(この記事の最終更新日は、2020年3月12日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
さて、今日の話題は大雨の時の必須アイテム「レインコート」です!
もちろん、避難グッズはほかにもいろいろ必要なのですが、、、
レインコートを軽視しているお宅が多いなあと感じるのです。
もちろん、大量の避難グッズが必要なわけですから、レインコート(雨合羽)はなるべくコンパクトで、簡単な物が良いと考えるのもわかるのですが、、、
・災害はいつ起きるか分かりません!もちろん雨天や荒天を避けてはくれません。
(そもそも洪水の危険があって避難するときは、大雨が降っている可能性が高いのです)・雨天時の避難はかなり過酷。しっかりしたレインコートが必要です。・避難時の基本は目立つ事!山猫のおすすめ雨合羽を紹介します。
薄いビニールのポンチョ。本当に大雨の時役に立ちますか?
防災セットを買うと入っているのは大体↑のようなレインコート(ポンチョ)。
もちろん防災セットによってはもっと良い物が入っていたり、そもそも入っていなかったりするわけですが、、
この手の雨合羽は、大雨の中の作業や避難では「完全に力不足」なんです。
大雨の時の避難。大切なのは「濡れない事」
ちょっと想像してみるとわかるのですが、、大雨でずぶ濡れになると、そのあとが困ります。
平時であれば、ずぶ濡れになっても、暖かいお風呂やシャワーを浴びて、新しい服に着替えればよいわけですが、、災害時は違います。
そのまま、濡れた服で一晩過ごさなくてはいけないかもしれないのです。
これ、想像しただけでかなりきついと思いませんか?
暑い季節であれば、まだ何とかなるかもしれませんが、、寒い季節にずぶ濡れになりながら避難したら、、そのあと大変な事になるのは目に見えています。
では、防災用のレインコートに求められる性能は何でしょうか?考えていきたいと思います。
防災用レインコートに必要な性能!
この記事では、大雨が降っている状態での避難や、屋外での作業に適したレインコート(雨合羽)を考えたいと思います。
1.しっかりと全身をカバー ポンチョタイプは、下半身が濡れます。
まず第一に考えなくてはいけないのが、頭の上から足元までしっかりとカバーしている事。
コンビニなどでも売っているポンチョタイプは、基本、足はカバーしていないので、靴やズボンは濡れてしまうのです。
もちろん。弱い雨であったらポンチョタイプで良いのですが、、、
そもそも弱い雨だったら避難する必要もないのです。
いろいろな状況があって、100円ショップのレインコートでも役に立つ場合もあるかもしれませんが、いろいろな状況にまんべんなく対応するためには、しっかりと全身をカバーするレインコートをお勧めします。
2.雨を防ぎ、汗を放出する。透湿性能が悪いレインコートは濡れていないのにびちょびちょに。。。
レインコートの大事な性能は、防水性・・・どれくらい雨などの水を通さないか!?
という性能です。防水性の弱いレインコートは論外。。
だって水が入ってこないように着ているのに、水が簡単にしみてしまうレインコートでは意味がないですよね。。。
そしてもう一つ大事なのが、「透湿性能」。
これは何かと言うと、汗など、体から出てくる水分を外部に放出する機能なんです。
この透湿性能が良くないレインコートを着ていると、雨は防いでいるはずなのに、服はびちゃびちゃという悲惨な事が起こるのです。
汗が出ても、レインコートの外に出て行けず、レインコートの内側に溜まってしまった状態なのです。
これでは、何のために、レインコートを着ているかわかりませんよね。。
でも、透湿性能と防水性能の両方を持っている繊維?(布?)は作るのが難しい。だって、
防水:水分が入ってくるのを防ぐ
透湿:水分を外に出す
という相反する二つの要素を実現しなくてはいけないからです。
防水透湿素材として有名なのが、ゴアテックス (Gore-Tex)。非常に性能の高い防水透湿素材です。
なんと発表されたのは1976年(結構古いですね。。。)今でも超高性能の防水透湿素材として、登山用品などに使用されています。
ちなみにゴアテックスの性能は・・・
耐水圧は 45,000mm 以上
透湿性は JIS L1099B-2 法で測定され 13,500g/m2/24hrs
というとんでもない値。。
なかなかゴアテックスを超える性能の素材は出てきません。。
じゃあ、ゴアテックス (Gore-Tex)を使ったレインコートを買えばよいのか?
とお思いになる方もいると思います。もちろん、ゴアテックスの雨合羽を買える方は良いのですが、、
正直、ちょっとお高いのです。
登山が趣味で、何日も山にいますよ!という方にはおすすめですが、防災用としては、ちょっとやりすぎな感じがします。。。。
3.色は目立つ方が良い。雨の夜の避難では、どこにいるかわかることがとっても大事。
防災用のレインコートは、色も大事!とにかく目立つ色が良いと思います。
災害時の避難は、視界が良い場合ばかりではありません。
少しでも目立つ色であれば、動いているだけで、遠くから視認できますので、とにかく目立つ色をお勧めします。
でも、いくら目立つからと言って、「オレンジ色」を選ぶのはちょっと避けた方が良いかなと言うのが、山猫の意見。
だって、「オレンジ色」のしっかりしたレインコートを着ていると、消防関係の人に間違われそうですからね。。
山猫がおすすめする雨合羽(レインコート)
では、今まで上がった3項目に注意しながら、山猫が選んだのこのレインコート
フナハシ 安全レイン イエロー LL 超軽量 透湿 レインウェア 《胸、背中、脚、腕に反射材付き》
反射材をこれでもか!というぐらいちりばめて、視認性を高めています。
このレインコートの特徴は・・・
・目立つ色を中心に5色展開
・サイズは、なんと13種も!!いろいろな体形、身長の方に対応しています。
・耐水圧は、10000mm。これだけあれば、かなりの強雨でも水がしみてくることはありません!
・透湿度は2000g/m2・24h ゴアテックスに比べると透湿度は少なく感じてしまいますが、これだけの透湿度を持っていると、透湿性のないレインコートとの差は歴然。
このレインコートの価格を考えると、かなりコストパフォーマンスが高いと山猫は考えています。
・これだけの性能で、価格は、6000円~7500円(2019年7月アマゾン価格)。
レビューも良い評価が多い所を見ると、このレインコートを気に入っているのは、山猫だけではないようです。
まとめ
今回は、主に防災に役に立つレインコートをご紹介しました。
でも、別に防災用だけでなく、普段の生活に使っていただいて全く問題ない。。
むしろ使ってほしい品質です。
(平時ではちょっと目立ちすぎますが、雨の日は視界が悪いですからね。。安全のためにも目立つ色がおすすめです。)
サイズもかなりの種類がありますので、家族全員の分を準備しておくことをお勧めします。
~今回ご紹介した商品はこちら~
以上最後までお読みいただきありがとうございました!
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