(この記事の最終更新日は、2021年6月30日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
このブログを書いている山猫は、文房具(ステーショナリー)が大好き!
今日の話題は、鉛筆をナイフで削れるの???というテーマ。
決して戦後まもなくの話ではありません。
山猫が子どもの頃は、ナイフで鉛筆を削るのはごくあたら前の光景だったのです!
先日、小学校でなぜシャープペンが禁止なのか?というテーマでネチネチと書いたところ。。
鉛筆を、ナイフで削れるのですか?という声や、どんなナイフが鉛筆削りに適しているのすか?とか、カッターナイフで削ろうとしたけど、指が痛くて。。とか、いろいろな声が聞こえてきました。
意外と、鉛筆削りに思い入れ?がある人が多いのでびっくりですね。。。
今日は、管理人の山猫の鉛筆削りの歴史について、語っていきます。
それほど変わった遍歴ではなくて、ある程度以上の年の方だったら、すごく普通だと思うでしょうし、ある程度以下の年の人だったら、全然知らない世界と思うかもしれないですね。。
この記事は、ほとんど昔話です。それでもいいよ!という方は是非続きをご覧ください!
小学校の入学セットに小刀が入っていた!
山猫は、1970年代中盤の生まれですので、小学校入学は1980年位。この頃は子どもにナイフを持たせない運動がさかんだったらしく、都会の小学生は、小刀を持っていなかった可能性が高い時期です。
でも、山猫が通っていた田舎の小学校では、普通に小刀が支給(親が購入?)されていました。
どんな、小刀だったかと言うと、、
こんな感じの物でした。結構分厚い刃のついた小刀で、鉛筆を削るだけでなく、木工工作では大活躍でしたね!
普段は、鞘に収まっていて、使うときに鞘を外して、ガリゴリ使うという物でした。
今では、子どもが刃物なんか持って危ない!と言われるのでしょうが、当時は、全く問題はなかったと思います。
子供どうしのけんかでも、小刀を向けるような事は、記憶にありません。
そんなわけで、学校にナイフを持ってくる事自体は何の問題もなかったので、もう少しかっこいいナイフを持ってくる人も現れました。
鉛筆を削るのなら肥後守
肥後守と呼ばれる、折り畳み式のナイフですね!
シンプルなのですが、折り畳みができる機構と、シャキーンと展開できるその仕組みにあこがれた男の子も多い商品でした。
永尾駒製作所:昔なつかしいナイフ 肥後の守 青紙割り込み 特大
山猫も、鉛筆削り用に筆箱に入れていた記憶があります。
鉛筆を削るためなら、切り出し小刀でもよかったのですが、折り畳みができるし、なんかかっこいいという、男の子的な理由でしたね。。
まあ、、男の子はかっこいいのが好きだからね。。
でも、さすがしっかりした刃物だったので鉛筆は良く削れました。
その当時から、カッターナイフと呼ばれる、刃が折れるタイプのナイフが市販されていたのですが、、
エヌティー カッター A型 A-400GRP-R グレー&レッド
鉛筆を削るのは、小刀や肥後守の方がやりやすいのです。もちろん、カッターナイフでも削れるのですが、、もっとも違うのが刃の峰の厚み。
鉛筆を削るときに、親指で刃の峰を指で押さえるのですが、カッターナイフは、とても薄いので、指で押さえる部分が安定しないし、また長時間使っていると指が痛くなってしまうのですよね。
後は、刃に重さがないので、安定しないという問題も。。カッターナイフは刃を研ぐ必要がないため楽ではあったのですが、、、
もちろん、鉛筆削りも市販されていました。
さすがに、山猫が小学校時代には、手動式の鉛筆削り機や、電動鉛筆削り器が市販されていました。
家には鉛筆削り器があるという家庭の方が多かったかもしれません。
でも、小刀で、鉛筆を削る子どもも結構いましたよ。
特に学校では、小刀で鉛筆を削るのはとても普通の光景でした。
慣れてくるとすごく早く削れますしね!
ナイフで鉛筆を削るのって役に立つの?
ほとんどの人には、ナイフで鉛筆を削れるメリットはないかもしれません。多少、手先が器用になるだけかな?
でも、色鉛筆はナイフで削ったほうが良いのです。
芯の柔らかい色鉛筆はそもそも鉛筆削り器だと芯が折れやすいですし、芯の削り方も円錐状に削るのが良いわけではなく、描きたい物によって芯の削り方を変える必要があるので、いろいろな形に鉛筆を削る事が出来るナイフの方が適しているというわけです。
そんな時、鉛筆をナイフで削れるかどうかは大きな分かれ道。実際、美術大学の学生さんの大半は、ナイフで鉛筆を削っています。
今はナイフで鉛筆を削る機会はあるの?
山猫は、ちょっと絵をかいたりするので、今でも鉛筆をナイフで削ります。
今使っているのナイフは、電工ナイフと呼ばれる物。
本来は電気工事に使う物なのですが、結構便利でいろいろな物を切ったり削ったりするのに使っています。
電工ナイフにもいろいろあるのですが、山猫が使っているのはこんなナイフ
汚いですねえ。。研いでいないのがばれます。。
HOZANとうメーカーのちょっとクラッシックなデザインのナイフです。
横に新品の鉛筆を置いてみたので、なんとなく大きさがわかると思います。かなりがっしりとしたナイフで、鉛筆を削るには十分。ちょっと研いであげるとスパスパ削れますよ!
ちなみに、写真の鉛筆を軽く削ってみました。(あまり上手くはないので恥ずかしいですが。。)
こんな感じに削れます。
ちなみに、刃の大きめのナイフを持ち歩くのは、軽犯罪法に引っかかる場合があるようです。
家で使う分には問題ないのですが、外出する際は、気をつけましょう。
まとめ
学校に刃物を持って行っていいなんて、信じられない!という人も多いと思います。
ただ、刃物を持っていたからと言って、それを人に向けて使おうという考えは浮かびませんでしたね。。
どんな道具でも、使い方を誤れば危険な物になってしまいます。
今の時代が、ナイフを持たせられないぐらい危険になってしまったと考えるべきなのかもしれませんね。。。
以上。今回は、山猫の昔話でした。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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