(この記事の最終更新日は、2020年6月4日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
今回は、防災グッズの回。
今回は、災害時の寝具がテーマだね!
でも、、避難所って、毛布とか貸してくれるんじゃないの?
もちろん貸してくれるんだけど、、日本の避難所はまだ体育館の床に「じか」に寝る事も多いんだよ。。
そんな環境で、薄い布団や毛布だけで寝る事は出来るかな?
そっか。。一晩だけだったら頑張れるかもしれないけど、ずっと続いたら体を壊してしまいそうだね。。
最近は、避難所の中に段ボールで出来たベットを並べてくれる場所も増えてきましたが、、まだまだ少数派。。
体育館の床に、ブルーシートを引いてその上に雑魚寝。。という避難所も珍しくないのです。
忙しい人のための結論!
結論を先に言うと・・・災害時の寝具は、ちゃんと準備しておいた方が良いです。
もちろん、避難所では、毛布等を借りる事は出来ますが、、普段の快適なベットと比べたら、全然違います。
避難が短期間で終わるのなら、最低限の装備でなんとかごまかすことも可能ですが、、
おおきな災害が起きた場合は、かなり長い期間避難所で過ごす事もあります。
そんな時は、快眠できるかどうかがとっても重要!眠れないだけで、ものすごく体力を奪われますからね。。
今回は、過酷な避難生活を少しでも改善させるグッズを紹介したよ!是非参考にしてね!
~今回ご紹介した商品はこちら~
もう少し詳しく、災害時の寝具について知りたい方、、是非続きをご覧ください!
避難所の環境は、地域によって様々。でも、最悪の状況を考えるのが大事!
この記事は、災害が発生した時の避難所でどのような寝具が必要か?というテーマで書かれていますが・・・
避難所以外でも役に立つよ!
大規模な災害が起きた時は、、学校のグランドにテントを張ったり、自動車で車中泊をするケースもありますよね!
今回の記事は、なるべく汎用的に使えるグッズを紹介していきますが、比較的温暖な地域を対象にしています。
地域によっては、もう少し強力な装備が必要になると思います。
あらかじめご了承ください。
北国の冬に対応しようとすると、冬山登山かよ!っていうぐらいの重装備になってしまうのだ。。
災害時の寝具と言えば、「寝袋(シュラフ)」でもどんな寝袋を準備すれば良いの?
そもそも、災害時の避難で、寝袋は必要あるのか?という議論があります。
避難所には、毛布などが準備されているので、寝袋はいらないのでは?という意見も一理ありますが・・・
季節によっては、毛布だけでは厳しい事と、自前で寝具を準備することで、避難所の負荷を減らせるという理由で、山猫は、寝袋を準備することをおすすめしています。
では、防災用にはどんな寝袋を準備すれば良いのでしょうか?
実は、寝袋(シュラフ)は大きく分けて3つの種類があります。
・マミー型:マミーとはミイラの事。人の形をして顔だけ出ている。
・封筒型:上から下まで、寝袋の幅が変わらないタイプ。布団に比較的近い
・人型:なんと寝袋を着たまま移動が出来るタイプ。布団の機能がついた「つなぎ」みたいな感じ。。
顔まで包まれる「マミー型」は登山の定番だけど、、避難所では使いにくい
寝袋(シュラフ)と聞いて最初に思いつくのが、マミー型。
体に密着して、頭まで覆うマミー型の寝袋(シュラフ)の特徴は、コンパクトに収納できるのに暖かい事。
荷物を極限まで減らす必要のある登山では、体にぴったりフィットしたマミー型のシュラフが大活躍します。
いかにも寝袋って感じだよね!
でも、避難所ではちょっと使いにくいのだ。。
マミー型のシュラフは、コンパクトでとても暖かいのですが、しっかりと包まれているため、身動きを取るのが難しいという弱点が。。
もう一つ、暖かい時期の対応が難しいという問題も。。
真夏なら、寝袋自体が要らない!という場合もあるのですが、春、秋の微妙な季節は、ある程度温度調節が出来る寝袋の方が使いやすいのです。
その点、体をピッタリと覆ってしまう、マミー型の寝袋(シュラフ)はちょっと厳しい。。
結論を言うと・・・
登山に慣れている人が、冬の避難で使うには問題なし!
マミー型シュラフに慣れていない人は、寝苦しさを感じる事も。。
また、暖かい季節は、温度調節がやりにくいため使いにくい!
では、次に封筒型のシュラフ(寝袋)を解説していきます。
温度調節がやりやすい、足を出せる封筒型が山猫のおすすめ!
封筒型の寝袋(シュラフ)はその名の通り、普通の布団をパタリと折りたたんだ構造。
袋型のお布団って事だね!
周囲はファスナーで開閉できるので、取り扱いはとても簡単!
暑い時期は、ファスナーを少し開けると、風が通って涼しいのだ!
季節によって、いろいろな使い方が出来る、封筒型の寝袋。
弱点はないの?
封筒型のメリットは、マミー型よりも開放的で温度調節がしやすく、ある程度寝袋の中を動く事も出来る点。
でも、これがそっくり弱点でもあるのです。
封筒型は、マミー型よりも、密着度が低いから、耐寒能力は劣るのが普通なんだよ!
登山など、寝袋の限界性能が必要な場合は、封筒型を選ぶか、マミー型を選ぶかは悩む所なのですが、、、いろいろな状況に対応したい避難所なら・・・
使い方を幅広く選べる封筒型をおすすめします。
山猫がおすすめする封筒型のシュラフがこちら!
Yarrashop 封筒型 シュラフです。
使用できるのは+8℃までと、あまり寒い環境では力不足なのですが、、
避難所では、毛布など他の防寒具と組み合わせて使用することも出来るので、汎用性重視のこの寝袋を山猫は推しています。
この寝袋は、足の部分だけをファスナーで開けられるなど、、メリットが大きい寝袋なのです。
足が出せるのはいいよね!春から秋に使うにはピッタリの寝袋だね!
もう少し本格的に準備したいのなら、災害対応型寝袋がおすすめ!
基本的には、封筒型の寝袋なんだけど、災害用に適した機能がもりだくさんの寝袋なのだ!
普段の生活で寝袋を使うとしたら、、登山やキャンプなどのアウトドア。
災害での使用もアウトドアと基本的には変わらないのですが、、、一点大きく違うのが、季節を選べるかどうか。。
登山やキャンプだったら、自分の装備と、目的地の気温を見比べて装備が足りなければ、買い足すか、あきらめるか出来るわけですが、災害はそうはいかないですよね。。
つまり、災害時の寝袋に求められる性能は、キャンプなどのアウトドアよりもシビアとも言えるのです。
そこで登場するのが、災害対応型寝袋・・・その主な特徴はと言うと・・
・水洗い可能
・冬でも暖かい!(-6℃まで対応)
・子どもから大人まで使用可能
・側面にチャックが付いているので、夏でも蒸れなく快適!
避難所での使いやすさを重視した、災害対応型 超万能「寝袋」~スリーピングッド~
家族全員分準備しておくと安心!山猫のおすすめです!
数日の避難ならいらないけれど、避難が長期化することを考えたら、寝袋用シーツはあった方が良い!
さて、寝袋は封筒型をおすすめしたわけですが、長期間の避難を考えると・・・
寝袋だけだとちょっと厳しいのです。
何が問題なの?
寝袋って、どうしても汗が溜まりやすいのだ。。
最近は素材もだいぶ良くはなっているのだけどね。。
寝袋も何回か使った後は、洗濯した方が良いのですが、、、
災害が発生した状況では、寝袋を洗うって現実的ではありませんよね。。
分厚い寝袋はなかなか乾かないしね。。そもそも洗う水が無いのだ。。
そんな時に役に立つのが、寝袋用のシーツ。
Unigear インナーシュラフ です。
これも寝袋みたいだけど、さらに普通の布団に近いね!
このインナーシーツは、寝袋と重ねて使う事も出来るし、暑い時期は、これ一枚で使うことが出来る優れものなのです。
毛布と組み合わせて使うのもいいね!
インナーシーツを洗うのも大変な作業ではあるのですが、、、寝袋本体を洗うよりははるかに簡単!
普通のシーツと同じように洗う事が出来るよ!
もちろん、インナーシーツを複数準備しておいて、交換するという方法もおすすめです!
体育館の床に寝るのなら、寝袋の下にひくエアクッションは必須!
さて、ここまでは寝袋本体の話でした。
なんとなく、寝袋(シュラフ)があればOKみたいな感じがするけど、、実際に寝袋だけで寝てみるとあることに気が付くんだ。。
何だろう?
それは、体育館の床って想像以上に硬くて、振動を伝えやすいって事。
もし、避難所が畳だったり、段ボールのベットを並べてくれていた場合は、寝袋だけで快適に休める可能性はあります。
ここでは、体育館の床にレジャーシートや段ボールを引いただけの状態の話。。
はっきり言って、体育館の床は固くて、寝袋だけでは体が痛くなってしまうのです。
しかも、床って冷たいよね。。いくら寝袋があると言っても下から冷たくなってくるのはイヤだな。。
そんな時に役に立つのが、寝袋の下に敷くクッション!
最近は、もっとコンパクトに収納出来て、クッション性の高い、エアマットが主流!
いろいろな商品が販売されていますが、その中でもこれは性能が高いな!と感じているのがこれ!
見た目は似たようなエアーマットがたくさん売っているのです、KOOLSEN エアーベッドとは似て非なるものがいっぱい!
(もちろん類似品を全部試したわけではないのですが。。)
とにかく、普段は超コンパクトなのに、しっかりとした素材でクッション性も高い、
KOOLSEN エアーベッドが山猫の一押しなのです!
クッションで柔らかいだけじゃなくて、
冷気を遮断してくれるから、寝袋の中があったかくなるんだよ!
エアクッションに空気を入れる。。空気入れも準備しておくと吉!
さて、便利なエアクッションですが、当然収納時は、空気が入っていません。。
空気が入っていたら大きくなっちゃうからね。。
つまり使う前に、空気を入れる必要があるのです。
まあ、エアーベットが一つか二つだったら、自分の息で膨らませれば問題ありません。。
ちょっと大変だけど、大きな浮き輪を膨らませているみたいなものだよ。。
でも、これ以上数が増えると、エアーベットを膨らませるのも大変。。
という事で、足踏み式の空気いれを準備しておくのをお勧めします。
空気入れは、一つ持っておくととっても便利。
夏のレジャーには欠かせない一品だよね!
空気入れは電動のタイプも市販されていますが、使いやすいのは、電気が無くても使える足踏み式の物。。
山猫がおすすめするのは、アウトドアグッズで有名なロゴス製。
あまり安い物は倉庫で締まっているうちに空気が漏れるようになって使えなくなってしまう事が多いのです。
ちゃんとしたメーカー品が安心だね!
災害時の寝具(寝袋)の考察 ~まとめ~
今回は、避難所で使う、「寝具」について考えてみました。
避難が短期間で終わるのなら、最低限の装備でなんとかごまかすことも可能ですが、、
おおきな災害が起きた場合は、かなり長い期間避難所で過ごす事もあります。
そんな時は、快眠できるかどうかがとっても重要!眠れないだけで、ものすごく体力を奪われますからね。。
今回は、過酷な避難生活を少しでも改善させるグッズを紹介したよ!是非参考にしてね!
~今回ご紹介した商品はこちら~
以上最後までお読みいただきありがとうございました。
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