(この記事の最終更新日は、2020年4月16日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
この記事では、蛍光灯の照明にも寿命があって・・・
気にしないで使い続けてると危ないよ!って話をします。
最近、照明器具関連の記事を連投しているこのブログ・・・
今回は、意外と知らない「蛍光灯照明器具」の寿命についてのお話。
最初聞いたときは、「ふーん」って感じだったけど、良く考えたらかなりヤバい気がしてきたよ!
結論を先に言うと・・・蛍光灯の照明器具(蛍光ランプではなくて、天井にくっつける方の器具)の寿命は、「10年」くらい・・・
寿命を過ぎた機器は、壊れちゃうだけじゃなくて、発煙・発火の恐れがあるそうな・・・
我が家は、築30年の一軒家。
蛍光灯もたくさん使ってるけど、ずっと同じ照明器具を使っている所いくつもあるよ!
これって、完全アウトじゃないか!
という事で、今回は、蛍光灯の照明器具にどんな危険があるのか解説します。
照明器具の寿命は10年 JIS(日本工業規格JIS C8105-1)にも書かれています!
蛍光灯のランプが切れたら、新しい物に交換する。
一緒にグロー球も交換したりしますよね!
でも、それだけでほんとに良いのでしょうか??
実はどんどん劣化している?照明器具を注意して見て聴いてみよう
電球に比べて長持ちする蛍光ランプの交換頻度はかなり低め。
使い方にもよりますが数年に一回くらいですよね!
でも、ランプは交換しても、照明器具は・・・変えない場合がほとんどだと思います。
というか、照明器具を変えなきゃいけないなんて知っている人。多くないと思いますよ!
蛍光灯のランプは切れちゃうけど、照明器具が壊れた事あったかなあ?
あんまり気にしていないけど、うちでも交換した事あったよ!覚えてない?
そんな事あったかしら?
トイレの前の蛍光灯。
蛍光灯とグローを交換しても、点くのにすごーく時間が掛かるようになったよね!
ああ!そうだった!あれは確か・・・「安定器」が悪くなっていたのよね!丸ごとLEDのランプに変えてもらったっけ!
照明器具は壊れない!と思って見ていると気が付きませんが・・・
こんな事経験がありませんか?
・蛍光灯の周りから「ジー」という音がする
・照明が、なんだか少し焦げ臭いような・・・
どれも、蛍光灯の主要部品「安定器」の劣化が原因かもしれないのです。
安定器だけじゃない!ソケットの劣化や、内部の埃で発煙・発火することも!
照明器具の劣化は、安定器に現れる事が多いです。
実際に発煙・発火した!という事故は全国で起きています。
NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)がまとめた情報によると・・・
平成23年度~平成27年度の5年間で、照明が原因の火災は160件あったそうです。
蛍光灯の故障は、安定器が古くなったことで起こる事が多いのですが、それ以外にも、蛍光灯を装着するソケットが劣化したり破損したりしている場合や、照明器具の中に埃が溜まって発火するケースもあるそうです。
いずれにしても、照明器具は、10年使ったら交換する!と決めた方が良いと思います。
でも、10年ってあっという間ね!
照明器具が作られた年を確認する方法は?
古い照明器具が危険なのは、分かったよ!
でも家で使っている照明がいつ作られたか?はどうやったらわかるの?
家を作った時に設置した照明器具は分かりやすいよね!家を建てた時からの年数でわかる。
家を建てた時に設置した器具の寿命は分かりやすいですが、
古い建物の場合や、中古の建物の場合は良くわからないですよね・・・そんな時は、照明器具についている「銘板」をチェックすればOKです。
試しに、山猫が使っている事務所の照明を調べてみると・・・
10年製という文字が。。つまり2010年に製造された物という事が分かります。
この照明・・・まだ、見た目は新しいように見えるけど、来年で10年。
もう交換時期が迫っているって事ですね。。
照明の交換は、自分で出来るタイプと業者に頼むタイプがあります。
蛍光ランプは自分で交換出来るけど、照明器具はどうやって交換するの?
そうだね!簡単に交換できるタイプと業者に頼まなくてはいけないタイプがあるんだ!
引っ掛けシーリングを使った、シーリングライトの交換はとっても簡単!
電気工事士の資格が無くても交換して良いのがこのタイプ!
天井に引っ掛けシーリングと呼ばれるコネクタ(コンセント)がついている場合は、簡単に照明を交換できます。
シーリングライトの交換は、説明書を良く見れば、ほとんどの人が出来るレベル。
どんな作業か心配だな・・・という方は、以下の動画をご覧ください。シーリングライトの取り付け方法をわかりやすく解説してくれています。
こちらは難しい。直管型蛍光灯の照明器具の交換は、専門業者に任すべし!
事務所などに多いこのタイプ。40Wは事務所や店舗などで使われている事が多いけど、
20W・10Wの短い蛍光灯は、一般家庭でも広く使われていますよね。
ベースライトと言われるこの手の照明の交換は、電気工事士の資格を持っている人しか行う事が出来ません!
確実に設置できないと、発煙・火災の危険性がありますので、交換の際は電気工事店にご依頼くださいね!!
専門家に頼むのだ!
まとめ
今回は、どこの家にも必ずある「照明」の寿命についてのお話でした。
10年って、長いような気もするけど、、、おうちに住む年数を考えたら、そんなに長くないね!
10年はあくまでも目安。
使い方や製品によっては最も短い時間で壊れる事もあるから、定期的にチェックして、何か怪しいポイントがないかチェックした方が良いよ!
以上最後までお読みいただきありがとうございました。
~合わせて読みたい~
コメント