(この記事の最終更新日は、2021年11月20日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
先日、このブログでこんな記事を書きました。
記事の内容は、ガソリンスタンドにある給油用の3つのノズルの違いや意味など、、
この3つのノズルからは、軽油、ハイオク、レギュラーの3種類の燃料が出てくることなどを説明しました。
この記事を読んだ友人からこんな言葉が・・・


そうだよね。最近、石油ストーブ禁止のアパート増えたし、使ったことないって人多いよね!


そういえば、私も長らく石油ストーブ禁止のアパートに住んでいて、いざ使っていいよ!という家に住んでから、どうしたらよいか困った事を思い出しました。
灯油の買い方~灯油を買いに行く前に必要な準備!~
灯油を買うためには、灯油を入れておくタンクや、ポンプが必要です!慌てないようにあらかじめ準備しておきましょう!
灯油用ポリタンクを購入する
まず、灯油を入れる専用のポリタンクを買う必要があります。
これは、なんでも良いわけではなく、「灯油」専用の物を買う必要があります。
灯油を売っているガソリンスタンドでもポリタンクを売っている場合がありますが、無い場合もあるし割高な場合も多いので、事前に買っておくのがおすすめ!
灯油専用のポリタンクは、18リットルが基本。たまに20リットルのタンクもありますが、18リットルタンクを選んでおけば間違いありません。(20リットルタンクでも大丈夫ですよ!)
灯油用のポリタンクは、赤か青に着色されています。色の違いで性能差はないので、どちらを選んでも良いのですが、、
実は住んでいる所で、どちらの色が主流が決まっているのです。
ざっくりとですが、西は青、東は赤です。
これは、ホームセンターなどに置いてある、灯油用ポリタンクを見ればすぐに分かるのですが、名古屋から西は青、静岡から東は、赤の場合が多いそうです。
JIS規格(日本工業規格)では、不透明であれば色は問わないとなっているので、赤でも青でも問題はありません。
特にこだわりが無ければ、住んでいる地域で主流の色を選べば良いと思います。
注意点として、出来ればポリタンクは、2つ以上買った方がいいですよ!
片方が空になったら、給油に行くようにすれば、燃料切れで寒い夜を過ごすという事がなくなります。

夜に、灯油が切れた時の何とも言えない寂しさは味わってほしくないよ!
ポリタンクから、ストーブの燃料タンクに移すためのポンプが必要です!
とりあえずこの灯油用タンクがあれば、灯油を買ってこれるのですが、灯油のポリタンクから、石油ストーブの燃料タンクに、灯油を移す機械が必要になります。
それが、「灯油ポンプ」と呼ばれるもの。
手動タイプの灯油ポンプ
昔からあるのが、この手動のタイプです。
このタイプは、ずっとポンプを動かしていなくても、一定の条件さえ満たせば勝手に、ポリタンクから、燃料タンクに燃料が流れ続けるという優れものです。
ただ、この一定の条件さえ満たせば・・・というのが曲者なんです。
もちろん、要は慣れの問題なので、一回原理が分かってしまえば戸惑う事もないのですが。灯油のポリタンクをちょっと高い所に置いておかないと、上手く流れなかったり・・・
そこで、山猫がお勧めするのが、電気の力で灯油を吸い上げる、電動ポンプです。
電動タイプの灯油ポンプ
片方を、灯油のポリタンクに、、片方を、石油ストーブの燃料タンクに挿して後はスイッチをONするだけ!
どんどん、灯油を輸送してくれます。そして、最近は、石油ストーブのタンクがいっぱいになったら自動的にポンプが止まる物も!
まあ、基本は、石油ストーブの燃料表示窓を見ながら、手動でポンプを止める事をお勧めしますが、、、
吹きこぼれを防止する機能が付いているのは、うっかり溢れさせてしまいそうな時でも安心できますよね!
さらにさらに・・・

まだ、何か出るのかな?
山猫家は、屋外にポリタンクを置いているので、給油は「外」で行っています。そこで問題になるのが!
夜は暗い事!

また当たり前の事を言っている。。
夜、暗い中での給油は結構危険!燃料タンクの表示窓も暗いと良く見えないですからね!!
山猫家で、去年ヒットしたのがこの商品!
LEDライトが付いた、電動ポンプなんです!ちょっとした工夫なのですが、これが本当に便利!
懐中電灯や、ヘッドランプを持って給油すればいいじゃない!という声が聞こえてきますが、大概、給油を始めてから、懐中電灯を持っていない事に気が付くんですよね。。。

お父さんが忘れっぽいだけでは?

そんな事ない!!・・・よね。。。
もちろん電動ポンプとしても優秀!自動停止機能もついて安心のダクシン 自動停止型灯油ポンプ。
とっても使いやすいので、灯油初心者さんに、強くお勧めします!
まったく新しいタイプの灯油ポンプ
灯油ポンプと言えば、手動タイプか電動タイプ。。
この二種類だとずっと思っていたのですが、最近見つけたのが圧倒的に給油が楽になるこのアイテム。
ミヤサカ工業という所が作っている 「コッくんトーユ」
というアイテムです。

どんな特徴があるのかな?
この コッくんトーユを知るまではあまり気にならなかったのですが、、
灯油をポリタンクからストーブのタンクに移す作業って、結構大変なのです。。
特に気になるのが・・
- 給油終了時に灯油が垂れる事
- 電動ポンプを使っても、給油時間が結構かかる事
基本的に、灯油の給油は寒い時期に行われますよね。。(当たり前ですが。。)
その寒い時期に屋外で、フーフー言いながら給油をするわけですが、意外に時間がかかるのと、給油終了時、ポンプを抜き取る時に灯油が垂れるという問題があるのです。
この、コッくんトーユの特徴は、
- 圧倒的に早く
- 灯油をこぼさない
というすごい特徴があります。
一旦使い始めたら、もう昔には戻れないという高性能灯油コック。

ポリタンクを横倒しにしたり、ちょうど良い高さに設置したりしなきゃいけないけど、その不便さを帳消しにしてしまう高性能アイテムなんだよ!
灯油用ポリタンクや、ポンプをしまっておく専用ボックスが便利!
基本的には、赤や青のポリタンクと、ポンプさえ持っていれば石油ストーブに給油することは可能なのですが、意外に困るのが灯油用ポリタンクを置く場所。。

ポリタンクを家の中に置くことが出来なくて外に・・・ってなっちゃうおうちもあるのだけど、外に置いとくといろいろ問題が起こるのだ。
一番ヤバいのが、ポリタンク自体の劣化や、タンクやポンプの汚れ。。
ポンプが埃などで汚れてしまうと、、その汚れが給油の時に石油ストーブのタンクに入ってしまう事に。。

いずれにしても、プラスチック製品のタンクや、ポンプを野ざらしにはしたくないよね。。
そんな時に役に立つのが・・・灯油用ポリタンクをしまう事が出来る大きなプラスチックケース!
その中でも、山猫が灯油ストーブのポリタンクやポンプの保管用としておすすめするのがこれ!
天馬 大きく開くコンテナー140L チャコールグレー

↑は、18リットルのポリタンクが4個入るコンテナだよ。
20リットルのタンクだったら3個入るのだ。

結構大きいね!
もっと小さいのはないの?
TENMA(天馬) 大きく開くコンテナー 95L チャコールグレー

こちらは18リットルのタンクが2個収容できるタイプのコンテナだよ。
プラスチックのコンテナは、いろいろな商品が売られているのですが、山猫がこの商品をおすすめする理由は・・・開口部が下の方からがばっと開く構造になっている点。

灯油を買ってきた時ってね。。タンクに18リットルの灯油が入っているわけで、結構重たいのだよ。

女性やお年寄りの場合は、ポリタンクを高く持ち上げるのは大変な作業なのよね!
このコンテナは、入り口が低いから、私でも簡単にポリタンクを入れる事ができるよ!
という事で、ここまでが灯油を買ってくる前に準備しておかなくてはいけないもの・・・いよいよ次章から灯油の買い方を解説していきます!
灯油の買い方~灯油を買う手順 解説します!~
そもそも灯油はどこに売ってるの??
実はいろいろな所で灯油は売っています。
・ガソリンスタンド ・・・ 私の知っている限り、灯油を売っていないガソリンスタンドは見た事がありません。
ほとんどのガソリンスタンドでは、ガソリン、軽油の他に、灯油も売っています。但し、灯油は自動車用の給油スタンドとは別の場所にあります。(※大概は端っこの方にあります。)
でもスタンドの店員さんに、灯油が欲しいのだけど!
と言えば案内してくれますし、たとえセルフのスタンドでも、使い方がわからないと言えば一緒にやってくれます。
次からは一人で使えるように、店員さんの動きをよく見ておきましょう!
・ホームセンターやスーパー ・・・ ホームセンターやスーパーでも灯油を売っている店があります。
危険性を考慮しているのか、建物から離れた場所に、ポツンと給油スタンドがある場合が多いですね。係員の方がいる店もあります。
・灯油売りの巡回販売・・・寒い地方は、冬になると、灯油を売ってまわる巡回販売車が登場しますよね。
慣れてくると、家の前に灯油タンクを出しておけば、給油してくれたりするので楽なのですが、初心者にはちょっと敷居が高いのです。最初は遠慮しておきましょう。
山猫がお勧めするのは、ずばり、給油をしてくれるガソリンスタンドです。(最初は給油をしてくれるスタンドが良し!。
もし家の周りは、セルフのスタンドばかり!という場合は、店員さんに手伝ってもらいましょう。
最初から一人でやって、灯油を盛大にこぼしてしまうと、、後が大変ですから!!)

最初にセルフのスタンドで給油した時はドキドキしたよ!
ガソリンスタンドで、灯油を買う時の頼み方
ガソリンスタンドの店員さんへの頼み方ですが・・・
「灯油をください!」と言えば、後は全部やってくれます。
ポリタンクを見せて、「18リットル欲しいです!」と言えば、入れてくれると思いますよ。。
基本的に、ガソリンスタンドの店員さんはプロなので、間違えないと思いますが、
石油ではなく、灯油と言った方が良いと思います。間違えて違う油を入れられると後が大変なので・・
灯油はこぼれると臭いが落ちません!車のシートにこぼれないように・・・
灯油を購入するときは、自動車で行く場合が多いと思います。
その場合は、シートの上にポリタンクを載せるのは避けて、後席足元に置くことをお勧めします。
後は、こぼれるのを防ぐために、ポリタンクの蓋をしっかり締めておくのも重要。
意外と蓋が緩んで帰る途中でこぼれてしまったりします。
灯油をこぼすと匂いがついてしまいますから、走り出す前のチェックは入念にしておきましょう!
最初は、有人のガソリンスタンドで入れてもらって、スタンドの人の動きを観察してください。
慣れてきたら、セルフのスタンドや、ホームセンターでも、自分1人で給油できるようになりますよ!
付録:灯油のポリタンクから、石油ストーブのタンクに灯油を入れる手順
せっかく買ってきた灯油も、石油ストーブのタンクに移さなければ意味がありません!
ここでは、電動のポンプを利用して、ポリタンクから石油ストーブのタンクに移す例を解説します。
といってもそれほど難しい話ではないのですが。。
使用するのは電動式のポンプなので、あまり難しい事は考えなくてOK!
↑の画像のようにポリタンクーポンプーストーブのタンクをセットしたら、後はスイッチを入れるだけ。自動的に灯油が給油されます。
給油の終わりですが・・・オートストップ付きのポンプを使用している場合でも手動で停止することをお勧め!

オートストップは便利だけど、今まで失敗して灯油をこぼしちゃった事があったのだ。
という事で、基本は、石油ストーブのタンクについているインジケーターをよく見て、タンクが一杯になったかどうかを判定します。
ほとんどの石油ストーブ用タンクには、タンク内の灯油の量を見ることが出来る窓が付いています。灯油を給油するときは、この窓をじーと見て、窓の場所まで灯油がたまってきたら、ポンプをOFFにします。

ちょうど↑の写真は、灯油がいっぱいに入った状態だよ。

まだ少し灯油は入るけど、あんまりギリギリまで灯油を入れる必要はないのだ。。
手動でポンプを止めるのなら、オートストップ機能は意味ないのでは?と思うかもしれませんが、そんな事はありません!
うっかり、窓を見ていなくて、タンクが一杯になってしまった時でも自動的に給油が止まってくれるので、安心機能としてオートストップが付いている事はメリットがあるのです。
灯油はどこで買うのが安いの?
ガソリンスタンドや、ホームセンター、スーパーや移動販売で購入できる灯油。。
同じ地域だったら、そんなに値段は変らないのでは?と思ってしまいますが実は結構違います。

どこで買うのが安いのかな?
必ずしもすべてにケースで当てはまるわけではないのですが、、、
移動販売車は比較的値段が高い事が多いです。まあ家の前まで配達してくれるわけですから、こちらから買いに行く必要のあるGSやホームセンターより高いのは仕方がないのですが。。
実は一般的には・・
- 灯油は、セルフのガソリンスタンドが一番安い!場合が多いのです。
ただ・・・場所によってはホームセンターやスーパーの方が圧倒的に安いケースもあります。

私の住んでいる地域では、ホームセンターの方が安いよ。
どのくらい違うのか、近所で灯油を販売している所をいくつか回ってみたのですが・・・
(2021年11月20日の価格)
・最高値(105円)セルフのガソリンスタンド
・最安値(93円50銭)ホームセンターの灯油販売売り場
と、一般的に一番安いと言われているセルフのGSが高くて、ホームセンターの方が安いという結果に。

1リットルで11円50銭も違うなんてびっくりだね!
なぜ、ホームセンターの方が安かったのか?と考えると・・・
多分、このホームセンターは灯油で儲けようとはしていないのだと思います。
逆に多少赤字になっても、ホームセンターのお客が増えるのなら良いと考えているのかもしれません。

このホームセンターは灯油代を店内レジで支払う必要があるから、どうしても店内に入るんだよね。
そして、店内に入ったら、なにかしら買い物しちゃう可能性が高いのだ。
実は、このホームセンターの灯油が安いのは今年に限った話ではなく、、去年も周りの店より安かったのです。それまで、そのホームセンターは使っていなかったのですが、灯油が安いという噂を聞いて買いに行って・・・その後は灯油関係なく、そのホームセンターを使うようになったのです。
だから、そんなユーザーもいると思えば、ホームセンターで安く灯油を売るのは意味があるのかもしれません。。

もちろん、私が勝手に考えたことでお店に聞いてみたわけではないんだけどね。。
と言うわけで、灯油の値段は、お店によってかなり変わります!
灯油を購入するのに慣れてきたら・・・どの店が安いのか探るのも良いと思いますよ!!
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まとめ
今回は、石油ストーブの燃料「灯油」の買い方の記事でした。
最近は、灯油禁止のアパートが増えたり、電気の暖房が普及したり、意外と灯油を買ったことがない!という人が増えている事が分かりました。
でも、石油のストーブは、暖かいし、災害時でも使える(石油ファンヒーターは除く)というメリットがあります。
昔ながらの石油ストーブは、上に鍋を置いて、煮込み料理も出来ちゃいますしね!
そんな、石油ストーブを使うために必須なのが、燃料の「灯油」を買う事。
この記事では、灯油を買ったことがない人向けに、どうやって灯油を買うのか?という内容で記事を書きました。
この記事が役にたって、灯油が買えた!という人が一人でも出たらいいなと思います。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
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