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防災! 家具の転倒防止対策 普通の突っ張り棒では力不足。では、何を使えば良いのか?

家具の転倒防止 防災
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(この記事の最終更新日は、2020年4月13日です。)

こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar

この記事は、「防災! 家具の転倒防止対策が難しい理由!」の続きの記事となります。

 

子ども猫
子ども猫

もしお時間がありましたら、前の記事からご覧ください。。

前回の記事では、家具の転倒防止対策は、結構難しい!特に壁に穴を開けられない「賃貸物件」の場合は対策が難しいという話をしました。

でも、賃貸物件でも、家具の転倒防止対策・・・したいですよね!

子ども猫
子ども猫

大きな家具が倒れてきたら怖いよ!!

そこで今回は、賃貸でも出来る家具の転倒防止グッズを紹介します

 

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賃貸物件の家具の転倒防止対策の難しさ

賃貸物件は、基本的には壁に穴をあける事が出来ません。

もっとも強いと言われている家具の固定方法は、家具と壁(壁の中の柱)をL字金具で固定するという方法ですが、賃貸物件では壁に穴をあける事が出来ないので、この方法が使えないのです。。

また、壁に穴をあけても良いという場合でも、L字金具による固定はなかなか難しい。

L字金具は、壁の柱部分にネジを打ち込まないと効果が薄いのですが、その柱が都合のよいところにない場合が多いのです。

最近よくある石膏ボードの壁板では、ネジがほとんど効かないので、地震が起こると簡単にネジが外れてしまい、家具が倒れてしまうのです。。

これでは、耐震の効果はありませんね。。

では、突っ張り棒は役に立つか?

家具の転倒防止グッズとして、家具と天井の間に突っ張り棒をつけるというグッズが売られています。

家具の転倒防止

この手の突っ張り棒を付けている家も多いと思います。

天井との間に突っ張り棒を付ける事で、地震が起こったときに突っ張り棒が支えになって、家具が倒れるのを防ぐという商品ですね!

確かに、この突っ張り棒を付けていると家具が倒れにくくなります。
ただ一般的に売られている突っ張り棒はいくつか問題があるのです。それは、

・横方向の力が掛かった時に外れやすい。

突っ張り棒は、家具が壁から離れて倒れようとする力には耐えられるのですが、家具が壁に沿ってズレるように動くと、突っ張り棒が外れてしまう事があります。

特に突っ張り棒が長い場合(家具と天井の距離が離れている場合)は突っ張り棒が外れやすくなります。

・天井が壊れてしまう。

実は天井はあまり強くはない場合が多いのです。

もともと天井板は力がかかる場所ではないので、薄い板や、石膏ボードを渡しているだけという家も多い。

そんな天井に下から強い力を掛けると、天井板が割れてしまったり、壊れてしまったりするのです。

特に、天井との接触面積の狭い突っ張り棒の場合、天井板の一部に強い力がかかって、簡単に天井が壊れてしまうのですね。

・突っ張り棒をしっかりと付けるのは意外と難しい。

突っ張り棒を付ける時は、家具と天井の間をしっかりと突っ張ってもらわなくてはいけないのですが、これが意外と難しい。

しかも最初はしっかりと固定されていても、時間がたつとなぜか緩んでいるという事を山猫は何度か経験しています。
(原因はよくわからないのですが。。家具の重みで床が沈んだり、突っ張り棒の力で天井が押し上げられたりしていたのかな?)

定期的に、突っ張り棒をチェックして緩んでいないか確認する必要があります。

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山猫がお勧めする家具の転倒防止グッズ

天井と家具との間が離れている場合、または天井が弱い場合の転倒防止グッズ

天井と家具が離れている場合は、突っ張り系の転倒防止グッズは役に立たない場合も。。。

また天井の強度が明らかに不足している場合も突っ張り系の転倒防止グッズは使えません。

このような場合に活躍するのが、家具の揺れを吸収するダンパーと呼ばれる耐震グッズ。壁を傷つけないので、賃貸物件でも安心して使用することが出来ます。


使い方は簡単。家具と、壁に両面テープで貼るだけ。
山猫も取り付けてみましたが、こんな簡単な器具でほんとに効果があるの?と半信半疑になりました。。

ただ、テープで、家具と壁を固定しただけじゃん!地震が来たら簡単にテープが剥がれて、家具が倒れちゃうよ!と思うのですが、なぜかなかなかテープは剥がれないのです

秘密は、地震の揺れを吸収するスポンジのような素材。

この振動吸収材の力で、家具が壁から離れるのを防いでくれるそうです。
(※山猫家はこの転倒防止器具が活躍するほどの地震にあっていないので効果はまだわからないのですが。。)

この製品の動画がいくつかネットにアップされていて、いくつか見てみたのですが、確かに震度7相当の揺れにも耐えている。

あまりに簡単で小さな製品なのに、一体どこにこんな力が隠されているのか不思議に思います。
ちなみに、L字型とT字型が売られていて、T字型の方が、耐重量が大きい(L字型は家具の重量115kgまで。T字型は家具の重量150kgまで)
L字型の方が見た目がすっきりしていますが、設置に問題ない場合は、より地震に強い、T字型をお勧めします

また、この不動王は、家具の高さが低い方がより効果を発揮するようです。

メーカーのページでは、家具の高さ215cmまでは実証済みとの事。

大人の背丈くらいのタンスやクローゼットなど、天井との間がかなり空いてしまう家具に使うのがよいと思います。

天井と家具の隙間がすごく狭い場合の転倒防止グッズ

天井近くまである食器棚などを、固定するグッズはあまり売っていません。
そもそも、天井近くまでの家具というのは、重量もかなりの物になりますので、かなり頑丈な器具でないと固定は難しい

天井にかかる負担も大きいので、なるべく天井と広い面積で接触する。
そんな転倒防止グッズが求められます。そもそも狭い隙間用の転倒防止グッズはあまり多くないのですよね。

そんな中、山猫がお勧めするのがこれ。。

子ども猫
子ども猫

お父さん、家具の突っ張り棒つけるの苦手だよね。。。
すぐに緩んで突っ張り棒が倒れてたりするもん。。

山猫
山猫

天井と家具との間をしっかりとつなぐのは、結構大変なんだよ!自分ではテンションがかかったと思っても、あんまりがっちり止まっていない場合も多いんだ。。

この、「ふんばりくんシリーズ Zタイプ」は、自動車用ジャッキのような構造をしているので、かなりの力で固定することが可能(逆に天井を壊しそうで怖いですが。。)

黒いハンドルを回すことで、簡単にしっかりと家具を固定出来ます。

固定出来る範囲は、家具と天井との間が10cm~20cmの間。

調整範囲は広くはないのですが、このくらいの隙間用の転倒防止グッズは数が多くないので貴重な製品です。

車のジャッキのような構造をしていて、非常にがっちりと固定出来るのがポイント!

緩くなっていないかの確認も、黒いハンドルを回すだけなので簡単なのです。

天井との接触面が広くとってあるのもプラスポイント!

もちろん、天井の強度がとても重要な要素になってきますので、出来れば梁に直接つけるか、または天井の補強が必要になる場合もあります。

突っ張り系の製品は、床や天井の強度によって効果が大きく変わるので、しっかりと付ける前に調べる事をお勧めします

突っ張り棒の弱点を克服し、さらに収納まで増える便利な転倒防止グッズ

普通の突っ張り棒は横方向の揺れには弱い。。
そんな弱点を克服しつつさらに収納まで増やしてしまう便利な家具の転倒防止グッズが、これ。。

箱型の耐震補強グッズです。収納を増やしつつ、突っ張り棒の役目も果たします。
この箱状の形状がポイント。
面で天井と家具を支える為、縦方向、横方向どちらの揺れでもしっかりと家具を支えてくれます。

家具と天井との間は35cm~67cmのスペースに対応しています。
調整範囲は結構広いのでいろいろな家具に使う事が出来ます。

もちろん棚としても使えるので、スペースの有効活用にもなりますよ!
耐震性能も非常に高いうえに、収納まで増える!

しかも、突っ張り部の板が大きいので、天井への負担が普通の突っ張り棒よりもはるかに小さいというのもプラスポイントです!

横幅の製品展開が3種類あるので、耐震対策をする箪笥や棚の幅に合わせる事が可能。天袋のような使い方が出来るのです。

防災グッズなら【ディフェンドフューチャー】

まとめ

今回は、賃貸物件でも使える、耐震グッズをご紹介しました。

山猫家は、東日本大震災の時に、部屋の家具がこれでもか!と言うくらい倒れてしまいました。

家具が倒れるって、ほんとに怖いよね

山猫
山猫

中の物は、そこら中に散らばってるし、、ホントに大変だったし、怖かったよ。。

しっかりと、家具の転倒防止対策をするだけで、かなり安心できるよ!

~今回ご紹介した商品はこちら~






最後までお読みいただきありがとうございました。

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