさらに柔らかい鉛筆ですね。
ただ、「4B」の鉛筆が正しかったかどうかはよくわかりません。
確かに、芯の柔らかい鉛筆は軽く書いても、濃く見えるというメリットはあるのですが、芯が柔らかいため、すぐに丸くなってしまうという問題点もあります。
すぐに鉛筆をけずらなくちゃいけないので大変だったよ。。
また、柔らかい芯の鉛筆で書くと、消しゴムで消すのも一苦労。(これは山猫の感覚で、理論的ではありません)
なんとなく、柔らかい鉛筆でゴリゴリ書くと、なかなか消せないなあと思ったので。。
若干、話がそれますが、力の弱い小学1年生にとって、消しゴムで字を消すのはとっても大変な事なんです!
紙を抑えるということが出来ないようで、良く紙をぐちゃぐちゃにしてしまいます。
消しゴムはなるべく軽い力で消えるタイプを選んであげてくださいね!
ちなみに、山猫の子どもが、いろいろな消しゴム(ほんとに各社たーくさんの種類の消しゴムを使いました。)を使った中で最も消しやすい!と思ったのがこれ・・・
サクラクレパス アーチ消しゴム60 RAF60 消しゴム生地:白 45mm×19mm×10mm
軽い力で、よく消えるのだ!
なぜ鉛筆は丸軸よりも6角形が多いのか?
現在市販されている鉛筆(黒)は、ほとんどが6角形をしています。
赤鉛筆や、色鉛筆は丸軸が多いのに、黒の鉛筆は6角形なのにはいくつか訳があります。
理由1:転がらないようにするため
丸軸の鉛筆はすぐに転がって行ってしまいますよね。
丸軸の赤鉛筆がころころ転がって机から落ちてしまったという経験をした方は多いのでは?
鉛筆を六角軸にすることで、転がりにくくなっているのです。
理由2:持ちやすくするため
実は、六角形の鉛筆は、丸軸の鉛筆よりも安定して持てるのです。
なぜかというと、人間は、「人差し指」「中指」「親指」の3本の指で鉛筆を支えます。
しかも、三本の指が大体120°の間隔で配置されるので、鉛筆は、3の倍数でカットしてあると安定して持ちやすいという理屈なのです。
では、なんで鉛筆は3角形ではないのでしょうか?3の倍数が良いのであれば、
世の中の鉛筆はすべて三角軸でよいはずです。。。。
すべての鉛筆が三角形の軸でない理由
理由1: 芯が折れやすいため
鉛筆は、木炭などでできた芯を木でカバーしている構造です。
構造的に一番強いのが丸軸。芯を中心に、厚さが均等な木材が周りに接着されています。
つまり、芯を守るという用途で考えれば、丸軸が最も優れていて、場所によって厚さに差が出る、六角形や三角形は、芯を守る能力が劣っているのです。
つまり、芯の保護を考えれば 丸軸>六角形軸>三角形軸 となります。
比較的芯が折れにくい、黒鉛筆は、六角形軸や三角形軸がありますが、芯が柔らかく折れやすい、色鉛筆では丸軸が主流なのはこの理由のためなのです。
理由2:三角形軸は、六角形軸に比べて持ち替え(回転)がやりにくい。
鉛筆を使っていると、だんだん芯が減ってきますよね。
人間は、芯が減ってくると、線が太くなってしまうので、鉛筆を回転させてとがっている面で字を書き続けるという行為を無意識にやっているのですが。。。
ここで三角軸と六角軸は差が出てしまうのです!
この鉛筆の回転は、丸軸、六角形、三角形 すべての軸で可能なのですが、三角形軸は、120°単位でしか回転させる事が出来ません。
六角形は60°、丸軸は完全に自由に回転させることが出来ます。
実際問題としては、三角形軸でも問題ないのですが、六角形軸に慣れていると、ちょっとやりにくいなと感じまし、芯を回しながらまんべんなく使いたい!
と言う時に120度だと回転しすぎちゃうんですよね。。
ちなみに、色鉛筆は丸軸が多いのですが、これは、芯が折れにくいという理由のほかに、鉛筆を自由に持てるという理由もあるそうです。
絵描きさんは、色鉛筆をいろいろな持ち方で使います。
いろいろな持ち方、いろいろな角度で自由に鉛筆を持ちたい場合は、六角形や三角形は邪魔になってしまうそうです。
結局、新一年生にバッチリな鉛筆はどれ?
鉛筆の硬さは、書いてみて、薄いなーと思わなければ、「2B」で良いと思います。
でも鉛筆は消耗品なので、とりあえず最初の1ダースは「4B」で様子を見るというのも、おすすめです。
軸の形ですが、鉛筆を持ったことがなくて、うまく持てるか不安!なのであれば、三角形軸の鉛筆から始めてみるのがおすすめです。
三角形軸は、三本の指が三角形の各辺を抑えられるので、力がなくても安定して持てますし、変な癖も付きにくいと思います。
ただ、保育園、幼稚園時代に、鉛筆に親しんで慣れているのであれば、六角形軸の鉛筆でも良いと思います。
メーカーは、国産の有名メーカーであれば、品質に問題はありません。。
100円ショップに売られている良くわからないブランドの鉛筆は、芯が折れやすかったり、木材の品質が悪かったり、当たりはずれが大きいので・・・
最初は、しっかりとした文房具店で選んであげてほしいなと思います。
最後に山猫のおすすめの鉛筆を紹介します。
私の子どもも使っているのが、三菱鉛筆の三角軸 かきかたえんぴつです。
最近は、ネット注文で、名前を入れてくれるサービスがあるようです。
新入生の、名前書きはとても大変!あらゆる物にシールを張ったり、名前を書いたりしなければいけません。
もちろん鉛筆も一本一本 書いたり、張ったりしなければいけません。。
名前を入れてくれるサービスは本当にありがたいですね!
以上今回は新一年生のための鉛筆の選び方の特集でした。
小学生でも使える鉛筆削りの記事はこちらです。
鉛筆がいくらあっても、鉛筆削りが使えなくては、困りますよね。。
山猫がたどり着いた、小学生でも使える鉛筆削りの記事はこちらです。
最後までおよみ頂きありがとうございました。
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