(この記事の最終更新日は、2020年3月10日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
この記事を書いているのは2019年3月27日。
もう桜が咲いてもいい時期ですが、山猫の住んでいる静岡県中部では、つぼみが固いまま。
例年よりも暖かい冬だったのに、、桜の咲く時期はいつもより遅い気がします。
なんででしょうねえ。。
さて、ようやく春が来て気持ちの良い季節になりましたが、もうすぐやってくるのが「梅雨」・・・すぐに湿気の季節が来てしまいますよね。
梅雨の時に困るのが、洗濯物が乾かない問題!
雨が続くと、どうしても部屋干しになってしまいます。。
湿気の季節に部屋干しをすると、乾きが遅くて嫌な臭いがしたりいい事がありません。。。
もちろん、最近はやりの浴室乾燥機などが付いているご家庭なら問題ないのですが。。。
山猫家は、そんな便利アイテムが無いし、高価な機械を買う余裕もないので、
なるべく、安価で、コスパが安くて、効果が高い!
という夢のようなアイテムを求めてしまいます。
そんな都合の良いアイテムあるのかな?
部屋干しの洗濯物を乾かす。コスパを考えれば「サーキュレータ」が1番!
サーキュレータとは何かと言うと、室内の空気を循環させる機械。
見た目は扇風機とよく似ていますが、扇風機が、扇風機の近くにいる人に風を送る目的で作られているのに対して・・・
サーキュレータの風は、なるべく遠くまで届く空気の流れを作って部屋全体を空気を動かすのが目的。
なんでそんな事が出来るのかは、謎なのですが。。
アイリスオーヤマ サーキュレーター 静音 固定 ~8畳 ホワイト PCF-HD15N-W
いろいろ、洗濯物乾かすグッズを使ってきた山猫ですが、サーキュレータが一番コスパが良いように感じます。
そもそも、洗濯物が乾くとは?
そもそも洗濯物が乾くとはどんな状況なのでしょうか?
洗濯終了後、当たり前ですが、洗濯物は濡れています。つまり水分を含んだ状態ですよね。
洗濯物が乾くとは、一言で言うと、、
「洗濯物に含まれている水分が、空気に移動した」
という事。洗濯物の水分がこの世からいなくなったわけではありません。。。
つまり、洗濯物を早く乾かしたいのなら、なるべく空気に水分が移りやすい状況を作り出してあげればよいわけです。
空気は、ある程度の水分を含む事が出来るけれど。。
空気は簡単に書くと以下の特性があります。
・空気に含ませられる水分量は、気温が高いほど多くなる。・湿度が高い状態とは、すでに空気中に水分が多く含まれている状態。
この三つの特性を覚えておくことが大事。
洗濯物を乾かすには、洗濯物の周りに、まだ水分を取り込むことが出来る「乾いた空気」がある事が大事なのです!
暖房をつけるのも効果があります。
空気の特性上、気温が高くなると、より多くの水分を含ませる事が出来るので、暖房をつけてあげると乾きが早くなります。
でも、この方法は、冬はまだいいのですが、梅雨時や夏には使えませんよね。。
ただでさえ蒸し暑いのに、その上暖房をつけるとは!
しかも、暖房は電気代が安くないので、ちょっと使いにくい方法なのです。。
冬に雪が降る地域は、暖房と除湿器やサーキュレータ―の組み合わせがおすすめだよ!
除湿器を使う。
洗濯物を乾かすには、空気中に含まれている水分の量を減らして、洗濯物の水分を空気に移す余地を与える事が大事。
そういう意味では、除湿器で、空気中の水分を減らしてあげるのも効果大です!
除湿器にはいくつかの方式がありますが、コンプレッサー式は、空気を温めないので、梅雨時や夏場でも大活躍。
予算に余裕があったら、除湿器とサーキュレータ―の併用をお勧めしたいですね。。
除湿器の問題点は、除湿した水をためる為のタンクが必要なため、本体が結構大きな物になる点。
もう一つの問題は、電気代がサーキュレータよりも多くかかるという点でしょうか。。
※除湿器とサーキュレータのコラボは以下の記事で詳しく解説しています。お時間のある方はどうぞ!
サーキュレータを使うとなぜ洗濯物が早く乾くか?
サーキュレータは、部屋の空気を攪拌しているだけなのに、なぜ洗濯物が早く乾くのか?
それは、洗濯物の表面を意識するとわかります。
濡れている洗濯物は、洗濯物に含まれている水分を、周りの空気に移動させます。
そうなると、洗濯物の周りの空気は、水分を目いっぱい含んだ状態になってそれ以上水分を取り込めない状態になるわけです。
その状態では、いくら待っても洗濯物が乾きません。
だって、洗濯物の周りの空気はもう水分を取り込めないのですから。。
もちろん、部屋の空気はゆっくりと移動していますから、少しずつ洗濯物の周りの空気も変わっていって洗濯物が乾いていくのですが。。
でも、これだと洗濯物が乾くまでにものすごい時間がかかってしまうのです。
そこで登場するのが、空気を攪拌するのが専門のサーキュレーター。
洗濯物の周りの空気をどんどん入れ替える事によって、洗濯物の周りに比較的乾いた空気を送り込むのです。結果的に乾燥が早くなるというわけ!
サーキュレータを使う最大のメリットはコストパフォーマンス。
ファンを回しているだけなので、消費電力がすごく低いのです。
試しに、代表的なサーキュレータである、アイリスオーヤマ サーキュレーター 静音 固定 ~8畳 ホワイト PCF-HD15N-Wの消費電力を見てみると、
消費電力:50Hz:静音/12W、中/22W、強/31W;60Hz:静音/11W、中/21W、強/29W
全力で使っても、31W!
一日6時間使っても、電気代は5円くらい。
(電気代は条件によって異なるので参考程度)
一方、除湿器をフル稼働させたらどのくらいの消費電力になるかと言うと、
シャープ プラズマクラスター除湿機 コンプレッサー方式 衣類乾燥・消臭 除湿量~7.1L/~18畳 ホワイト CV-G71-W
という機種の消費電力は、、
- 消費電力:最大約270W
もちろん常に最大電力で動く事はないのですが、サーキュレータよりもかなり消費電力が大きい事が分かります。
おすすめサーキュレータ
サーキュレータは、部屋干しの乾燥以外にも、冬の暖房の効率アップや、夏の冷房の効率アップ。
部屋の換気。押入れの換気など、かなり幅広い用途に使用できます。
あまり推奨される使い方ではないかもしれませんが、夏、冷房のない部屋に冷気を届ける為隣の部屋からサーキュレータで風を送るという使い方もあります。
という事で、部屋の広さで選ぶのが正解なのですが、、
山猫がお勧めするメーカーは、アイリスオーヤマさん。
最高の製品!とは言えないかもしれませんが、価格が安い割には、十分使える性能が魅力です。
サーキュレータの問題点
サーキュレータを使えば、洗濯物が乾く時間は圧倒的に早くなるのですが、それでも問題点はあります。
それは、あまりに湿度が高いと洗濯物を乾かす効果が小さくなるという点。。
空気は取り込むことが出来る水分の量が決まっている。。
という事は、あまりに湿度が高い状態だと、すでに空気の中は水でいっぱい。
いくらサーキュレータで攪拌しても、水分でいっぱいの空気がぐるぐる回るだけという事になってしまうわけです。
湿度が100%になったら、これ以上空気に水分がうつらないって事だね。。
あれ?湿度100%だと洪水になっちゃうんじゃないの?
だって、周りはみんな水よ???
ちょっと脱線しましたが、湿度100%になると、洪水になってしまうわけではありません。。
この件につきましては、以下の記事で詳しく解説しています!もしお時間がありましたら覗いてみてね!
という事で、あまりに湿度が高くて、いろいろな物がペタペタしてしまう状況の時は
・サーキュレータ+除湿器または
・サーキュレータ+エアコンの除湿機能
を併用するのがお勧めです。
エアコンの除湿機能だけでもよいのではないか?
と思う人もいると思いますが、サーキュレータを併用して、乾燥した風を洗濯物の周りに送る事で、洗濯物の乾燥スピードはものすごく早くなるのです。
まとめ
今回は、湿気の季節のたよれる相棒。サーキュレータの紹介でした。
洗濯物が乾かない時の匂いってなんであんなに嫌な匂いなんでしょうね。。
正直な所山猫はあの匂いは勘弁してほしいです。
サーキュレータの本体価格は、安い物であれば2000円~3000円くらい。
本体も大きくありませんから納戸の中で場所をとる事もありません。
洗濯物を乾燥させる以外にも使い道は幅広いですから、一台準備しておくと、きっと役に立つと思いますよ!
~今回ご紹介した商品~
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
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