(この記事の最終更新日は、2020年5月15日です。)
こんにちは!山猫の雑記ブログ管理人の山猫です。(@yamaneko_solar)
さて、今回の話題は、冬の窓の結露対策です!
冬になると毎朝、窓ガラスとアルミサッシがびしょびしょ!
なんとかならないのかしら?
ほんと、、冬になると大変だよね。。
窓ガラスや、アルミサッシにびっしりと付く結露。。ほんと、困りますよね・・・
このブログをかいている山猫は、大学に入学してから、かなり長い期間、賃貸のアパートで一人暮らしをしていました。
その間、引っ越しは10回以上!!
なんでまた、そんなに引っ越したんだ?
学校卒業して、会社に入ったり、転勤繰り返したりしてたからね!
賃貸物件を、渡り歩いているうちに、気になったのが「窓ガラスやアルミサッシの結露」
面白い事に、結露が起きやすい家と起きにくい家があったのだ!
何にも対策しなくても、ほとんど結露が起こらない家がある一方、とにかく結露しまくりで、窓ガラスで発生した結露が滴り落ちて、そこら中カビだらけにしてしまう部屋もあり・・・
この記事は、そんな結露おこりまくりの部屋で、結露対策グッズを試し続けた山猫の記録となります。
※ 元も子もないのですが・・・もし、自宅をリフォーム出来るのなら・・・アルミサッシと窓ガラスを断熱仕様に交換することを強くお勧めします!
ほんとに元も子もないね!でも、それだけ結露対策は難しいって事だね!
そうなんだ!完璧に対策するのはとっても難しいのだよ!
そもそも「結露」って何?
冬になると、窓ガラスやアルミサッシに起きる結露。。
ヒドイ場合は、壁も結露でびっしょりという家もあるのです。
そもそも結露の「水」ってどっから来るの?
そうだね!結露の水がどこから来るかから説明しないとね!
冷たい飲み物を入れた「コップ」。しばらく机に置いておくと、コップの周りに水滴がついている事、、ありますよね! これが「結露」なんです。
これは見たことある!!
この水はどこから来たのかな?
えっと・・・コップの中の水がしみだしてきたのかな?
コップの周りについた水。。
この水は、コップの中の水が染み出しているわけではなく・・・
空気の中に含まれている水蒸気が冷やされて、目に見える水の粒になっているのです。
意味が分かんない!!
ちょっと難しい話なんだけど、なるべく簡単に順を追って説明するね!
空気の中には、水分(水蒸気)が含まれているのですが、空気の中に貯めて置ける水蒸気の量には限界があるのです。そして・・・
・暖かい空気・・・たくさんの水蒸気を溜めておける。
・冷たい空気・・・ちょっとしか水蒸気をためておけない
という違いがあるのです。
ふむふむ
冬でも暖房の効いた部屋は暖かいですよね!つまり部屋の中は「暖かい空気」なわけです。
この部屋の中で人が生活したり、お湯を沸かしたり、洗濯物を干したりすると、空気の中にどんどん水蒸気が溜まってきます。
でも空気が暖かいから大丈夫!たくさんの水蒸気が部屋の空気に貯まる事になるのです。
さて、一方、冷たい飲み物が入ったコップ。当然コップも冷たくなっていますよね!
そりゃそうだよね!冷たい飲み物が入っているんだから!
じゃあ、コップの周りの空気はどうなると思う?
うーん。コップが冷たいから、周りの空気の温度も下がりそうだね!
この、コップ自体が冷えたので、コップの周りの空気の温度が下がる!と言うのがポイント。
コップの周りの空気の温度が下がると・・・
・冷たい空気・・・ちょっとしか水蒸気をためておけない
という状態になるのです。
そっか、冷たい空気には、ちょっとしか水蒸気が貯められないから、水蒸気でいられなくなって「水」に戻っちゃうんだね!
そうなんだよ!空気の中に貯めきれない水蒸気は、目に見える「水」に変わるんだ!これが結露なんだよ!
じゃあ、窓ガラスの結露も同じって事なの?
結露がおこるときのポイントは、コップの中の冷たい飲み物によって、コップが冷やされたって事。
今の理屈を窓ガラスに当てはめてみると、、冬の冷たい冷気(外気)によって、窓ガラスやアルミサッシが冷やされたって事。
となるわけです。
なるほどー同じ理屈なんだね!
ちなみに、空気中の水蒸気の量は「湿度」という単位で表されるのですが、湿度についてもうちょっと理科的に解説した記事がこちらになります。
お時間がありましたら、是非どうぞ!
結露を防ぐ究極の方法は、窓ガラスやサッシの内側(部屋側)を冷たくしな事!
暖かな部屋の空気が、冷やされると「結露」が発生します。
つまり、暖かい空気が冷やされなければ、「結露」は発生しないって事!
つまり、窓ガラスやサッシの内側(部屋側)の温度が下がらなければ結露は発生しないという事になります。
まあ、これが難しいからみんな困っているわけですが。。
究極の目標は分かったよ!じゃあそろそろ対策について教えてくれるかな?
究極の対策は、窓ガラスを2重ガラスにして(2重にすることで、部屋側のガラスの温度低下を抑えることが出来る)断熱材がしっかり入ったアルミサッシにする(実はアルミという素材は冷たさを伝えやすい材質なのです)・・・
ですが、賃貸物件では、サッシを交換したりできないですよね。。
という事で、窓を交換しないで、かつ結露を押さえる対策をドンドン紹介していきますね!
赤ちゃんやペットに安心の日本製暖房機【ケノンヒーター】山猫の結露対策 レベル1 ~拭く、ワイパーでぬぐう~
結露に対して、ほとんど知識が無かった山猫・・・とった対策と効果を順番に解説していきます。
我が家の結露に気が付いてから、最初にとった対策が!!
_人人人人人人人_
> 雑巾で拭く <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
なるほど、結露で出てきた水分を雑巾で拭いちゃえって事だね!
ただ、一旦拭いてもすぐに結露は復活してしまいます。
いくら拭いても窓は冷たいままだから仕方ないんですけどね。。
そこで、投入したのが、結露を取るワイパー!
雑巾で拭くよりははるかに早く、結露を除去できるようになりました! 窓ガラスはひたすらワイパーを掛けて、アルミサッシは雑巾で拭く日々。。
でも、ちょっとさぼってしまうと、アルミサッシに溜まった水が溢れて大変な事に。。。
雑巾で拭くのも、ワイパーでぬぐうのも効果はあったよ!
でも、いくら拭いても結露は出来てしまうし、さぼるとすぐ水溜まりが出来ちゃうんだ。。
という事で、対策レベル 1は効果はあるけど、解決には至らずでした。。
赤ちゃんやペットに安心の日本製暖房機【ケノンヒーター】山猫の結露対策 レベル2 ~結露吸収テープを使う~
毎日、雑巾かけやワイパーをするのがめんどくさくなった山猫がとった対策がこちら!
柔らかいスポンジで出来た吸水テープを、窓ガラスの一番下に貼るという対策。
窓ガラスで発生した結露は、時間が経つと下に流れていって、アルミサッシ周辺に溜まってしまうのですが、このテープを張ると、スポンジ状の吸収シートに水が吸い込まれて、それより下に流れない。そんな理屈なのです。
でも、いくら水が溜まるスポンジでも、どんどん結露を吸い込んでいったら、最後に溢れちゃうのでは?
そうなんだけど、日当たりの良い窓だったら、昼間、スポンジに日が当たると、乾いてしまうんだ!
なるほどね!で、うちはどうだったの?
日当たりの悪い窓ではあんまり効果が無かった。。
常にスポンジはぐっしょりになってしまったのだ。。
では、まったく効果が無かったのか?と言われるとそんな事はありません!!
かなりの結露を吸い込んでくれるのは事実!
結露の程度にもよりますが、日中は日があたる窓で、結露は、明け方に起きやすいという家だったら、かなり効果あり!です。
一日中結露が取れない、日陰のまどだったら、雑巾やワイパーと、吸水テープを併用しないと厳しいです。。
山猫の結露対策 レベル3 ~アルミサッシの断熱も!~
結露対策をして気が付いたのは、結露は、窓ガラスだけでなく、アルミサッシでも起きるという事。
考えてみたら、ガラスよりもアルミの方が、熱を伝えやすい。つまり外の寒さの影響を受けやすいのだ!
山猫家も、ガラスはもちろん結露しますが、それと同じくらい、アルミサッシにも結露が起きていました。
でもアルミサッシに分厚い吸水テープは貼れなかったのだ。
薄い、吸水テープは貼れるかもしれないけれど、分厚い吸水テープとサッシは相性が悪い。窓を開けると、吸水テープがくっついちゃったりします。
という事で、アルミサッシには、吸水用スポンジではなく、専用の断熱シールを張ることにしました。
このテープを貼ってから、アルミサッシの結露はかなり軽減。
心なしか暖房の効き方も良くなった気がしました。(あくまでも感覚です!)
問題点としては、アルミサッシの表面すべてに貼れるわけではないので、どうしても貼れない部分が出来てしまう事。貼れていない部分には、以前と同じように結露が発生してしまう事。
まあ、貼れていないんだから仕方がないのですが。。
山猫の結露対策 レベル4 ~窓ガラスのプチプチを貼っちゃう~
ここまでやっても、まだ結露に悩まされているのなら、思い切って窓ガラスに保温シートを貼ってしまいましょう!
よく、梱包材に使う、プチプチの窓専用バージョンです。
(まあプチプチは、荷物が壊れないようにするもので、貼るものではないのですが。。)
窓にはるシートもいろいろ発売されているのですが、貼りやすさと効果は、プチプチタイプが一番!
ニトムズが発売している、ニトムズ 窓ガラス 結露防止シートは取り扱いも簡単で、しかも効果抜群なのです。
結露にも効果があったけど、部屋が凄くあったかくなったんだ!
暖房で温めた暖気が外に逃げていかないんだね!
弱点は、このシートを貼ると外が見えなくなってしまう点。
半透明のシートなので、明るさは感じる事が出来るのですが・・・
という事で、冬の間は外が見えなくても我慢できる!という方にお勧めです!
赤ちゃんやペットに安心の日本製暖房機【ケノンヒーター】まとめ
今回は、結露対策歴20年の山猫が送る、窓ガラスやアルミサッシの結露対策についての記事でした。
結露なんて、ほっとけばいつか消えるだろ?
とか思っていると、サッシの下がカビカビになって、かなりヤバい事態になるかもしれませんよ!
早めの対策。大事です!
根源的な話をすると、賃貸を借りる時は、冬日当たりの悪い部屋はやめた方がいい。
春、夏、秋は良くても、冬が辛すぎる。
日当たりの悪い部屋は、ちょっと家賃が安かったりするので、まあいいか!と思って日当たりの悪い部屋を選びがち。。
引っ越しは、太陽が高い所を通る「春」にすることが多いですから、気が付かないのですが、太陽が低くなる冬、ほとんど日が当たらなくなってしまう部屋がいっぱいあるのです。。。)
以上、結露で、カビだらけになる前に、しっかりと対策しておきましょう!!
~今回ご紹介した商品はこちら~
最後までお読みいただきありがとうございました。
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