(この記事の最終更新日は、2020年4月30日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
今回は、災害時の必需品「グローブ(手袋)」について!
地震などの災害が起こった時にグローブが必要なのかな?
地震はもちろん、台風などの災害が起こると、大活躍するのが「軍手」に代表されるグローブ。
いろいろな物が壊れたり、倒れたり。。
ガラスの破片など尖って危険なものがある、災害後の世界では、素手で作業するのはとっても危険なのです。
壊れた柱や壁から釘が飛び出てても不思議じゃないよ!
もちろん、木の柱だってとっても危険。。
折れた木材の端が鋭く割れている事は珍しくないですよね!トゲも出ているかもしれません。
という事で、防災用に「作業用の手袋」を準備することはとっても大事なのです!
この記事では、作業グローブの代表「軍手」の問題点と、山猫がおすすめする、災害時に強いグローブを解説します。
作業用手袋の代名詞は「軍手」ですが・・・耐久性に難ありです!
荷物を運んだり、がれきを片づけたり、そんな時に活躍するのが、「軍手」
ちなみに「軍手」とは、「軍用手袋」の略。
ちょっと起源を調べた所、、最初に、軍手が登場したのは、江戸時代末期。素手で鉄砲を触ると、鉄砲が錆びてしまうから手袋をし始めたようです。
最初の由来が手の保護ではないというのはちょっと面白いですね!
その後は、軽作業用として「軍手」は爆発的に普及したよ!
作業用手袋として、広く使われている軍手。。
市販の防災セットを見ると、ほとんどの防災セットの中に「軍手」が入っています。
でも、軍手を使っていて、軍手が破れてしまったり、編み目の隙間から細い物が刺さったりしたことないですか?
メリヤスの軍手は、耐久性と言う点は、ちょっと物足りないのです。
(※メリヤスとは、綿や絹をよく伸縮するように編んだもの)
しかも、綿で出来ている軍手は、雨に濡れると、重たく、すべりやすくなってしまいます。
災害時、大した被害が無くて、動かす物が少しであれば、軍手でも問題ありませんが、、いろいろな物が割れたり、倒れたりした場合は、「軍手」の耐久性のなさと、防御力の弱さが前面に出てきてしまうのです。
山猫がおすすめする、防災用グローブ!!!
ようやく、防災用グローブのおすすめ品の紹介だね!
今回は、いろいろな種類の防災用グローブを紹介していきます。
値段も安い物から高いものまで。。
もちろん、高価なグローブを沢山揃えてもよいのですが、、防災グッズは、グローブだけではないですよね!
グローブ以外にも揃えなくてはいけないグッズが沢山あるのですから、グローブだけに、お金を掛ければいいというわけではありません。
自分の家や周りの状況。どんな作業が必要になるか良く考えて選んでいただけたらと思います。
Level 0 軍手(すべり止め付き軍手)
さんざん、軍手は耐久性が心配!と言ったのに、いきなり軍手をお勧めするとは?と頭に「?」マークが浮かんでしまうかもしれませんが。。。
汎用性という点では、軍手はとっても優秀。
危ない場所での作業の少ない子どもは、安価な軍手でも十分かもしれません。
もちろん。大人用の予備品として、軍手はあった方が良いアイテム!
災害時は、軍手が傷む場面が多いし、洗濯ができない場合もありますので、多めに備蓄しておく事をお勧めします。
Level 1 ニトリルゴム コーティンググローブ
ナイロンやポリエステルを編んだグローブにニトリルゴムをコーティングしたもの。
摩耗に対する耐久性が高いのと、グローブ自体が薄いため、グローブをしたまま細かい作業が出来るという特徴があります。
実は、山猫が普段の作業で一番使うのがこのタイプ。
薄いわりに耐久性が高く、細かいナットを装着したりする場合も、手袋を取らずに出来る場合があります。(素手にはかなわないので、小さい部品の場合は、手袋を取らなくてはいけない場合もありますが。。)
この手のグローブはいろいろ試してきたのですが、、、一番気に入っているのがこれ!
近所のホームセンターでは結構高かったのですが、、アマゾンで買うと、10組で2000円くらい(2019年12月)
1組 200円でこの性能なら文句なしです!
Level 2 : 皮グローブ(薄手)
ゴルフ用グローブに近いと言えば、想像できる人が多いと思います。
牛皮や豚皮を使用した作業用手袋。
耐久性は、ニトリルゴム製よりも上。キッチリサイズを選べば、手にぴったりフィットするのも魅力の一つ!
皮の手袋。かっこいいよね!
ゴムの手袋と違い、熱に強いという点もメリットの一つ。屋外で火をおこす際は、皮手袋があると安心です。
ただ、皮の手袋にはちょっとした弱点が・・・それは水がかかると硬くなってしまう事。。
最近はかなり改善されて来てはいますが、基本的に洗濯ができないのが弱点です。
Level 3: 消防用皮手袋
最後にご紹介するのは、消防隊や救急隊が使用している「消防用手袋」
ちょっと大げさではないかな?
場所にもよるなあ。
付近の集落に古い家が多かったら、この手袋に立つかもよ!
そっか。。復旧作業が大変な場所では、このくらいしっかりした手袋が必要なのか。。。
非常に信頼性が高い、このグローブですが、、全員分このグローブを準備するのは、ちょっとやりすぎ。
でも、地域の復旧作業の中心になりそうな方だったら、準備しておいて損はないと思います。
災害に強いグローブ ~まとめ~
今回は、災害時の必需品「手袋」についての記事でした。
一口に災害用グローブと言っても、安価な軍手から消防用グローブまで、種類も使い道もいろいろ。
家族構成や、家の築年数。周囲の状況、ハザードマップの状況、いろいろな事態をイメージして、必要な手袋を選んでおきたいですね!
~今回ご紹介した商品~
最後までお読みいただきありがとうございました。
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