(この記事の最終更新日は、2020年3月7日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
最近、我が家では、NHKの「チコちゃんに叱られる!」という番組が大人気。。。
かなり人気のある番組なのですが、知らない人のために概要を・・・
自称5歳のなんでも知ってるチコちゃんが、日々当たり前に使っている言葉であったり習慣であったりをゲストに質問して、うまく答えられなかったら、「ボーと生きてんじゃねえよ!」ってマジ切れする番組です。
こんな乱暴の番組のどこが面白いかと思われる方もいると思いますが、見ればわかりますがすごく面白いのです。
チコちゃんが実在の人間でなく、CGで作られた架空のキャラだから許されるのかもしれませんね。。(もちろん中の人がいるのですが・・・ゲフンゲフン)
そんなこんなで、我が家で、日々当たり前に使っていて気にも留めないものの理由を探るのが大人気。子どもに聞かれても意外と答えられないものが多いんですよねー
最近、子どもに聞かれて、完全に固まってしまった質問がこちら・・・
ねーねー。なんで泥棒はみんなぐるぐる模様の緑の袋なの?
なんで、泥棒は唐草模様の風呂敷で盗んだ物を運び出すの?
いや、こんなわかりやすい泥棒今はいないから。。
でも、テレビに出てくる泥棒は、みんな唐草模様の風呂敷を使っているから、本当にこんな格好の泥棒がいたってことかな。
そもそも、なんであの布、風呂敷っていうんだ?風呂関係ないやん。。
どんどん疑問が広がる一方なので、一つ一つ解決していくことにしました。
そもそも風呂敷って何?
荷物や贈り物を包むあの大きな布は、今でも「風呂敷」って言いますよね。
でも、お風呂は関係ないのになんで風呂敷っていうのでしょうか?
調べてみると、、室町時代までさかのぼるのです。
理由については諸説あって、確定はしていないようですが、wikiによると以下の二つの説が有力みたいですね。
大名が風呂に入る際に平包を広げその上で脱衣などして服を包んだ、あるいは足拭きにした等の風呂にまつわる説.
「風呂」の語源となった茶の湯で道具として用いられる風炉に由来するとの説などの諸説ある。
最初は、文字通りお風呂が関係していた可能性があるのですね。
最初は、文字通り風呂で使われていた風呂敷が、江戸時代に庶民に普及し、さらに一枚の大きな布であることから、物を包むのに便利という話になり・・・
いろいろな物を包む布になったというのが風呂敷の歴史のようです。
唐草模様は、風呂敷の代表的な「がら」だった
もともと江戸時代の風呂敷は植物の「がら」を使う事が多かったが、徐々におめでたいことを重視するようになります。
そこで登場したのが、縁起のよい植物をかいた風呂敷。唐草は、四方八方に広がるつるが長寿や延命を表しているとして、風呂敷の柄として広く普及したわけです。
もう一つ、唐草模様の風呂敷が普及した理由が、生産効率の高さ。
風呂敷は、複数枚の布をつなぎ合わせて作るのですが、模様が複雑だと、つなぎ合わせの部分が目立っておかしくなってしまいます。
でも唐草模様は単純な渦巻き模様なので、多少ずれても気にならなかったようです。
そんなこんなで、唐草模様の風呂敷は、庶民の間にも広がっていったというわけです。
泥棒は手ぶらで家に忍び込んでいた
唐草模様の風呂敷は明治から昭和にかけて大量に生産されていて、どこの家にもあったようです。
なので泥棒は、家に忍び込んだら、まず風呂敷を探して、風呂敷が見つかってから仕事にかかったようです。
つまり、泥棒が唐草模様の風呂敷を愛用していたのではなく、どこの家庭にも唐草模様の風呂敷があったので、唐草模様の風呂敷を拝借して泥棒するのが珍しくなかったという事なのです。
ただ、実際どの程度使われていたのかはよくわかりませんね。
漫画や挿絵なのでは、戦前から唐草模様の風呂敷を背負っているという絵が良く使われていたので・・・
泥棒は、唐草模様の風呂敷を使うというのがステレオタイプ的な見方になったのかもしれません。
まとめ
今回は、なんで泥棒は唐草模様の風呂敷を使うの?というチコチャン的な謎?について解説をしました。ほんと、あの番組で聞かれることって、ほとんどわからないのですよね。。
日々、ボーと生きていることを思い知らされます。。。
では、今日はこの辺で
最後までお読みいただきありがとうございました。
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