(この記事の最終更新日は、2020年5月1日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
このブログは、雑記ブログではありますが、防災グッズや防災コラムにかなり力を入れています。
お父さんはどうして防災に興味を持ったのかな?
最初の衝撃は、阪神淡路大震災(1995年)だな。
地震が起きてすぐに、被災地に行ったんだ。。
あの時の光景は今でも忘れられないな。。
もともと、東海地震が近いうちに来ると言われていた静岡県に住んでいる山猫は、災害対策に興味がありました。
その後、東日本大震災の被災地での経験も加えて、このブログを書いています。
さて、今日の話題は、「枕元に置く防災グッズ」です。
枕元って、寝る時の布団の近くって事だよね。。何か特別な防災グッズが必要なの?
そうなんだ!もちろん枕元に大きな避難リュックを置ければそれはそれで良いのだけど、、、普段の生活では邪魔になっちゃうよね。
そうだね。。ただでさえ狭い部屋が、リュック置き場になっちゃう。
だからね!寝ている布団の周りには、本格的な避難に繋げるための最小限の防災グッズを置いておくのがいいんだ!
地震は、いつ起こるか分からないですよね。
もしかしたら、よく眠っている時に突然起きるかもしれない。そんな時は、とにかく動き出すために必要なグッズだけを枕元に置いておく必要があるのです。
序:大きな地震が来たら、部屋の中の物は吹っ飛びます。
普段寝る時、スマホや眼鏡ってどうしてますか?
枕元に置いてそのままお休み・・・と言うのが普通の流れですよね。
でも家の中がぐちゃぐちゃになるぐらいの大きな地震が来たら・・・枕元に置いておいたものはどこに行くのでしょうか?
地震で移動しちゃうって事かな?
そうなんだ。私は実際に体験してないのだけど、被害にあった人に話しを聞いたところ、移動するってレベルじゃなかったらしい。
吹っ飛んだんだ!
つまり、防災用に、枕元にいろいろな物を並べておいても、どこかに行ってしまう可能性が高いのです。
でもそんなに遠くには行っていないんじゃ。。
そうだね!部屋が明るかったら見つけられるかもしれない。
でも、深夜だったら?
深夜でも、廊下は電気がついているし、街灯の明かりも入って来るよ!
それが、だめなんだ!ヒントは「停電」だよ!
普段は、部屋の電気を消しても、いろいろな所にある明かりで、部屋の中がぼうっと明るいという人多いと思います。
でも、それは、家の内外の明かりが入ってきているから(月明りだよ!という人もいるのかな?)
街中が停電になると、当然街灯も消えます。
すべての照明が消えると・・・ほんとに真っ暗なのです。
つまり、深夜に地震が起きると、部屋の中は漆黒の闇。
その闇の中に散らばった防災グッズ・・・探し出せると思いますか?
という事で、枕元に置く防災グッズは置き方が大事。ひとまとめにして、バラバラにならないようにしておく必要があります。(あとは、吹っ飛ばないようにする必要があります!)詳しくは↓の方で解説します。
まずは、枕元に置いた方が良いと山猫が考えている防災グッズをご紹介しましょう!
枕元に置いておきたい「防災グッズ!」
1.スマートフォン(スマホ)
言われなくても、枕元に持ってくよ!って言われそうなスマートフォン(スマホ)
はっきり言って、災害時もスマホは最強の情報収集ツール。
もちろん電話やLINE , SNSでこちらの情報を伝えるツールにもなります。
懐中電灯アプリを入れておけば、簡易的な懐中電灯として使えるしね!(電池を使うのでおすすめはしません!)
ただ、どうしてもめんどくさいので、布団の上にポイっと置いてしまいがち。
災害が起こった時に絶対に必要なので、出来れば毎晩「収納袋」(↓の方で解説)に入れるのがおすすめ。
そんなめんどくさい事出来ないよ!って方は、布団とマットレスの間に挟むか、枕の下に入れておくのをお勧めします。
2.懐中電灯
懐中電灯がなぜいるのか?という説明は不要ですよね!
深夜移動するためには明かりが必要。もちろんヘッドライトでも良いのですが、より汎用的に使える「懐中電灯」をお勧めします。
でも、懐中電灯って、ものすごく種類があるので、どんな機種を選んだら良いか分からないですよね!
ずばり、選ぶポイントは、
・ほどほどの明るさ
・単3電池か単4電池で使用可能
・広範囲を満遍なく照らす設計
3.携帯用スリッパ ~運動靴(スニーカー)でも可~
地震などの災害が起こった時に危ないのが、床に散らかった雑貨や食器、ガラスの破片。。とにかく尖ったものが大量に床に撒かれていると考えた方が良いです。
そんな中を素足で突撃するのはかなり危険。
足を怪我してしまうと、その後の避難も難しくなります。(避難した後の治療も満足に出来るか分からないですよね!)
出来れば、安全靴を準備しておきたい所ですが、まあ、寝室に安全靴はかさばるし、ちょっとやりすぎな感じも。。
せめて普通のスニーカーにしとこうよ!
スニーカーなど、運動靴を準備出来るのならそれはそれでOK!
でも、そんな物枕元に置けないよ!という方は、折り畳み式の携帯スリッパを準備するのがおすすめ!
今回ご紹介している枕元に置く防災グッズ。
実は旅行用の防災グッズとしても使えます。自宅の事だけ考えるのであれば、普通のスリッパでも良いのですが、旅行用という事を考えると・・・出来るだけコンパクトにおさめたほうが良いですよね!
このスリッパは、折りたたんで小さな収納袋に入れる事が出来るのも魅力。
それでいて展開するとしっかりとしたスリッパになります。
もちろん、釘などは簡単に貫通してしまうので、スリッパをはいたから安全!ではありませんが、素足で歩くよりはかなり安心できますよ!
4.グローブ(作業用手袋)
部屋がどのような状態になっているか分からないけど、尖ったものが沢山ある可能性があるわけですから、グローブは欠かせません。
普通の軍手でも良いのですが、、山猫がおすすめするのがこれ!
軍手より薄いのに、強度が高く、摩擦にも強いのが特徴。
非常にコンパクトに収納できるので、枕元に置く避難グッズにぴったりなのです。
防災に適したグローブは以下の記事で詳しく解説しています。どんな手袋を準備したら良いか分からない!という人は是非ご覧ください!
5.ホイッスル
このホイッスルを使わなくてはいけないとしたら、かなりまずい状況になっているはず。
普通に歩いて部屋から出られるようだったら、ホイッスルは使いませんからね。。
でも、どんな状態になるのか分からないわけですから、外にいる人に存在を伝える道具はあった方が良い。
肉声でもいいじゃないか!
と思う人もいると思うけれど、埃が舞っていたりすると、声が出にくいという事も十分考えられるわけで、、やっぱり、ホイッスル(笛)は入れておいた方が良いと思います。
コンパクトな防災用の笛だったらかさばらないからいいね!
6.眼鏡(できれば予備も)
これは、眼鏡(普段コンタクトを使っている人も含む)ユーザー限定。
目の悪い人にとって、眼鏡の有り無しは生死にかかわる大問題!
ただでさえどこに危険が潜んでいるか分からない状況で、目が良く見えなかったら大変ですよね!
毎日、自分の眼鏡を防災セットにしまえるよ!という方はそうすれば良いと思いますが、おすすめは、予備の眼鏡を防災セットに入れておくという方法。
今ではネットで安価に眼鏡を作るサービスもあります。
普段使いに使うのはためらう部分もありますが、緊急用と割り切れば良い買い物だと思いますよ!
眼鏡に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。眼鏡(コンタクトレンズ)ユーザーの方は是非お読みください!
7.モバイルバッテリーと充電ケーブル
正直な所、モバイルバッテリーと充電ケーブルをここに含めるか迷ったのですが、、
スマホの電池が少なくなっていて、すぐに充電しなくてはいけない場合もありますし、旅行用としても使えると考えると、モバイルバッテリーと充電ケーブルがあった方が良いと考えました。
準備するモバイルバッテリーはあまり大きくないものでOK
例えばこのタイプとか・・・
スマホを、1回~2回充電できるモバイルバッテリーです。
ただ丸型は意外に場所を取るので嫌だ!という意見も。。(実は山猫もそう思っています。)
そんな方には薄型大容量のこのタイプをお勧めします。
充電ケーブルについては、自分だけでなく、家族や自分の周りの人の充電の事も考えて、いろいろなスマホやタブレットを充電できるタイプをお勧め!
詳しくは↓の記事をご覧ください。
スマートフォンは便利だけれど、すぐに電池が無くなってしまうのが弱点ですよね!
モバイルバッテリーや、充電ケーブルを準備しておくと安心ですよ!
防災グッズを収納する!
さて、枕元に置く防災グッズをリストアップしていったわけですが、今度は小物をまとめておくポーチをご紹介します。
最近はスマホや周辺機器を便利にしまえるポーチが沢山うっているのだ!
これを防災用に使わない手はない!
散らばりやすい小物を効率よく収納。持ち運びにも便利なガジェットポーチを活用しよう
スマホやモバイルバッテリー、充電ケーブル、眼鏡や軍手やホイッスルを便利にしまえるのがこのポーチ。
メッシュのポケットが沢山ついた、ガジェットポーチが便利。
小物をこのポーチに入れておけば、紛失する可能性も減りますし、持ち運びも簡単。
山猫の一押しです!
防災グッズは、巾着袋に入れて、壁に吊るすか、布団の下に入れておきましょう。
さて、今回ご紹介した枕元に置く防災グッズ。
どこに置くのが安全かと言うと、、一番良いのは、巾着袋に入れて、壁に吊るすという方法。
出来れば、ベッドor 布団から手を伸ばして届く範囲にあるのがいいですね!
地震と一緒に停電になることを考えて、なるべく手探りでもたどり着ける場所に置くことをお勧めします。
壁やベッドに吊り下げなくても、しっかりと固定された籠などがあるのならその中に収納するのも良いと思います。
まとめ
今回は、枕元に置く防災グッズをまとめてみました。
出来れば寝ている時に地震が来てほしくはないのですが、、地震がいつ起きるかなんてわからないですよね。
非常食や避難グッズをつめたリュックは、倉庫の取り出しやすい所に入れておくとして、その倉庫まで安全にたどり着けるグッズが枕元に必要なのです。
枕元に置く防災グッズの紹介は以上で終了!
この記事を読んで少しでも参考になることがあるといいな!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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