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(この記事の最終更新日は、2020年3月7日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
さて、今日はお年寄り(高齢者)の見守りの話題です。
山猫には、遠く離れたところに親戚が一人暮らしをしているのですが、電話してもメールしても、なかなか連絡が付かない時があります。
今の所、長いトイレに入っていたとか、電話から離れた場所にいたとか、大した理由ではないのですが、正直無事に生きていてくれるか心配な時も。
また、近くに住んでいても、どこかに出かけたまま帰れなくなってしまう事もありますよね。徘徊の問題も深刻です。
そんな時に、どこで何をしているのか分かれば探しに行くこともできますし、街中を移動していれば、とりあえず元気なんだろうという事がわかります。
そんな、お年寄り向けの見守りグッズがないか、調べてみました。
お年寄り(高齢者)向け見守りグッズに求められる仕様
- 余分な機能が付いていない事。
- 普段持ち歩ける事(できれば家の鍵に付けられる大きさ)か、腕時計タイプ
- 充電が一人でできる(同居または近くに住んでいる場合は、よいが、遠方の場合充電を忘れないようにするための仕組みが重要)
- 遠方にいる家族のスマホで、現在位置が簡単にわかるように。
- 出来れば、健康状態が家族のスマホでわかると良い
- ランニングコストは安いほうが良い。
正直、同居している場合は、だいぶハードルが低いのです。
最大の難関は、定期的に充電すること。
お年寄りは、充電しているかどうかは確認できないと考えて、家に帰ってきたらとにかく簡単に充電できるようなアイテムがあればGood!
本当にこんなアイテムがあるのか、いろいろ調べてみました。
お年寄り(高齢者)向け見守りアイテムの候補
GPS BoT(子ども用 見守りアイテム)
Bsizeというメーカーが販売している、子ども用見守りアイテムです。実は山猫はこのGPS Botを一年以上使っています。(子どもにですが。。)
このGPS botは仕様を満たしているのでしょうか?
- 余分な機能が付いていないか?:〇 余計な機能どころか、機能と呼べるものは何もついていない。SOS発信が出来ないのは、お年寄り向け見守りアイテムとしては難しいところ。
- 普段持ち歩けるか?:〇大きさは 縦5cm 横5cm高さ2cmくらい。鞄にいれるには苦労しないが、ストラップなどを取るつける穴がないのが難点。
- 充電が一人でできるか?:△ 充電は、Micoro USBケーブルを接続するだけではあるが、遠方に住んでいる場合はそれも難しい。
物忘れがひどくないのなら、大丈夫かもしれないが、そもそもその状態では、このGPS Botはあまり役に立たない気がする。 - 遠方にいる家族のスマホで、現在位置が簡単にわかるか?:◎ このGPS Botは、この機能しかないとも言える。。
- 健康状態が家族のスマホでわかるか?:× GPS Bot は位置情報しかわからない。
- ランニングコストは?:◎ 端末代4800円 月額480円と格安。この480円には、3Gの回線使用料が含まれているので、これ以上の費用は掛かりません!
子どもが使えるように、機能と呼べるものをすべて省いてあるのが、GPS Bot 電源スイッチすらありません。充電すれば、電池がなくなるまで使えるというコンセプトで設計されています。
私の子どもは、ランドセルにこのGPS Botを放り込んでいますが、その性能には、十分満足しています。
お年寄り用の見守りアイテムとしては、ちょっと扱いが難しいですね。
鞄の奥に入れてしまって、そのまま充電できずに電源が切れてしまうという結果になりそうです。
ただ、見守り対象のお年寄りが、同居か近所にいて、なおかつ、決まったカバンを持ち歩くのなら、効果がありそうです。
その場合も充電は、お年寄り自らではなく、見守りするほうが行う必要がありそうです。
GPS BoT お子様の現在地や行動履歴を教えてくれるAIみまもりサービス
ここココ for シニア
GPS Bot が、子ども用だったのに対し、ここココ for シニアは、お年寄り(高齢者)向けの製品です。
ビット・パーク株式会社という会社がやっているようですが、ベンチャー企業なのかよくわかりません。
この ここココ fot シニアは、お年寄り向けの見守りアイテムとして適しているのでしょうか?
- 余分な機能が付いていないか?:〇 現在位置を常に伝える機能のほかに、お知らせメールを送る機能があります。何かトラブルが起こったときは、このボタンを押すことで、どこでトラブルが起こったのかわかるようになっています。
- 普段持ち歩けるか?:〇大きさ的には持ち運びは可能。鍵にもつけられるようになっているのでGPS Botよりも忘れる可能性は少ない。
- 充電が一人でできるか?:◎専用のクレードルが準備されている。外出から帰ったら、鍵とここココをクレードルに置くように徹底すれば、遠方に住んでいてもなんとかなりそう。玄関にクレードルを置くのがよさそうな気がする。
- 遠方にいる家族のスマホで、現在位置が簡単にわかるか?:◎ 地図上に現在位置を表示させることが可能。
- 健康状態が家族のスマホでわかるか?:× 残念だながら、活動量計の機能はなし。。
- ランニングコストは?:〇 端末レンタルと、回線使用料で、月々2800円。GPS Botに比べてちょっと高いが、、クレードルの存在が大きい。
GPS Botに比べると、お年寄り向けに作ってあるな!というイメージ。やはりクレードルの存在は大きい。鍵につけてあげれば、なくす心配も充電しなくなる心配もかなり減りそう。
GPS機能付き見守り時計
GPS機能がついていて、3G回線を使って現在位置をお知らせする時計はいくつか発売されているが、今回は、【Oaxis】WatchPhone【国内正規品】子供用 見守りウォッチ キッズスマートウォッチを選択。
子供向けのデザインではあるけれど、お年寄り(高齢者)でも使ってくれるのかな?ちょっと心配ですね。
さて、子ども用見守りウォッチは、お年寄り(高齢者)用としても使えるのでしょうか?
- 余分な機能が付いていないか?:△ かなり多機能。3G回線を使った電話も可能これは、お年寄りにはうれしいかも。電話を持ち歩かなくてもこの電話があれば通話が可能です。
- 普段持ち歩けるか?:〇 デザインが子供っぽいのたまに傷ですが、こだわらないよ!というお年寄りなら大丈夫。腕時計なので忘れる心配も少ないですね。
- 充電が一人でできるか?:専用の充電台が準備されています。この充電台の上に電話を置くだけで充電可能。しっかりと手順をおしれればこのくらいの作業はできるかもしれません。
- 遠方にいる家族のスマホで、現在位置が簡単にわかるか?:◎ 地図上に現在位置を表示させることが可能。
- 健康状態が家族のスマホでわかるか?:△ 一応万歩計がついてはいるが、その情報を家族に伝えられるかどうかはよくわかりませんでした。
- ランニングコストは?:〇 端末はアマゾンで10000円前後。月々の回線使用料は格安SIMを使えば、数百円で済みそうです。
今の所、この時計型GPSウォッチが一番お年寄り(高齢者)の見守りに使いやすい気がします。
ただ、時計タイプだと、外す必要がないので、充電をいつするか!は難しい問題になりそうです。
枕元に充電用のMicro USBケーブルを準備しておいて、、毎晩充電するという決まりを作るのがよいと思います。
セコムが提供するサービス 「ココセコム」
セキュリティで有名なセコム。この会社名を知らない人は少ないと思います。
このセコムが提供しているサービスが「ココセコム」
機能としては、GPS Bot や、ここココ for シニア と似ています。でも一番の違いは、ボタン一発でセコムが現場に急行してくれる点。
どこかで、お年寄りが倒れたとしても、距離の離れた家族が向かうには時間がかかります。でも、日本全国に営業所を持つセコムなら、かなり早く現場にたどり着いてくれるのだと思います。
さて、この「ココセコム」はお年寄り(高齢者)向けの見守り端末として適しているのでしょうか?
- 余分な機能が付いていないか?:◎ 緊急用ボタンの他に機能と呼べるものはありません。さらに認知症の方向けの端末では、緊急用ボタンすらありません。
- 普段持ち歩けるか?:〇 大きさは、GPS Bot より少し大きいのですが、鞄やポケットにしまうのなら十分コンパクトと言えます。ただ、同居や近くに住んでいればよいのですが、遠く離れた方の場合、毎日見につけてもらうのは大変そうです。
- 充電が一人でできるか?:△ これが最難関。鞄の底に沈んでしまうと、お年寄りには厳しいかもしれません。同居だったら問題ないのですが。。別売りで、充電用クレードルが売っていますので、遠方のお年寄りの見守りだったら、クレードルは必須かなと思います。
- 遠方にいる家族のスマホで、現在位置が簡単にわかるか?:○ わかるにはわかるのですが、回数制限があります。
制限回数別に何タイプか準備されているのですが、ちょっと少ない割に高いなあという感じ。
一番安いプランだと、月に10回までしか、使えません(追加料金を払う事で可能)日々、スマホに表示させて・・・という使い方が出来ない点は要チェックです。 - 健康状態が家族のスマホでわかるか?:× 残念ながら、ついていません。
- ランニングコストは?:〇 料金は最安のコースで月額980円。
ただ、位置情報の取得が、月に10回までとなっています。10回は少ないですよねー できれば無制限にしてほしいところです。
ここセコムは、高齢者用見守り端末のなかでは、お年寄り自身が元気である程度判断能力がある場合に候補に挙がってきます。
あとは、居場所の検索回数が、月10回と言うのは驚きです。
迷子になったお年寄りを探そうにも、移動していたら、何回も検索するという事態も十分考えられます。
下手をすると、一回の捜索で10回分使い切ってしまうかもしれませんね。。出来ればもうちょっと使えるとより良いのですが。。。
もちろん、追加料金を祓ったり、そもそも検索回数が多い(その分高いのですが)を選んでおけばもっとたくさん使う事が出来ます。
これは盲点!普段使う電気ポットに見守り機能を付けたアイテムが!
今まで紹介した見守りデバイスとは、考え方が違う商品が、「見守り機能付き電気ポット」
みまもりほっとライン「iPOT]です。ちょっとアップル社のiPodと間違えそうなネーミングですが、
これはポットなんです。
この、iPOTは、見た目は普通の電気ポットなのですが、内部に携帯回線モジュールが内蔵されていて・・・
ドコモ回線を使って、ポットを何時、どのくらい使用したかを定期的にメールでお知らせしてくれるサービスなのです。
使用料金は、契約料5000円 毎月の使用料3000円 (ポット本体のレンタル料を含む)
面白いのが、このポットはレンタルという事。毎月の使用料には電気ポットのレンタル料も含まれています。
- 余分な機能が付いていないか?:◎そもそも見た目は電気ポット。ポットの下部に通信モジュールを装備しているため、少し下が長いですが、見た目の違いはそれだけです。
- 普段持ち歩けるか?:× 電気ポットなので持ち歩きは出来ません。。。
- 充電が一人でできるか?:◎ そもそも充電が必要ない!
- 遠方にいる家族のスマホで、現在位置が簡単にわかるか?:× 現在位置は分かりません。持ち歩き出来ませんからね。。
- 健康状態が家族のスマホでわかるか?:〇 直接は分からないのですが、電気ポットの使用状況が分かるので、結果として、元気にしているか、ちょっといつもと違うのかが分かります。
- ランニングコストは?:△ 正直な所、月3000円はいくら電気ポットのレンタル料が含まrていたとしても高いな!と感じます。電気ポット単独だったら、家電量販店で1万円以下で売っているわけですから。。
正直、電気ポットを見守りデバイスにしてしまうという発想に山猫は感心。
確かに、電気ポットを生活に取り入れているお年寄りの場合、定期的に電気ポットを使ってお茶を飲んだり、料理用のお湯を沸かしたりするわけで・・・
その時間と頻度で大体の健康状態が分かってしまうわけです。
(健康であれば、同じようなリズムで生活している可能性が高いですからね。)反対に、ポットの電源が一日中入っていなかったり、給湯ボタンがずっと押されていない場合は、「何かあったのかも?」という判断が出来るわけです。
しかも、このiPOTの最大の利点は、通信デバイスを「充電する」必要がない点なのです。
だって、電気ポットでお湯を沸かすときは、必ず、電気コードをポットに接続しますからね!
通信モジュールの電源も、電気ポットの電源からもらえるので、ユーザーがいちいち充電の事を気に掛ける必要もないわけです。
ちなみに、電気ポットは、象印製の最新型の電気ポットをベースにしていますので、電気ポット自体の機能も必要十分。
お年寄りに余計な手順や負担をかけることなく、スマートに日々の見守りが出来る優れたアイテムだなあと感じました。
このポットは、別記事でもう少し丁寧に扱っていますよろしければこちらもぜひご覧ください!
まとめ
今の所、みまもりウォッチが最有力候補です。
でも、考え方は違いますが、電気ポットを見守りデバイスにしてしまった、みまもりホットライン「iPOT]も魅力的。
お年寄りが全く意識する必要がないというのは最大の長所だと思います。
ただ、まだ、良い商品がないか捜索中ですので、もしかすると、新しいアイテムが追加されているかもしれません。こうご期待です!
お年寄りの、居場所をリアルタイムで知るというのはとても素晴らしい技術だと思います。
出来れば、普通活動量計に入っている、歩数や、睡眠状態などの情報も回線経由でとばして、見守る側のスマホ画面に表示されるとよりよいとおもいます。
もしかしたら、そんな製品が販売されているかもしれませんので、日々の捜索に力を入れたいと思います。
以上、今回は、遠くはなれたお年寄りの見守りグッズを紹介いたしました。
最後までおよみ頂きありがとうございました。
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