(この記事の最終更新日は、2020年3月13日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
皆さんはこれ、見たことありますか?
これ、見たことある!電気のコードをまとめて、キューと止めるやつだ!
そうそう。いったんギューと絞ると、もう元には戻らないやつだね!
一般的には、結束バンドと呼ばれているこの商品。
もともとは、電線の束をまとめて固定する用途で開発されたのですが、、、
実は、日々の生活にすごく役に立つ商品なのです。
結束バンドの呼び方は何が正しい?タイラップ?インシュロック?
ちなみに、この結束バンド。。人によって呼び方が違う事でも有名。
結束バンド、インシュロック、タイラップ、結束タイ、いろいろな呼び方で呼ばれるので、同じ商品の事を言っているのか心配になります。。
実は、インシュロックと、タイラップは商品名
インシュロック:ヘラマンタイトン株式会社が製造販売している結束バンドの商品名 商品の信頼性が非常に高く、また、商品展開も豊富なので、結束バンド=インシュロックととらえている人が多い。ただし、価格は思った以上に高価。。
タイラップ:トーマス・アンド・ベッツ社が製造販売している結束バンド。
世界で初めて結束バンドを製造した会社として有名。最も歴史のある結束バンドブランドとして今でも人気が高いのです。
という事で、「結束バンド」が製品全体の名前。インシュロックや、タイラップは、商品名だという事が分かりました。
もともとは「電線をまとめる」ための物だけど、、、
この結束バンド。もともとは電線をまとめるための物で、今でも産業分野では当たり前のように使われています。
でも、この結束バンド。一般のご家庭でも使い道があるのです!
ちょっと待ったー!!!
そもそも結束バンドを使ったことがない人には、何が便利なのかわからないよ!!
そりゃそうか!でもこの魅力をどうやって説明したらいいかな?
何かわかりやすい例があると良いのだけど。。。
という事で、我が家で結束バンドを使っている場所をご紹介。
これは何かと言うと、、夏の日よけに使っている「よしず(葦簀)」をつなげている部分。
我が家では2枚のよしずを壁に立てかけて日よけにしているのですが、どうしても2枚のよしずの間に隙間で出来てしまうのです。
また強い風が吹くと、よしずばバタバタしてしまうので・・・
2枚のよしずを連結しているというわけです。
同じような事は「すだれ(簾)」でもできますよ!
この時に活躍するのが、結束バンド。何と言っても麻紐で結ぶよりも「がっちり、しっかり」しかも、圧倒的に簡単に結ぶことが出来るのです!
では、実際によしずを固定する時の手順を順を追って説明していきます。
結束バンドの使用例・・・よしずの固定
※ 我が家での使用例はあくまでもアマチュアのDIYレベルの話。
本来の使用方法から外れた使い方をしているという点を踏まえて見ていただきたいと思います。
さて、まず道具の確認。結束バンド(一番上の黒い物)は当然買ってくる必要があるのですが、それ以外に、ペンチと、ニッパーがあると便利。
ペンチ:結束バンドを強く引っ張るために使用します。
ペンチが無くても手で引っ張ることは出来るのですが、より強くしっかりと固定したい場合は、ペンチが必要になります。
ニッパー:固定した後に、余分な結束バンドをカットするために使います。
ニッパーがあると、余分な部分の根元からキレイに切断出来るのがポイント。
ニッパーが無い場合は、ハサミでも代用できますが、、ニッパーは100円ショップでも手に入りますので、結束バンド切断用に一本持っておくと便利。
また、ニッパーは、使わなくなった結束バンドを切断する場合も使います。
ではこの部分を結合してみましょう!
まずは結束バンドを裏側に回り込ませて、表側に引き出してきます。実はこれが一番難しかったりして、、
結束バンドのとがった方を穴に通します!
まずは手で、ぎゅーと引っ張ります。あまり強く結束しなくても良い部分だったら、手で引っ張っておしまいにしても良いでしょう。。
でも、がっちりつなぎたいなら、ペンチを使います。
ペンチで引っ張ると、さらにパチパチと音がして締まっていきます。
でも、物には限度がありますので、締めすぎに注意しましょう。最悪そのまま結束バンドが切れてしまいます。
出来ました。しっかりと締まったのですが、結束バンドのあまりがピヨっと出てしまっています。
あまり美しくありませんし、邪魔なので、余分な部分をカットします。
カットには、ニッパーが便利。
根本から切らないと、結束バンドのあまりの部分が飛び出して、美しくないし、危険でもあります。
これで完成。今回は撮影しながらなので少し時間が掛かりましたが、なれれば10秒くらいで終わってしまいます。
紐で結ぶよりも、はるかに早く、しかもゆすってもズレないくらい強固に結合出来るのです!
結束バンドの選び方!もっとも重要なのは、外で使えるかどうか?
結束バンドを買う時に最も重要なのが、、外で使えるかどうか。
産業用で、機器の中の電線をまとめるという使い方ならば、屋内用で十分なのですが、DIYや農作業で使う(実は畑のネットや、支柱を固定するにも結束バンドは大活躍)場合は、屋外で使えるかどうかは重要な問題なのです。
メーカーによって考え方が違う場合もあるので、ここでは、シェアNo.1の「インシュロック」に絞って話をしていきたいと思います。
インシュロック:屋外で使うのなら「黒」を選ぶべし!
山猫も使っているインシュロック。
屋内用と屋外用を見分ける簡単なポイントは「色」基本的に屋外用は「黒」屋内用は「白」なんです。
後は、パッケージのどこかに「耐候」と書かれているかも確認します。
・白いインシュロックは、屋内専用!外で使うとボロボロに。。
でも屋内で使うのならこちらを選んでもOK!
・黒いインシュロックは、屋内でも屋外でも使えます!
比べてみると明らかにこちらの方が劣化が少ない!一般の過程で使うのならこちらがおすすめ!
もちろん、屋外用を、屋内に使う分には何の問題もないので、一般家庭がDIY用途で使うのなら、屋外用の「黒」を選んでおくことをお勧めします。
ただ「黒」の最大の問題は、価格が高い事。。
DIYだけど、屋内で、かつ大量にインシュロックを使うよ!
という場合は、「白」を選んでも良いと思います。
以前山猫は、この事を知らなくて(というかインシュロックに耐候用があると事を知らなかった)なんとなくデザインで「白」を選んで、大変な目にあったことがあります。
屋外で、「白」のインシュロックを使っていたら、いつの間にか、ボロボロになってインシュロックが切れてしまったことがあります。
という事で、ちょっと高いですが、DIYや畑で使うのだったら「黒」を選ぶのをお勧めします!
いろいろなメーカーが類似品を出しているけれど、やっぱり使いやすいのは「インシュロック」
DIYで使うのであれば、どこの製品でも良いのでは?と思いますし、確かにほとんどのメーカーの製品は信頼が出来るレベルです。
でも、物によっては、めちゃくちゃ弱くて、ちょっと引っ張ったら切れてしまう粗悪品も。。
どのメーカーの結束バンドがいいか迷って、何を買ってよいかわからなくなったら、
「インシュロック」をお勧めします。
確かにちょっと高いですが、、、とにかく信頼性が高いですし、結束時の使いやすさもピカイチです。
という事で、DIYや畑作業、農作業では「インシュロック」の黒を強くお勧めします!
※ 慣れてくると、「黒」の結束バンドはすべて対候性の商品と錯覚してしまうのですが、、実はメーカーによって違いします。
対候性ではないのに「黒い色」をした結束バンドが売られているので注意が必要なんです!この記事で取り上げた、対候性の見分け方は、あくまでも「インシュロック」でのみ有効です!!!!
・細い配線など、小物を結束するのなら、長さ100mm(10cm)のこのタイプがおすすめ!
・実は一番使いやすい、200mm(20cm)のインシュロックは万能選手!
・一般家庭では300mm(30cm)あればほとんどの場合は結束可能。ただ、結構お財布に痛いのが玉にキズ。。。
使う場所に合わせて選んでね!
結束バンド使用手順 ~まとめ~
今回は、一般のご家庭でも便利につかえる「結束バンド」のご紹介でした。
山猫は電気系の仕事をしているので、結束バンド(インシュロック)はありふれた物だったのですが・・・
身近に、使ったことがない!
なんだこれ便利じゃん!という人がいたので、記事にしてみました。
上の記事ではペンチで引っ張ったりしているので、女性には難しいのでは?
と思う人もいるかもしれません。
でも、その心配は無用。女性のちからでも十分使えますし、逆に、力のない女性に強くお勧めしたい商品なんです。
だって、力が無くても、しっかりと固定ができるのですから!
しっかりと固定するという使い方の他にもあえて、緩く結んで、ハンガーを下げられるフックとして使ったり、使い道は数限りない面白い商品です。
是非一度つかっていただけたらと思います。
以上最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント