(この記事の最終更新日は、2020年3月10日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
今日の話題は、組紐(くみひも)。
組紐というのは、細い絹糸や綿糸を編んで織りあげた紐の事で、奈良時代から伝わっている日本の伝統技術なんです。
日本伝統の工芸品と言うとものすごく敷居が高い感じがするね!
確かに、お着物の帯締めに使われるような正式な物はちょっと難しいけど、簡単な物なら子どもでも楽しめるのよ!
確かに、映画「君の名は」でも、出てきたなあ。
でも、あれってミサンガとは違うものなのかな?
実は、この前見に行った「天気の子」にも登場しているわ!
確かに見た目は、ミサンガと似てる物があるわね。
そのあたりも含めて説明しようかしら。。
という事で、新たな疑問。組紐とミサンガは何が違うの?
という所から話を始めていきたいと思います。
組紐とミサンガの違い
組紐
組紐は、奈良時代から伝わる日本の伝統技術。
お着物の帯締めに使われていたり、仏具や巻物の紐(飾り紐)として使われてきました。
組紐は、編み方の種類が非常に豊富。大きく分けると3つに分かれます。
それが
・角打ち紐:四角形に編まれた組紐だそうです。
ただ山猫は四角形の組紐と聞いてもピンときませんでした。一体どんな形なのかな?
・平打紐:リボン状の平たい組紐です。
組紐と聞いてまず連想するのは、この平打紐か次に紹介する、丸打紐かなと思います。
編みこまれた模様が美しいですね!
組みひもって、こんなにきれいなんだ!
最後に紹介するのが、
組紐は、細い糸を集めて、束ねて作られています。いろいろな物を結ぶという意味で、組紐は縁起が良いと言われています。
ミサンガ
ミサンガは、ポルトガル語であるが、もともとの意味は「ビーズ」で、紐の物はミサンガとは言わないそうです。
日本ではサッカーのJリーグが始まったころに、ブラジル人のサッカー選手がつけていたのものを「ミサンガ」と呼ぶようになり定着したようです。
ただ、ブラジル人サッカー選手がつけていた、糸を編んで作られたものは、バイーアにある BomFim(ボンフィン)教会の周辺で売られている Fita (フィタ、リボン・ひも状のもの)であることから、フィタもしくは、そのままボンフィンと呼ぶのが一般的だそうです。
組紐とミサンガの共通点
日本の組紐は、細い絹糸や、綿糸を編んで作られているのに対し、ミサンガは、刺繍糸を編んでいる点が異なりますが、色のついた糸を編んで模様を作るという点は同じ。
ミサンガにも、平らに織られたものや丸く織られたものがありますので、物によっては似ているものもあります。
和装に使う高級品はちょっと違いますけどね。。
組紐やミサンガを簡単に編めるプレートが売っています。
組紐やミサンガ。編めると楽しいですよね。
お友達へのプレゼントにもいいですし、趣味としても悪くありません。
でも、ここでちょっと問題が。。
組紐やミサンガの編み方は、簡単なものから複雑な物まで千差万別!難しい編み方になると、どの紐をどう編んでいけばいいのか、、、
素人が手を出すのはとても難しくなってしまっているのです。
でも、今日ご紹介する、組ひもプレートを使えば、難しい組紐も簡単に作る事が出来るのです。
実際、我が家の子ども(まだ小学生です。)は、
最初だけ手伝ってあげただけで、10本の組紐を一人で最後まで仕上げる事が出来ました!
山猫が買ったのは、ハマナカさんが販売している、組ひもプレート(平編み)です。柔らかいスチレンボード?に、数字やら英文字やらが書かれています。
どのように編めばいいかは、説明書を見れば簡単に分かるようになっています。
例えば⑤→5 と書いてあったら、⑤に掛かっていた紐を5の場所に移動せよという意味になります。
後は説明書の通りに紐を移動していくだけで自動的に編みあがるという仕掛け。
いつの間にか編みあがった紐が下に伸びていくのです!
この組ひもプレートの注意点は、使う紐の太さに気を付けなくてはいけない点。
組ひもプレートは柔らかい素材で出来ているので、多少紐が細くても、太くても大丈夫なのですが、あまり太い紐を使うと、だんだん緩くなって使えなくなってしまいそうです。
ここは、おとなしく、推奨品の糸を使った方が良いと思います。
ちなみに山猫家が使っているのは、推奨品の中にあった、コットンノトックという製品。
価格もあまり高くないので、趣味で遊ぶのならこのくらいで十分かなと思います。
組ひもプレートのバリエーション紹介
山猫が買った組ひもプレートは、平打紐(リボンのように平らに編める)でしたが、丸打紐が雨たり、ミサンガ仕様の物があったり、結構バリエーションがあります。
山猫も買った、平編みタイプの、組ひもプレートです。
ハマナカ ミサンガプレート H205-590
プレートの大きさ以外は、組ひもプレートと同じような気がするのですが。。
使ってみたら違いが分かるかもしれませんね。
丸打の組紐が作れる、組紐プレートです。
こちらもミサンガ仕様が!でもやっぱり大きさ以外の差はよくわかりませんでした。。
いったい何がちがうのかな?
まとめ
今回は組紐が簡単に編める、組ひもプレートを紹介しました。
あまり知られていなかった組紐を一気にメジャーにしたのが、新海誠監督の「君の名は」と言う映画でした。
実は、現在公開中(2019年8月15日に追記)の新海誠監督の最新作「天気の子」でも、組紐が出てきます。
物語の流れには直接影響はしないのですが、君の名はの主人公二人のその後を伝えているのかも・・・
これ以上はネタバレになってしまうので言えませんが、映画の最後の方にチラっと出てくるので注目です!
正直なところ、山猫は編み物が苦手。。
リリアンですら失敗するほどですからかなりの重症です。
そんな山猫でも、この組紐プレートは何とか使えて、キレイな組紐を作る事が出来ました。
あんまりお裁縫得意じゃないから作れないなーと思っているあなたでも、
この組ひもプレートだったら、作れるかもしれませんよ!(作れるとは言っていない。。)
どの組紐プレートも数百円で買えますので気軽に挑戦できます!
~今回ご紹介した商品はこちら~
以上最後までお読みいただきありがとうございました。
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